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Yuchan

2021.10.19

1回目の訪問

サウナ飯

ととのう、上野の空の下


正直ナメていた。
イキタイ件数はしきじに次ぐ2位。
『サ道』でその名が知られすぎたこともあり、
どこか足が遠のいてしまっていた。

一昨日、ふと予約フォームを眺めていると
19日17:00 △1 となっていた。
この時間であればちょうど北欧カレーを
味わうにも丁度いい。
そんな未来が見えたため迷わず予約してしまった次第。

当日14:00。アメ横をぶらつく。
履いていたスウェードシューズを磨いてもらい、
最近すっかりハマってしまったカレー作りのための
スパイスを買い込む。

北欧に挑む準備は整った。
16:50到着。6Fのフロントで料金先払い。
館内着とタオルセットをとって、ロッカーで着替え、
簡単に館内を下見する。
5Fに喫煙室、食堂。7Fがサウナ。

浴場に入ると、さすが予約で制限しているだけあって人は少ない。
ここ最近で1番冷え込んだ日だし、
ドゴールの湯でじっくり下茹でする。
すっかり日没も早くなり、
間接照明の柔らかな光が心身共にチルい。

17:26に入ると、どこから現れたのか。
3段目まで人人人。なんのことかと思えば、
スタッフがアウフグースの準備を初め出した。
丁寧な説明の後、早速アロマ水が注がれる。

お香のような、オリエンタルな香りがサ室に充満する。
2回目はタールというスモーキーな香り。
どちらもたまらなく好みだ。
100℃超えのアウフグースは、
最下段でもさすがの発汗力だ。

水風呂は13℃くらい。
30秒で飛び出す。なぜなら、今日は寒いから。
そして狙い目はもちろん、3つ並んだあのイス。
幸運にもど真ん中を陣取ることが出来た。

個人的に、北欧の外気浴の特等席はここだと感じた。
目の前のドゴールの浴槽、間接照明、斜め上には上野の空。
ラグジュアリーホテルのプールと言ったら
言い過ぎかもしれないが、それに近い極上な空間だ。
なにより、サウナがあるし。

2セット後は食堂でオロポと北欧カレー大盛を。
王道の欧風。じっくりと炒め、
煮込まれたであろう玉ねぎの甘みがたまらない。

30分ほど食休みして、もう2セット。
若い集団客が騒いでいることだけがネックだったが、
彼らの来世をミジンコにしてくださいと神に祈れば
その苛立ちも収まった。

帰り際、ショーケースにあった
北欧マスクも買ってしまった。
へそ曲がりを気取っておきながら
結局は僕もミーハーなんだと、
やるせない気持ちで帰路についた

北欧カレー×オロポ

鶏肉、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ。 じっくりと煮込まれた優しい味のカレー。

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  • サウナ温度 105℃
  • 水風呂温度 13℃
36

Yuchan

2021.09.25

1回目の訪問

○│○│


大阪に住む友人との邂逅。
新宿三丁目のエピタフカレーを堪能し、
珈琲タイムスでひと休み。
中央線で向かった先がここ、楽天地スパだ。

錦糸町という街はとにかく危ういムード。
個人的な主観でしかないが、
この街は常に一触即発な雰囲気。
何かが勃発したことはまぁないのだけど、
楽天地スパに到着するとどこか安心してしまう。

時間に縛られずゆっくりくつろぐため、
フリーのコースで入店。
時刻は15:30過ぎ、
16:00のロウリュをキメるのにちょうどいい。

体を清めた後は、時間調整のため源泉で下茹で。
地下650mから汲み上げているらしい。
650m下の地底からこのビルの9階まで
源泉がせっせと登ってきてくれていると思うと
なんだか面白い。

15:56に入ると、たちどころに満室。
汗のにおいが漂い、むさ苦しい息づかいが方々から聞こえる。
これだけの人々が皆“熱波を浴びたい”
という共通の意思の元、
蒸されながら待っているのもまた面白い。

ロウリュが始まった。
溢れんばかりのサウナストーンが敷き詰められたikiストーブに、アロマ水をたっぷりとかけるスタッフ。
室内が広いため、程よい熱気がじわじわとやってくる。
下茹でを長くしすぎてしまったかもしれない。
一巡目で飛び出してしまった。

水風呂は15℃くらい、深めでとても良い。
1分ほどで窓際へ。
楽天地のととのいイスはちょっと特殊だ。
出窓に黒くて柔らかいマットが置かれているので
椅子に座ってからそのマットに脚をのせられる。

しっかりとあまみも出ている、良いサウナだ。
外の天気は曇りで、白と灰色が視界を覆う。
すっきり晴れているのもいいけど、
真っ青な空よりこっちの方が落ち着くかもしれない。

右に目をやると、マルイとJRAの大きな看板が見える。
マルイってどうして○│○│なんだろう。
至極どうでもいいことを考えながら、
感覚の世界へ没入していく。

3セット終えた後はハンモックに揺られながら微睡む。
高階層サウナは横浜のスカイスパ、
通称天空のアジト、マルシンスパが有名だ。
楽天地スパはというと、施設全体が小綺麗で
サウナ水風呂外気浴、あがった後も充実の設備。
まさに“楽天地”に相応しい。

今夜は何を食べよう。
Chilldspotの『dinner』でも聴きながら、
ゆっくり考えよう。カレー以外ならなんでもいい

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 15℃
27

Yuchan

2021.09.24

1回目の訪問

粗い解像度


大家族モノのバラエティをよく目にする。
祖母や母なんかはその豪胆な暮らしぶりを見て
「やだやだ〜」なんて言っているのがしばしばだし、
なんだかんだ楽しんでいるのだろう。

ことサウナに関しても、大家族モノがある。
オリエンタル系列だ。
サウナマップを取り入れるとGoogleマップが
真っ赤っかになるのだけど、
上野御徒町付近はそれが顕著に見られる。
サウナ激戦区ということもあるが、
その半分以上はオリエンタルが占めているのだから驚きだ。

さて、僕にとって3つ目のオリエンタル。
残すは1だけだけど、何となく2の雰囲気が好きで
中々開拓まで食指が動かなかった。
今日も2に行くつもりだったけど、
これまた何となく途中で見つけてしまったので
フラっと吸い込まれてしまった。

大体は系列で似たような造り。
ただ、ここは浴場が地下だ。
入るなりものすごくモワッとした熱気と湿気。
身体を清め、早速サ室へ。

3段目に腰掛ける。中々の湿度だ。
3分ほどして、オートロウリュが始まる。
アウフグースをくらってるかのような、
全身がピリピリくる熱さ。
たかが機械にここまでやられるとは、凄い。
何とか耐え抜いたが、トータルで7分ぐらいしか
いれなかったと思う。

出てすぐにお湯をかぶって水風呂へ。
オリエンタルの温度だ!
相変わらず抜群な冷水。
もちろんロッキングチェアも。
2脚しかないのに座れてしまう空き具合も、
3の魅力かもしれない。

兄弟は得てして見てくれで判断されるものだ。
お姉ちゃんが可愛い、弟がイケメン。
オリエンタルも、シルキーシングル擁する赤坂の
小綺麗で洗練された美男ぶりに思わず目がいってしまうかもしれない。

ただ、人もラーメン屋も定食屋も、もちろんサウナも。
見た目だけで判断できない良さがあるのは当然のことだ。
天井に描かれた千羽鶴はあまりに粗い解像度だったけど、
思えば整っている時なんて身も心もぼんやりするものだし
それぐらいアバウトでいいのかもしれない。

『オリビアを聴きながら』を、聴きながら
ゆっくり大井町へ向かう。
四季があるのは日本の大きな美点だけど
こんな気温がずっとだったらいい。本気でそう思っている

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 14℃
30

Yuchan

2021.08.21

1回目の訪問

I like it


最近は仕事で時間がとれず
心の余裕が無くなっていたこともあり、
サウナイキタイを中々更新していなかった。
それでも毎日スマートステイSHIZUKU大井町に
通ってはいたが、義務的な側面が強くなっている気がした。

これまで山手線沿いのサウナばかりだったので
たまには足を伸ばそうと麻布の竹の湯へ。
御殿山から六本木行きのバスに乗り、三ノ橋で降りて徒歩5分。
閑静な住宅街の中に煌々と照るネオンライトが見えた。

番頭でロッカー用のカード、タオル、サウナキーを受け取る。
950円。2時間を過ぎると追加料がかかる。
利用者が9人おり、サ室の定員4人なので注意してくれという。

浴場には大きな船、入口頭上には海を泳ぐ魚のアート。
湯船、水風呂共に黒々としており、
バイブラで泡が勢いよく弾ける様は禍々しさを覚える。
体を清め、早速サウナ室へ。

運良く上段に座ることが出来た。
息苦しさはなく、湿度もとても良い。
時刻は丁度21:00になり、J-WAVEの
TIME AND TIMEが始まった。
蒸されながら瞑想する男たちの中、
若い女性パーソナリティの声だけが聞こえる。
なんだか面白い絵面だ。
思えばラジオを流すサウナというのは初めてかもしれない。

96℃で10分蒸され、水風呂へ。
武蔵小山の清水湯もそうだが、
黒いブクブクはどうも冷たそうには見えない。
ただ、温度表示は15℃になっている。
入れば納得。バイブラも手伝い、しっかり冷たい。

外気浴は体をよく拭いて脱衣所の椅子へ。
扇風機の風が極上のととのいへ誘ってくれる。
太もも裏にはしっかりとあまみ見られ、僥倖だ。

僕の中で感動が起きたのは、3セット目のことだった。
42℃の黒湯で下茹でしていたこともあり、
6分で汗だく。出ようとしたその時、
デバージの『I like it』が流れ出した。
これまで何度聞いたか分からないほど好きな曲だ。
サ室の中でラジオは初めてだが、
好きな曲を聞けたのも当然初めてだ。

脱衣所でこの上ない幸せを噛み締め、
帰りがけに挨拶してきた従業員(中々強面のおじさん)に「水風呂最高でした」と返す。
「そりゃよかったです!また来てください」と。
そりゃ行くしかないよな、また

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  • サウナ温度 96℃
  • 水風呂温度 15℃
25

Yuchan

2021.07.28

1回目の訪問

水曜サ活 歩いてサウナ

スマートにレイドバック


19:30に仕事が終わり、ラーメン二郎へ。
最後尾の人に
「今日もう終わりみたいです」と言われ、
家で粛々とカレーを貪り、
怒りのサイクリングへ繰り出した。

前から上野の方も気になっていた
Smart Stay SHIZUKU大井町。
結論から言えば、何故これまでここに
来ていなかったのだろうと後悔してしまった。

線路沿いを駆り、到着したのは21:00前。
2階のフロントで女性店員にレクチャーを受ける。
精算機で先払い。1時間800円。
400円のオロポを頼めば30分延長も可能らしい。
中々のコスパだ。アメニティも充実している。

今年4月にオープンしたばかりで、
何もかもが清潔感に溢れている。
浴場に入ると、先客は3人ほど。これは穴場だ。

身体を清め、早速サウナへ。
といきたいところだが、冷感シャンプーを
洗い流す際にデリケートな股間に直撃。
早々にHPを削られてしまった。

サ室は6人がMAXとの注意書き。
だが、いるのは僕だけの貸切状態。
2段目角、体育座り。いつものスタイルだ。
サウナマットはよくあるオレンジではなく、
フカフカした高級感漂うものを採用している。

まるで毛足の短い犬の上に座っているようだ。
そして新しい施設特有の匂い。
新築の友達の家で遊んでいる時に
友達がトイレに行き、犬と僕だけが
ソファに座っているタイミングのような。
お招きされてはいるが、どこか落ち着く感覚。

100℃丁度の高温設定、7分もすれば蒸し上がる。
汗を流して水風呂へ。
18℃で水流もないため、
今回は羽衣を楽しむことにしよう。

外気浴は4脚あるととのいイスへ。
よくある白のスタッキングチェアだ。
新しさを誇示するかのような
MADE IN ITALYのステッカー。
浴槽のふちに足を乗せ、感覚の世界に没入。
抜群のととのいへ誘われてしまった。

オートロウリュはどうやら15分に一回らしい。
優しげなシャワータイプ。
100℃に高湿度、かなりの熱さを楽しめる。

Smart Stay SHIZUKU
文字面だけでも十分な清涼感だが、
名は体を表すとはこの事だと実感した。
例えるなら、デビューしたばかりの清純派若手女優。
エネルギッシュなイメージも持ち合わせているな。

帰り道。
おろしたての水風呂Tは汗で少し湿っていた。
いや、自転車で浴びる爽やかな夜風の前では
そんなちっぽけな不快感は関係なかった。
Doja Catの『Ain't Shit』、
レイドバックは加速する

歩いた距離 3.2km

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 18℃
38

Yuchan

2021.07.27

2回目の訪問

歩いてサウナ

戸越銀座温泉

[ 東京都 ]

Gravity Free
16.April 2014


マイフェイバリット銭湯サウナ。
今日はここに泣きつくことに決めていた。
というのも、冷房病で体調が優れないからだ。
外に出れば暑い、中にいれば寒い。
人生、我儘が尽きないな。

これは持論だが
“医者に行かなければならない傷病以外は
全てサウナで治る”
正直、真理だと思っている。

オフィスから1歩も出ていないこともあり、
自宅から片道1.6kmはいい運動でもある。
夕飯を済ませ、戸越銀座温泉に着いたのは20:30だ。

先週とは違う浴場に入ると、
富士をバックに船で航海する七福神の大きな絵が。
これもナカジマさんの作品だな。
Gravity Freeと書かれている。
波打つ水面に見えるのは、雲海なのかもしれない。

体を清め、早速サウナへ。
セッティングは恐らくもう一方と変わらない。
94℃、絶妙な湿度で呼吸が辛くない。
相変わらずいつ交換するのか分からない
びちょびちょのサウナマットだけは難点だが、
じっくり蒸され、水風呂へ。

18℃バイブラ、体感ではかなり冷たく感じる。
肩まですっぽり浸かれるのもgoodだ。
僕はいつも天井を見上げながら、
後頭部まで浸かるようにしている。
その方が、冷えを行き渡らすには効率がいいからだ。

外気浴は大きな楕円形の内湯、奥のふちに座る。
ふと周りを見渡すと、○ばかりだ。
内湯は楕円だし、サ室の窓も○、洗い場の鏡も○。
この視覚的効果が、柔らかな印象に一役買っている。

3セット中、2階外気浴スペースに座れたのは
タイミングが悪かったこともあり、最後の1回のみだ。
植木を背に、都心で楽しむ青空外気浴。
何とも甘美な響きだ。

よく見ると、こっちは露天が黒湯か。
細かいところまで拘ったサービス精神。
サウナ込で750円、
イオンウォーターを含めても900円は破格だな。

全く持って余談だが、本日デビューした
SaunizmのPVCバッグが非常に優秀だった。
シャンプーとボディソープを入れて浴場まで
持っていったが、タオルで拭けば濡れることなく
またバッグに入れて持ち帰れる。
回し者でもなんでもないが、
ちょっとした感動を報告しておきたい。

日中降った雨の影響もあり、そこまで暑くない夜。
良い打ち水だったようだ。
リリースされたばかりのSIRUPによるカバー
『That's On You』を聴きながら歩く。
街灯だけが照らす、戸越銀座商店街を

歩いた距離 3.2km

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  • サウナ温度 94℃
  • 水風呂温度 18℃
27

Yuchan

2021.07.25

1回目の訪問

歩いてサウナ

焼きそばファンクション


長野から東京に戻り、家に荷物をおろすなり
すぐに御徒町へと向かった。
そう、実家から持ってきたグルカサンダルを
靴磨き専門店石塚さんで磨いてもらうためだ。
革が磨かれ、綺麗になる様は見ていて気持ちがいい。
それをすぐに身につけて出歩くのは尚更だ。

アメ横の店を一通りみてまわり、
高架下の「珍々軒」へ。焼きそばで腹を満たす。
今日のサウナはどこへ行くかは特に決めていなかった。
幸い、上野はサウナの選択肢が多い。
近いところにフラット入ることにしよう。
というわけで、リゾートオリエンタル上野だ。

先日はオリ赤で極上のととのいを味わったこともあり、
期待値は高い。オリエンタル2もよかったしな。
フロントに着いたのは20:00ほど。
90分コース、1000円。
なんと、赤坂の半額ではないか。

浴場はかなりコンパクトだ。
一本道、左手に浴槽、右手にシャワー、奥にサウナ。
分かりやすくて良い。
体を清め、早速サウナへ。

L字型の2段、最大で5人ぐらいか。
混み合う時は少し忙しなさそうだが、
幸運にも今日は空いている。
100℃、オートロウリュや、
設置された霧吹きでのロウリュも可能。
湿度はバッチリだ。
ぼんやりと女子バレーのケニア戦を眺めながら、
じっくりと蒸されていく。

水風呂は2人が限度であろうサイズ。
13.8℃。常に水が流れていて、かなり冷たそうだ。
“バイブラボタン”なんて、あれば押してしまうのはサウナーの性だ。
いとも簡単に羽衣は崩され、20秒も経てば
水風呂を飛び出してしまっていた。

身体全体、特につま先の当たりがジンジンとする。
奥にあるととのいイスにかけながら、
感覚の世界へ没入していった。
4連休で5回もサウナに行ってしまった。
タバコよりも酒よりも刺激的な快楽を得られる。
辞められるわけがないな。

この季節、サウナ後は 基本的に冷水で身体を洗う。
健康に良いかどうかは度外視で、
とにかく帰り道に汗をかかないために
身体を冷やしておきたいのだ。

1リットルの炭酸水を買って、
御徒町駅に向かう。
ハリー・スタイルズの『Sign Of The Times』を聴きながら、フワフワとした気持ちで歩く。
次はどこのサウナへいこうか

歩いた距離 3km

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 13.8℃
29

Yuchan

2021.07.23

1回目の訪問

プリミティブ


人はそれぞれ原風景を持っている。
春夏秋冬、海、山、野原、街。
人それぞれに思い浮かべる風景は違えど、
想起すれば、記憶の奥深くへ小旅行、
気づけば涙がこぼれ出してしまっていた。
なんてこともあるかもしれない。

サウナーには“サウナの原風景”があるのだと思う。
ホームサウナとはまた少し違うのかもしれない。
ただ、僕にとってはこの川中島温泉が
ホームサウナであり、サウナの原風景でもある。
サウナ、水風呂、外気浴、どのセクションにおいても
初めて味わったサウナの快感が、
僕の核となる部分からゆっくりと現れる。

上京してからすっかりご無沙汰となっており、
今回の帰省で久しぶりの再会となった。
気持ちとしては、単身赴任中の夫が
妻の元に帰ってくるといったところだろうか。
思い上がりすぎか。

祝日の金曜21:00、駐車場を見るだけで混んでいることがわかる。
受付にはいつもと変わらない顔ぶれ。
1人で少し照れくさい気持ちになりながら、
ロッカーキーを受け取る。
会員証を出さずに入るのは実に久しぶりだ。

脊髄反射に近い感覚で、僕は体を清めていた。
受け付けから洗い場まで到達する速度を競う種目が
あれば、恐らく銅メダルぐらいは取れるんじゃないかな。
そんなくだらないことを考えながら、
バッタリと出くわした友人と近況報告。
行けば必ず誰かいる。地元は最高だ。

そんなこんなでサ室に入ると、
改めてその広さに感動してしまう。
最上段に体育座り。
21:25になると、オートロウリュのライトが点いて
少しだけ風が出てきた。熱い。
5分間その状況が続くと、
スタッフがバケツを持って入ってきた。
アロマロウリュサービスだ。

よく見れば、サ室内にはオロポやサウナ飯のポスター。
少し来ないうちにテコ入れされたみたいだ。
サウナ施設としてのプライオリティを高めている。
益々人気になってしまうぞ、これは。

しっかりと蒸され、出てすぐのシャワーで汗を流し、
隣の水風呂へ。この動線、シビれる。
サウナ室と水風呂の広さは
比例関係になければならない。
その点も抜群だ。水深も深く、温度は18℃ほどか。

外気浴は外の畳で。浴場にはリクライニングチェア
があり、冬はこれが争奪戦なのだが、
夏は畳が争奪戦となる。

ゆっくりと、深く、息を吸い込む。
都内とは全く違う空気。
密度がなく、どこまでも吸い込めてしまえそうな、
抑圧するものが何も無い自由さがある。
何を言ってるんだろう。でもそんな気がした

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 18℃
6

Yuchan

2021.07.22

1回目の訪問

歩いてサウナ

純白でトリップ


10:00に新宿のサウナ物産展で
ステッカーやらマルシンスパのトートを手に入れ、
麺や翔で鶏塩拉麺を啜りながら、
今日のととのいについて考える。
高低差ありすぎて全身がキーンと
なるほどのサウナを探した結果、
赤坂のオリエンタルにロックオン。

到着したのは14:30ほど。
入り口ではsaunizmのグッズ販売が。
気さくなお姉さんに接客を受け、
saunizmオリジナルマスクと
防水のショルダーバッグを購入。

聞けば、シルキーシングル水風呂は
saunizmのプロデュースによるもので、
サ室3段目は新しくなったばかりだという。
ワクワクが止まらなくなってしまうな。
15時に受付、90分コース2100円。
ちょうど16時のロウリュを〆にもっていく算段だ。

天井には扇が描かれ、壁にはシックな木が
ウエハースのように連なっている。
和モダンを感じさせる造りだ。
日本料理のお店で流れていそうな
BGMは蛇足だと思ってしまったが。

体を清め、さっそく3段目に座る。
下からの間接照明はメロウだ。
ケンドリック・ラマーの『LOYALTY』、
ビルの屋上で歌うケンドリックの姿が頭に浮かぶ。
105℃、汗が滝のように溢れる。

シングルに真っ先に飛び込みたい気持ちを抑え、
まずは前菜がてら16℃の方へ。
こっちも十分冷たく感じる仕上がりだ。

ととのいイスはかなりあったが、
狙い目は2脚しかないロッキングチェア。
オリエンタル系列のセンスには脱帽だな。

シルキーシングルは白骨温泉を思わせる乳白色。
水面に膜を張るような湯気が見え、神々しい。
16:00のロウリュでじっくりと蒸してから
ダイブすることにしよう。

15:56になると、サ室は既に満室だ。
担当のマツモトさんがうちわロウリュを始めた。
赤団扇から放たれる風は穏やかながら、刺激的な熱さ。
ととのいはもうすぐそこだ。

芯まで熱を溜め込み、シルキーシングルへ。
この高低差を望んでいた。最高だ。
打たせ水ボタンを押す。滝行だな。
ロッキングチェアに揺られていると、
身体全体にアマミが。
鬼滅の刃で痣が発現した時のような全能感だ。

帰り道は目黒駅をぶらついて
たまたま見つけた目黒シネマに立ち寄った。
充実した休日の方程式は、サウナ×映画から成る。

テイクアウトしたエビフィレオが
やけにしょっぱかったのは、
サウナで五感が研ぎ澄まされるからだろうか。
幸せを詰め込みすぎてもダメか。
欲張り過ぎは注意だな

歩いた距離 2km

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  • サウナ温度 105℃
  • 水風呂温度 11.8℃,16℃
25

Yuchan

2021.07.21

1回目の訪問

水曜サ活 歩いてサウナ

戸越銀座温泉

[ 東京都 ]

ナカジマ 26.4.16


猛暑が続く日々だが、ここ最近は幸運にも
オフィスワークが続き、冷房の効いた部屋に
一日中閉じこもって仕事をしている。
四連休前日、今夜は比較的涼しくも感じる気温。
夜の散歩も兼ねて金春湯へいこう。

意気揚々と飛び出し、到着したはいいものの
サウナは5人待ち。そこまで待ってはいられない。
ちょっと足を伸ばして、先日遊び歩いている時に
見つけた戸越銀座温泉に向かった。

受付で番頭さんに
「ちょうどサウナが今1人空いたので、
追加料金250円です。」と言われ、
タオルとサウナキーを受け取る。
グッドタイミングだ。

浴場から眺める壁には、富士山を望む海岸の絵。
左下、「ナカジマ26.4.16」の文字。
帰り際に番頭さんに聞いたが、
これはナカジマさんというお客さんが
描いてくれた絵だという。
7年が経って所々剥げている様は、
火山灰が降り注ぐディストピアな雰囲気を醸している。
もちろんナカジマさんの本意ではないだろうが。

体を清め、サウナへ。
上段3人、下段に5~6人が座れる程度だろうか。
室温は90℃だが、湿度が高めで発汗力抜群。
サウナマットの交換頻度が低そうなのは難点。

しっかり蒸され、水風呂へ。
18℃、ジャグジータイプのため体感は
かなり冷たい。凄くいいぞ。
高湿度90℃、ジャグジー18℃は
僕にとっての黄金比かもしれない。

2階、露天風呂×外気浴スペースは5人ほど座れる
コンクリートと、ととのいイスが2脚。
壁から天井は木製の板でカーブを描いた、
モダンかつ暖かみのある雰囲気。

天井の木を眺めていると、まるで体育館の床のような
いや、趣ある表現をするならば、
キャンプ場のバンガロー、2段ベッドの上で
寝転がっているかのような感覚。
今年の夏も、キャンプに行きたいな。

水風呂、サウナ、外気浴三拍子整っているだけでは無い、
なんと浴槽は天然の黒湯だ。
ほぼ毎日通っている、近所の天神湯、
先日行った武蔵小山の清水湯、
どうやら品川区の源泉は黒いらしい。
温泉大国である長野県出身者としては
源泉かけ流しかどうかは見逃せないところだ。

代案としてやってきた戸越銀座温泉の
凄まじいポテンシャルに触れ、とても愉快な帰り道。
行きつけを持つことも大事だが、
新しい場所に足を運ぶのも有意義だな。

新しい人生は、ほんの小さな積み重ねから
生まれていくのかもしれない。
そんなことを考えながら歩く。
ニーナ・シモンの『Feeling good』を聴きながら

歩いた距離 2.4km

続きを読む

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 18℃
25

Yuchan

2021.07.18

1回目の訪問

歩いてサウナ

紅芋の中は黄金色

凝った水風呂に入りたい。
今日は何故かそんな気分で、
しきじや湯らっくすのような極上水質は
都内ではまず望めない。
諸々調べた結果、清水湯の水風呂は
天然温泉を使用、なにより黒いだと。
ビリヤニを食べて、すぐに支度した。

家を出た瞬間にモワッとした熱気が全身を包む。
クーラーの効いた部屋で冷えきった身体は、
10分もすれば汗でベタベタな仕上がり。
子供の頃といえば一日中遊び回って汗でグシャグシャになろうと構わなかったが、なぜだろう。いつからか不快の対象になってしまった。(サウナでかく汗は別)

五反田駅から池上線に乗り、戸越銀座で降りる。
ぶらぶらと商店街を見て周り、
17:30に清水湯到着。
下駄箱が最下段しか空いてない。相当混んでいる。
受付でも「サウナ混んでますよ〜」と言われ、
すぐに臨戦態勢に切り替える。

内湯は大きめで、電気風呂とジェットバス。
露天は2種類あり、内湯と同じ黒湯と黄金湯。
なるほど確かに黄金湯だなと思えるほどの黄金色。
そしてお目当ての水風呂も底が見えない黒さ!
いずれも都心で珍しい天然。これは楽しみだ。

身体を清め、早速サウナへ。
首からぶら下げたサウナキーでドアを開けると、
中は密密密な空間。何だか汗臭い。
フロントで受け取ったバスタオルを敷いて座る。
湿・温度ともにかなり好みな設定。
誰かが入退室をする際に冷気が気になって
しまうほどのコンパクトさは難点。

10分経ってお待ちかねの水風呂だ。
バイブラで常に水流があるため、
高めの温度設定ではあるが体感は冷たい。
なによりこのアブノーマルな黒い水がまた良い。
水深も88cmと、肩まですっぽり浸かれる。
ただ、どう頑張っても4人が限界のキャパなため、
今日ほどの混み具合だと芋洗いが常だ。

外気浴スペースは外のととのいイスで。
竹が何本かそびえ立っているのも趣きがある。
よく歩き回った日は特に脚が気持ちいい。
初夏の夕方、昼と夜との境目を、最適な気温、
ディープリラックスの最中に迎える。

あまりにも混んでいたため、早々に上がった。
18:10、サウナ飯をどこにするかは決めていた。
少し歩いた先にある麺や一途。
月替わりメニューの濃厚トマト拉麺は絶品で、
〆にはライスを投入してリゾットにできる。

マップを見ると、自宅まで3キロほど。
夏の商店街、個人的にぴったりなメロディーは
小袋成彬の『selfish』
良いサウナに出逢えた充実感で胸がいっぱいだ。
帰ってから結局シャワーを浴びたけれど

歩いた距離 2km

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 20℃
24

Yuchan

2021.07.17

3回目の訪問

歩いてサウナ

ドシー五反田

[ 東京都 ]

スローなズシにしてくれ


サ道2021、昨日は激戦区である錦糸町の黄金湯。
気持ち的には放送直後すぐにでも行きたい
ミーハーではあるが、約束された芋洗いに
飛び込むのはナンセンス。

今日はCINEMA AMIGOで映画を観るため逗子へ。
大船で鰻を食らい、眠たい映画を観たあとは
逗子海岸をぶらぶら散歩。
見るからに横乗りなムード、外国人も多く、
どこか異国へ迷い込んでしまった気分になる。
しばらく尾を引いた梅雨、暗い社会情勢、
諸々の鬱憤を晴らすには広い海が最適だ。

夜、横浜で寿司をつまみ、総武線で品川へ戻る。
駅に降り立ち、迷わず山手線に乗り換えた。
あれだけ潮風にあたったのだ。
しっかり自分から“潮”を出さなければならない。
となれば向かう先は一つ。
すっかりホームサウナ認定した(僕の中で)
ドシー五反田だ。

到着は20:50、1時間コースで
ちょうど閉店となるベストタイム。
下駄箱には5足ほど。
サ道放送後日だ、今日は忙しかっただろう。

早速1セット目、2段目角に腰かける。
先にいた30代くらいの御仁がロウリュ。
じわりじわりと熱さが迫るこの感覚は、
きっとこの先いつになっても快感でしかないのだろう。

外気浴スペースは1階へ上がる。
蒸し上がり後の酩酊したような千鳥足、
濡れたスリッパでこの階段を登るのも些か危険だ。
いつかやらかしてしまいそうな気がする。
そんなことを考えながらも、多幸感が身体を包んでいる。

毎度の事ながら、五反田の夜は賑やかだ。
煙草のケムリ、客引きや嬢たちの喧騒。
この生温い気温でも、身体に付着した水滴が
蒸発する気化熱が実に心地よく、
そんなことは気にならない。

2、3セット目ともなると、もう貸切だ。
躊躇いなくセルフロウリュを5杯、最上段へ。
しきじの薬草サウナを彷彿とさせる熱気。
ドシー五反田の真髄は、サ室が多段であるために
温度調節が容易なことだ。

5分ほどですっかりでき上がるのも
最上段の強みだ。時間をかけるのではなく、
いかにして多く汗をかけるかが整いへの道だ。
例によってウォーターピラーは10℃→アンビエント
ここではこれが最適解。

帰り道。初夏の生暖かい夜風に、
身体からじっとりと汗が吹き出る。
こうなればとことん暑苦しく、
耳のお供は南佳孝『スローなブギにしてくれ』
いいや、今日の気分でいえば
“スローなズシにしてくれ”
と言ったところか。大分くだらないな。

歩いた距離 1.2km

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 10℃
25

Yuchan

2021.07.10

1回目の訪問

再投稿

昨日7月9日はドラマ『サ道2021』が放送された。
これから毎週金曜深夜に最高な時間が約束される。

スパラクーアは間違いなく激混み必至ゆえに、
違う場所を探さねばならない。
山手線で回りながら考えることにし、
上野で降りる方向に定まった。

サ室の温度も高温設定らしいオリエンタル。
90分800円
そういえば今日のランチもガパオ×トムヤムと、
オリエンタルなものだった。

御徒町を降りて徒歩5分。
土曜日とあってやはり混んでいる。
体を清め、早速サ室へ。
3段、最大で20人は収容できるであろう
広々とした空間。

15分おきのオートローリュも相まって
体感はここ最近入ったサウナで随一の熱さ。
全セット6分も経てば十分発汗でき、
時間に追われることなく楽しめる。

20:30になるとアウフグースが始まった。
熱波師芸人のスター諸星さんが場を盛り上げ、
居合わせたサウナー達の士気が高まる。
豪華客船のディナーショーのような気分だ。(参加したことはないが)

1人だけ、上段に堂々と座る男性が
「こんなのは大したことない」
「もっと人生について色々勉強しろ」
「だめだな、上に座んなきゃ」
などと野次を飛ばして雰囲気が淀んだが
真っ先にサ室を飛び出して皆の笑いをかっさらった。
結局はただの面白いおじさんだったという共通の認識がその場に生まれていたように思う。
(その後の水風呂で「体には気を使わねぇと」などと言っており、それもまた面白かった)

水風呂前に盆栽、
天井には草花と孔雀の絵。
そういえば東京事変の新譜では『孔雀』が
1番好きだな。
そんなことを考えながら、
ロッキングチェアに揺られる。
穏やかなリズムで。

店を出ると、地面を叩き続ける激しい雨の音。
あまり推奨される行いではないが、
隣のセブンイレブンでBudweiserを買って、
シャッターの閉まった店の前で飲みながら雨宿り。

ベッタリとくっついて相傘するカップル、
雨を気にしないサラリーマン、
『最後の雨』をデュエットしながら歩く男女2人。
様々な人が目の前を通り過ぎていく。
東京は豊かだ。

10分も経つと、我慢ならなくなって歩き出した。
家に帰ってまたシャワーでも浴びよう。
古着で買ったPOLOロゴのTシャツの、
いい具合に濡れたまだら模様が
外気浴中のアマミに見えてきた。

雨に濡れてもゴキゲンなのは
サウナに蒸され、汗で濡れた快感を
引きずっているからだろうか。
いいや、オリエンタルが極上の
サウナだったからに違いない

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  • サウナ温度 105℃
  • 水風呂温度 20℃
27

Yuchan

2021.06.13

2回目の訪問

歩いてサウナ

ドシー五反田

[ 東京都 ]

歩くのは好きか?


9:30に目覚めた。
何時に起きてもいい朝ほど身体に優しいものはない。
どこか喫茶店に行って雑誌でも読もう。
洗濯を済ませ、五反田へ繰り出す。

昼飯にワンタン麺を食べると、眠気が襲う。
歩かなければまずい。これは。
渋谷でも散歩してから本を読もう。
職場が近く、ずっと気になっていたシャルマンで
アイスモカを飲んで喉を潤す。

東京に来てからというもの、
起きている時間ほとんど歩いているな。
そう思ってスニーカーを買う。onのものだ。

またもや散財してしまったが、
上機嫌で足どりは軽い。
時刻は夕方、18時過ぎ
ドシー五反田に到着。

もはや気持ち的にはホームサウナだが、
2年間通い続けた川中島温泉にはまだ遠く及ばない。

日曜の夕方だが、靴は5足ほど。
そこそこの混み具合。身体を清め、開戦。
2段目体育座り。

温度計は100℃を指している。
これにセルフロウリュはどうりで熱いわけだ。

セルフロウリュでいつも迷うのはタイミング。
自分にとってベストでも、周りの人間の
心と体の準備ができているかは別の話。
これに関しては運が絡む。

結果、2セット両方とも同じタイミングで
入ったメンバーが多かったため、5分で仕掛ける。
「ロウリュいいですか?」
このご時世ゆえの囁き声で。
このフレーズ、ここ最近で何回口にしただろう。

感じの良い御仁が多く、
「お願いします」と返される。
救急車が通る際に車が側道へ避けていく時のような、
人の善意が垣間見える瞬間は温かい気持ちになる。

熱波を3分ほど浴びたあとは
恒例の10℃→アンビエントだ。

1階へあがり、ととのいイスへ。
ジワジワと快感が全身へ浸透していく。
ただ、今日に限ってはふくらはぎから下が
特に気持ちいい。歩いた分だけ
快感もひとしおということか。

3セット目は最上段へ。
ここはもうセルフロウリュ云々ではなく常時熱い。
上級者向けのポジションだが、
1時間コースで、特に急ぎ足になる
3セット目にはもってこいだ。

今日はついにスタンプカードがたまり、
ドシー×金春湯タオルをgetできた。
店員曰く、「トートはラスト1個ですね。でもこれ、
貰ってくお客さんしばらくいないんで
当分はありそうですよ多分。頑張ってください」だと。
Huawei watchの歩数計は2万歩を超していた。
頑張るしかないな。また沢山歩いて

歩いた距離 1.2km

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 20℃,15℃,10℃
24

Yuchan

2021.06.12

1回目の訪問

歩いてサウナ

古着のにおい、冬の音


この土日は、2週間前に
上京してから初めての2連休だ。
逆に何もないことにソワソワしてしまう。

髪を切ってさっぱり、
品川でビリヤニランチを食らい、
何の気なしに下北沢へ向かった。

好みのシャツとショーツを買って
ホクホクしていたところ。
水タバコでもやりたい。
ふと思い立ち、近くの店に入る。
2時間ほど吹かし、打ち解けた店員とサウナの話へ。
下北からなら笹塚のマルシンスパが
近いという結論に至った。

前置きが長くなったが、マルシンスパは
ドラマ「サ道」で荒川良々の熱演を観て
涙ぐんでしまった思い入れがあるサウナだ。

浮かれ足で笹塚におりたち、徒歩3分。
エレベーターで初老の店員と居合わせる。
「今結構並んでますけど……大丈夫ですかね……」
聖地しきじもそうだったが、
入場制限は人気サウナの性か。
前に4人並んでいたが、15分ほどでパスできた。

館内着はポリエステルのジャージ素材。良い。
早くサウナをやりたい。俊敏な動作で浴室へ。
ベッドにいる峰不二子へ全裸でダイブするルパンの勢いで。

天空のアジトとはよく言ったもので、
良くも悪くも全体的にコンパクト。
モノトーンのタイル張りで上品だ。
シャワーの水圧が優しすぎるのがネック。

サ室の構成は入って右に背もたれアリ2人掛け、
奥は二段で4人ずつ座れる。合計10人のキャパ。
奥上段に腰かける。

湿温は良好だがガツンとくるものは無い。
そう思った矢先、セルフロウリュが。
ぬくぬくで甘やかされていたところを
ピリッとした熱気が全身を突き刺す。
ルシファーが堕天してサタンになった
旧約聖書の一節のようだ。

10分で蒸し上がり、水風呂。
水温は18℃くらいか。
少し物足りなさはあるが、
深さがあるのはgood

外気浴はリクライニングチェアで。
窓の下のタイルに足を置ける。
一体このタイルは何人の疲れを解し、
癒しを与え、絶頂させてきたのだろう。

3セットを終える頃には多幸感に満ち満ちていた。
ちなみにベストポジションは奥の上段端に違いない。

地上10階からの外気浴で、
キリンジ「千年紀末に降る雪は」の一節
"東京の空を飛ぶ夢を見たよ"がふと思い浮かんだ。
曲名も歌詞の内容的にも完全に冬の曲だが、
半年先取るのもたまには悪くない。

せっかくだ。買ったシャツとショーツを着る。
古着のにおい。良い匂いではない。
でもこれもまた、たまには悪くない。
ゆっくりと歩いて帰る。冬の音を聞きながら

歩いた距離 1.1km

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 18℃
22

Yuchan

2021.06.02

2回目の訪問

水曜サ活 歩いてサウナ

金春湯

[ 東京都 ]

カブリオレに誘われて


今日は一日オフィスワーク。
脳はヘトヘトだが体は全くもって疲れていない。
だが時刻は20時を過ぎ、
これから帰って夕飯となると遅い。
サウナは諦めることにした。

そんな折、近くに住む上司が一言
「私ももう帰るし乗ってくか?」
お言葉に甘えてカブリオレのBMWに乗り込む。

電動ルーフが作動し、夜との境目がなくなる。
6月の風を浴びながら、華やかな街並みを駆る。
疲れを忘れさせる帰宅ドライブ。
五反田をすぎる頃にはもうすっかりサウナイキタイ。
行こう。

帰宅するなり夕飯をサッと作り、かき込む。
時刻は21:20、急ぎ足で向かう。

6月2日だ。一昨日のこともあり、
向かう先は決まっている。
21:45、金春湯着。

受付にてスタンプカードを出す。
「サウナでしたら870円です。」
例によって察しがいい。
エコバッグに入ったサウナマットを受け取る。

浴場。入ってすぐ左に10はあった。
大量にかかったエコバッグ。混んでるな。

身体を清め、さっそくサ室へ。
定員6人。運良く4人目として上段に座る。
室温計は88.5℃。特別熱い訳でもないが、
絶妙な熱気。鼻呼吸でも全く苦ではない、
Excellentな湿度だ。

10分ほどで蒸し上がり、水風呂。
16℃、物足りなさを感じない良い温度。
洗い場裏によろよろと腰掛ける。

天井に映る水面の反射。
やはり海底にいる心地だ。
大きく、古びた換気扇は潜水艦のプロペラに見える。

ふと、全てが繋がっていることに気づく。
客が律儀にマットを持って出入りすることで
サ室には汗が残らず、清潔が保たれる。
最適な湿温度だからこそ鼻呼吸が可能であり、
清潔だからこそ穏やかな木の香りが鼻腔に残る。

