ドシー五反田
カプセルホテル - 東京都 品川区
カプセルホテル - 東京都 品川区
ばぁでぃー
まずはじめにドシー五反田の1階、外気浴スペースについて説明。
●
〇 ●
〇
これがととのいイスのフォーメーション。
●がインフィニティチェア。
5月最終の日曜19:45、
しとしとと雨が降り注ぐ中、
キャッチの誘惑をすり抜けドシー五反田着。
受付を済ませ、例によって監獄じみた廊下を降りる。
気分はソーナに収容されたマイケルスコフィールド。
まぁここは監獄ではなく楽園だが。
服を脱ぎ、体を清める。
ここのアメニティはナチュラル、ミントな香り。
大自然に囲まれた気分になる。
早速1セット目。
箱には3人。直前にセルフロウリュされたに違いない熱気。
7分ほど温まり、15℃ウォーターピラー。
お待ちかねの外気浴だ。
先程説明した通り、ここはインフィニティチェアを
2つ備えている。
1番奥に座り、フィッティング調整。
目の前はコンクリートの柱。
うっとりしながら目を右へ流す。
「ばぁでぃー」
なんてことない看板。
向かいのレストランの赤い看板。
「ばぁでぃー」
これはひらがなでなくてはならない。
ひらがなになるべくしてなった。そう感じた。
「バァディー」でも「birdie」でもない。
ひらがなだからこそ、
コロナ禍、無機質な東京の夜に和らぎをあたえる。
2セット目は1段目へ腰掛け、中盤で2段目へ移動。
しっかりと汗をかき、
10℃ウォーターピラーへ。
ここでポイントだが、しっかりと温まっても
10℃は冷たい。それほどの凄みがある。
そこで、10℃を浴び、アンビエント(A)へ。
この行程が重要で。10℃→アンビエントは
飴と鞭。ドーパミンはドバドバだ。
2度目の外気浴は右のインフィニティチェア。
清掃用具と壁のみのなんとも色気のない光景だが、
こちらには枕がある。心地よい。
3セット目、2段目にて体育座り。
やはり体育座りが最強の姿勢。
しっかりと温まり、10℃→アンビエント。
最後の外気浴はやはり1番奥、インフィニティチェアへ。
「ばぁでぃー」
ここだ。ここが定位置。違いない。
ギリギリまでサウナを楽しんだせいか
すでに20:40。時間が無い。
火照りながら服を着る。
外に出ると、雨はあがっていた。
さっきドンキホーテで買った
ビニル傘に出番はなかった。
心地よい夜風が汗ばんだ肌を撫でる。
とぼとぼと御殿山へ歩く。傘の要らない道を
歩いた距離 1.2km
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら