サウリーマン

下茹×2
サウナ×4(爆風ロウリュ×3)
水風呂×4
外気浴×4

拷問に近い爆風ロウリュと豊富な外気浴スペースのあるお店

数年ぶりに湯之市に行ってきました。
施設に入ると昔とはうってかわってサウナを全面に押し出した掲示物がある。
以前はサウナとしては物足りなさを感じる地元に愛されるスーパー銭湯という感じであったが、現在は玄人サウナーも多く存在する施設に生まれ変わっていた。

サウナ室は20人強は入れる施設となっておりオートロウリュがある。
オートロウリュの時間を確認しサウナ室へ入るとサウナ室前にあるパトランプが光輝いている。
サウナ室でパトランプがある場所は見たことがない。
オートロウリュの時間帯はパトランプが光輝き多くの玄人サウナーが蛍光灯に群がる蛾のように続々と集まってくる。
それと反対にビギナーは危険を察知し、サウナ室から退避し始める。

なんなんだこのサウナ室はという不安を抱きながらサウナ室へ入場。
サウナ室の設定自体は至ってシンプルなものだが、問題はやはりこのオートロウリュである。
一般的なオートロウリュは1～2分程度行われるだけだが、ここは5～10分近くの間行われ続ける。
なにより圧巻だったのは送風機が設置され絶えずオートロウリュ中熱風が体を貫くことだ。
熱さよりも痛みが先行してくる。
熱さに爪を隠してじっと耐えるサウナーの姿はサウナに祈りを捧げる敬虔なサウナ修行僧である。

この修行を乗り越えた先には極楽浄土(水風呂)が待っているのだ。

修行を終えた私は極楽浄土(水風呂)でクールダウンを行う。
その後露天風呂に移動し待っていたのは20近くのととのい椅子と寝転びスペース。
ととのいスペースでは悟りを開いた方々の群れ。
私も彼ら同様に寝転びスペースで悟りを目指す。
柔らかな風が私を撫で、無事悟り(ととのい)を開くことができた。

総括
東名厚木健康センターや川崎のゆいるなど激しいオートロウリュを求める方には絶好の施設である。
施設としてもサウナに振り切り新しいサウナーを獲得のための努力が見受けられる。
厳しい修行(オートロウリュ)の末に悟り(ととのい)を得たい方にはぴったりの施設と言えよう。

TTNE監修のラグジュアリー系サウナ
とにかくおしゃれを求めた施設！

サウナ(18分)×3セット
水風呂(2分)×3セット
プール(1分)×3セット
外気浴(8分)×3セット

入った瞬間に大磯のS-WAVEを感じさせるインフィニティプールが眼前に広がる。
サウナ下は海を思わせるブルーの電飾でおしゃれに照らされている。
S-wave同様に男女でデートで来るのに適した施設と言える。
もし男性１人で来ることを想定しているのであれば女性と来ることを強く勧める。
(そんなの関係ないという猛者もいると思うが)

私が入っていた3回ともサ室温度は80℃となっており、普段入るサウナよりかなり低温に感じた。(初心者もターゲットユーザーだと思われる)
その為負担ではあり得ないサ室の長時間滞在をしなければ深部体温が上がらないように感じた。
改めて強調しておくがここは男女のデートスポットと言える施設の為、全くサウナに入ったことの無い方も数多く存在する。
その為、開始30秒でギブアップする者も多く扉の開け締めが通常のサウナ室の5倍程度となる為、なかなかサ室内の温度は上がらない。
しかしここはそれで良いのだ。
ここを経験した初心者が最寄りのサウナに入ることに繋がればサウナの地位向上にも繋がるはずだ。
そんな広い心を持てればととのえるハズ。
(私がととのったかどうかはこの場で明言する気はない)

改めて「ととのい」とは周りの方の協力もあって、成り立つものなのだと気づきを得ることが出来たサウナであった。

追伸
とにかくおしゃれ！！

噂のケツ焼きを体感しに。

下茹(岩盤浴)×3セット
サウナ×3セット
水風呂×3セット
外気浴×3セット

ロッカーキーを渡され男湯に入るが自分のロッカーが見当たらない。
辺りを見回すとなにやら怪しげな階段が。
ここか？と思いながら急な階段を登るとようやくロッカーを発見。

体を浄める前にまずは導線確認。
サウナ室はここで、岩盤浴はここで、水風呂はここで…。
あれ…？整いスペースはどこだ？
すると目にしたのは露天風呂への入り口。
露天風呂の横にはなにやら、これまた激しい角度の階段がある。
階段をみる限りは最近増築したように見受けられる。

導線の下見、体を浄めたところでいよいよ岩盤浴での下茹で。
なるほど、じっとりと温かい低温サウナという感じである。
ほどよく温まったところで本命のサウナへ。

なるほど、これが噂のケツ焼きか。
確かに下にタオルをひかなければ熱くて座れない。
しかしなんでこんなに熱いんだ？
気になってベンチ下を覗いていると常連のお兄さんから「ここ、熱源が上と下にあるんです」と教えて頂いた。

なるほど！！
それならこのケツの熱さも理解できる。
それにしても熱源がサウナ室内に２つあるのは希に見るが、上下であるとは新しい！！
これならばあぐらをかいて足を温める必要もない。
普段以上に足が温まったところで水風呂と外気浴へ。
水風呂はぬるめの18度。
心地よすぎてつかりすぎてしまう。

外気浴の為、二階へあがる。
扇風機も稼働しており、外気も入ってきて心地よい。
普段外気浴スペースにはあまり見ないテーブルもあり、テーブルに頬杖をついて整い！！

狭いスペースを増築を繰り返しながら客が満足するよう努力を感じる銭湯でした。

余談
看板犬のミニチュアダックスのももちゃんに癒されます。