第二宝湯
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
ゴールデンウィークもいよいよ最終日を迎え、明日からいつも通りの日常に戻る
それと同時に人間界で密かに営業していたパンダ銭湯も終わり、パンダたちも元の場所へ帰っていく
せっかくだから最終日もどこかに行こうと笹の葉湯をやっているところを調べたら、第二宝湯がやっていたので歩いて向かう
歩いている途中に気がついたのだが、今日は日曜日
ここ最近、日曜日の夜は第二宝湯へ行っている
無意識に身体が第二宝湯へ向かうようになったのだろうか
到着すると笹の葉湯は今日もいい香りで沸いていた
本来、パンダしか入れないパンダ銭湯だが、やっと人間にも開放された
しかし私は知っていた
実はパンダは人間の銭湯に来ていることを
他の方は気づいてないようだが、色は違えど明らかに体型はパンダのようなお客さんを今まで沢山見てきた
パンダ銭湯コラボでパンダ達の秘密を知り、ピンと来た
━━だが、そのことに気づいてしまったからか、不思議なことが起こった
受付を済ませ、男湯の暖簾をくぐった時に見た腕時計は、確かに20時40分だったのだが、体を洗ったり、湯に浸かったり、休憩したりしていただけでいつの間にか21時半になっていた
ここに来る前に買っておいた900mlのイオンウォーターも既に半分以上無くなっている
今日のサ室は入り始めから4〜5人でローテしていたが、2セット目からはついに満員
さらに外では2人が待っていた
コンフォート寄りのコンディションだったから渋滞気味
シャワーを浴びて水風呂に向かいながら、それとなくサウナ利用の人を数えてみたがリストバンドをしている人が3人いた
こんなにサ室が混んだのは初めてだったので、以後、その疑わしい様子を湯に浸かりながら観察することにした
見ているとどうも新しめのお客さんが多いようだった
定員分の枚数しかないサウナ座布団をキープしたり、定員を無視して入ろうとしたりが散見された
そして何より待っている間、入り口の前で突っ立っていたことが気になった
ここは第二宝湯だ
お風呂も気持ちよく沸かされている
待ってる間、湯に浸かっていればいいのに、と浴槽の中で思っていた
サウナは2セットだけだったがいい汗がかけた
バイブラで泡立つ笹の葉湯をずっと眺めていたら、脳裏に緑色が染み付いたのか、湯上がりはトーインのソーダ水とメロンマーブルをいただく
いつも通り青リンゴでもよかったのだが、ソーダ水の方がより緑が濃くて惹かれた
ゴールデンウィークはぐうたらして過ごして、ジュースを飲んでアイスまで食べて…そのうち私もパンダになるのかも知れない
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