良いサウナは客を愛するもてなしを忘れない。
そしてそのサウナも客に愛されている。
22:30を過ぎても終始定員の6人が
途切れることがなかったのもまた、
金春湯が愛されているが所以だろう。

3セットを終え、帰り支度。
汗を吸って重たくなったサウナマットは、
充実したサ活の勲章だ。

金春湯を出た時、
すっかりメロウな気分になっていた。
音楽を聞かずに頭をカラにして
ゆっくり歩いて帰ろう。

DAISOで買った300円のトングサンダルが、
子気味良いリズムでペタペタと鳴り響く。
音のない、静かな住宅街に

歩いた距離 1.7km

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  • サウナ温度 88.5℃
  • 水風呂温度 16℃
28

Yuchan

2021.05.31

1回目の訪問

歩いてサウナ

金春湯

[ 東京都 ]

海底撈月


5月最終日。今日は寒すぎず暑すぎず、
人間が最もすごしやすい気候。
銭湯サウナへ行きたい。

御殿山から徒歩約20分、20:00金春湯着。
番頭は若く気立ての良い女性。

ドシー五反田との共用スタンプカードを出す。

「サウナは6/2から再開なんですが……」

察しがいい、何気ない気遣いの一言。
それだけでまた来たいと思わせる。良い店だ。

浮き足立って、何となく番頭台の
金春湯タオルを買ってしまう。大阪泉州産だと。

浴場へ入る。あぁ、銭湯だ。
シャワーヘッドは固定されているタイプ。
体を清める

浴槽は3つ。水風呂、40℃湯、45℃バイブラ。
40℃で2分ほどジェットにほぐされる。
そしてバイブラへ。

熱い。煉獄杏寿郎。東堂葵。
3分ほどで茹でダコに。フラフラと水風呂へ。

16℃。程よいな。1分ほど浸かり、
洗い場裏のととのいスペースへ。

ボーッと天井を眺める。
すると40代ほどの御仁が水風呂へ。

天井に映った水面の反射が揺れる、揺れる。
まるで海底にいるかのようで。
周りにはボロボロの木箱、割れた瓶。
ユラユラと踊る海藻の周りを優雅に泳ぐ魚たち。
海の底でととのう。

太ももを眺めると、しっかりとあまみが。
2セットでしっかりと出来上がった。

サウナの真髄は温冷交代浴。
サウナなし、45℃バイブラに感謝。
益々6月2日が楽しみでならない。

ネックなのは水分補給
冷水機も飲用蛇口もなく
受付で買わなければならない。

ドライヤーは1分20円。水分補給しかり
商魂たくましい。銭湯かくあるべきか。
念入りにタオルドライ。


海底撈月(ハイテイラオユエ)は
最後のツモで和了る稀有な1翻役。
水面に映る月が本物のように美しく、
海底をすくおうとする意。
金春湯でのととのいで浮かんだのはこの言葉だった。

今日も夜風が気持ちいい。
「If I Ain't Got You」を聴いて帰ろう。
アリシアではなく、アダム・レヴィーンの。

歩いた距離 1.7km

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  • 水風呂温度 16℃
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Yuchan

2021.05.30

1回目の訪問

歩いてサウナ

ドシー五反田

[ 東京都 ]

ばぁでぃー


まずはじめにドシー五反田の1階、外気浴スペースについて説明。



〇 ●



これがととのいイスのフォーメーション。
●がインフィニティチェア。


5月最終の日曜19:45、
しとしとと雨が降り注ぐ中、
キャッチの誘惑をすり抜けドシー五反田着。

受付を済ませ、例によって監獄じみた廊下を降りる。
気分はソーナに収容されたマイケルスコフィールド。
まぁここは監獄ではなく楽園だが。

服を脱ぎ、体を清める。
ここのアメニティはナチュラル、ミントな香り。
大自然に囲まれた気分になる。

早速1セット目。
箱には3人。直前にセルフロウリュされたに違いない熱気。
7分ほど温まり、15℃ウォーターピラー。
お待ちかねの外気浴だ。

先程説明した通り、ここはインフィニティチェアを
2つ備えている。
1番奥に座り、フィッティング調整。
目の前はコンクリートの柱。
うっとりしながら目を右へ流す。

「ばぁでぃー」

なんてことない看板。
向かいのレストランの赤い看板。

「ばぁでぃー」

これはひらがなでなくてはならない。
ひらがなになるべくしてなった。そう感じた。
「バァディー」でも「birdie」でもない。
ひらがなだからこそ、
コロナ禍、無機質な東京の夜に和らぎをあたえる。

2セット目は1段目へ腰掛け、中盤で2段目へ移動。
しっかりと汗をかき、
10℃ウォーターピラーへ。
ここでポイントだが、しっかりと温まっても
10℃は冷たい。それほどの凄みがある。
そこで、10℃を浴び、アンビエント(A)へ。

この行程が重要で。10℃→アンビエントは
飴と鞭。ドーパミンはドバドバだ。

2度目の外気浴は右のインフィニティチェア。
清掃用具と壁のみのなんとも色気のない光景だが、
こちらには枕がある。心地よい。

3セット目、2段目にて体育座り。
やはり体育座りが最強の姿勢。
しっかりと温まり、10℃→アンビエント。

最後の外気浴はやはり1番奥、インフィニティチェアへ。
「ばぁでぃー」
ここだ。ここが定位置。違いない。

ギリギリまでサウナを楽しんだせいか
すでに20:40。時間が無い。
火照りながら服を着る。

外に出ると、雨はあがっていた。
さっきドンキホーテで買った
ビニル傘に出番はなかった。

心地よい夜風が汗ばんだ肌を撫でる。
とぼとぼと御殿山へ歩く。傘の要らない道を

歩いた距離 1.2km

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 25℃,20℃,15℃,10℃
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