健康浴泉
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
気がつけば東中野にいた
今日は家に帰って、そのまま酒でも飲んで寝るつもりでいた
履いていた靴下の青色につられ、福しんサワーが飲みたいとさえ考えていた
それなのに
「ゆずソーダ」
━━即ち、炭酸泉がゆず湯
この一言でアルコール中毒者のように、居てもたってもいられず駆け出していた
少々出遅れた21時半は予想以上の混雑
サウナ待ちこそないものの、まずロッカーがほとんど空いていない
着替えている人と空き待ちの人とが半々ぐらい
今さらカランの数が意外と少ないことに気が付かされる客入り
横並びでお喋りしながら体を洗う団体客がいた
彼らに遅れをとってはいけない
━━先んじて行動しないと、念願のゆずソーダは諦めなければいけないと思え
覚悟を胸に急いで体を洗う
なんとか団体よりも先に炭酸泉に向かうと、タイミングよく奥のベスポジが空く
ゆず湯は中に入れた柚子から保湿成分が出て、湯に少しトロミがつくらしいが、ここは軟水使用なので、元々トロトロのトゥルトゥル
違いがわからない
違いがわからないながらも、気持ちいいのは間違いない
このポジションは誰にも"ゆず"りたくない(柚子だけに)
20分近く浸かってしまい、さすがに気が済んだので、水風呂から2階へ
サウナは待ちスタート
少しヒリっとする熱は健在
持久力がない私でも10分以上入ってしまう
冬場は冷たすぎると感じる水風呂もサウナ直後では別世界
水風呂を出ると、脱衣所を抜け、階段で天国へ昇る
プラ椅子の一つにオットマンが備え付けてあった
これを使うと体を横たえた状態に近づく
それはつまり夢の世界へ近づくのと同じ意味
寝落ちを入り口として夢の中をうろつく
4セットいたが、あっという間に時間が溶けていった
帰りはお腹が空いたのでいつもの松屋で食事をする
終電近くの電車を降り、そのまま帰るつもりが、気がつけば福しんにいた
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