第二宝湯
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
「旅は帰る場所があるから楽しい」みたいなことを現代ホストの帝王が言っていたのを思い出したので、夜はホームと呼べる銭湯サウナに行こうと思った
昼までアチアチの本八幡にいたから帰ってきてまでわざわざ熱いところに行かなくてもいいと思い、第二宝湯へ
お店まであと少しの日大二高前まで来た時に雨が降り出す
夜静まり返った住宅街に雨が降る状況はなかなかに寂しい気分になる
少ししんみりし始めた頃に目に飛び込んで来た第二宝湯の灯りに心がホッとする
21時ころだったがいつもより幾分空いていた
浴槽には誰もいなかったので伸び伸びと贅沢に浸かるとさっきまで縮こまっていた心と身体はあっという間にほぐれる
のぼせてはいけないと思い、水風呂に場所を移す
温度計はないが恐らく表示よりも体感の方が冷たいであろうタイプ
思い切ってエイっと肩まで浸かると冷たいがゆっくりと入っていられる
ラベンダーの香りが充満するサ室は優しい熱だが発汗はよい
午前と同じくらいか、もしくはそれ以上に汗が流れる
TVで流れ続けるバラエティ番組をくだらないなと思いながら、なんだかんだ滞在時間が長くなる
熱さを求める人にはぬるいと感じるかもしれないが、無理なく座り続けられ発汗もよいのは素晴らしい
お湯、サウナ、水風呂とこの銭湯は温度感がいつ来てもちょうど良いと思うのだが、脱衣所の休憩スペースもまた同様だと今更ながら思う
扇風機による風は銭湯に限らずサウナでは一般的なものだと思うのだが、ここの風が一番気持ちいいように感じる
サウナは1セットの時間が15分ほどと長くなり、結果2セットのみだったが、温冷交代浴も併せて90分ギリギリだった
いつもとは違うサウナに行って非日常を楽しむのもいいが、こうして日常の中にいいサウナがあるのも素晴らしい楽しみだとしみじみ思う
どちらもあるからこそ、それぞれより楽しめる
そんなことを考えさせられた今日一日だった
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