ザ・リッツカールトン日光
ホテル・旅館 - 栃木県 日光市 宿泊者限定
ホテル・旅館 - 栃木県 日光市 宿泊者限定
静寂の中ゆるりと熱を入れる。
森と湖の声を訊き、時間の流れを感じる。
サウナ:15分 × 3
水風呂:2分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
一言:雨天。少し肌寒い。いろは坂を登ると少しずつ霧に包まれる。とても幻想的。生憎の天候だか温泉にサウナがあると聞き、サウナメインで滞在しようと誓う。
温泉は別棟にある。離れの扉をあけると、照明を抑えた雰囲気のあるアプローチ。そこを抜けると目的のスパ。
脱衣場は木目調で統一され、お洒落かつ清潔感あふれる。常温の水のボトルが綺麗に整えられ潤沢においてある。
浴室は美術館のよう。音はなく静か。かなり暗めの照明。日中は、大きな窓から自然光があり、そこまで暗さを感じないが、夜はしっとりと落ち着いた感じになる。
浴室には先客がひとり。体を流し、露天の温泉で予熱チャージし、いざ、浴場奥のサ室へ。
扉をあけると誰もいない。段数は二段。詰めれば6人ぐらい座れそうな大きさ。上段奥にはサウナマット代わりのタオルがたっぷり置いてある。
上段に座る。あまり熱くない。小ぶりな温度計は87℃を指している。少し天井が高いので熱が昇っているようで体感はかなり低い。体にゆっくりと熱を入れていく感じ。
いつもの倍以上の時間をかける。12分計タイマーがない代わり15分計の砂時計ひとつ壁にある。5分を過ぎたあたりからジワリと発汗。滔々と流れだすまで10分ぐらいか。そこから、さらに5分。いつものサウナとは違う感覚。時間も忘れ、ずっと続けられそう。
水風呂は足を思いっきり伸ばし、横になりながら入るタイプ。水温はこれまた、やさしい温度。窓の景色を眺めつつ、これまた長めに。
露天風呂で外気浴。浴槽は特殊な造りになっていて外気浴がしずらい。どうしても足を温泉に入れることになる。階段の段差を利用するしかない。
足を伸ばして外気浴する方法を思い付く。詳細は控えるが、露天風呂に先客がいるとやりずらいのが難点。
森と湖、そして雨の音。風が流れる感じ。静かに目を閉じると時間の流れが緩やかになっていく。外気浴でもいつもよりも多く時間を過ごしたように思う。もちろん、ゆるゆる整う感じ。
浴室内に整い椅子はないので、洗い場か、浴槽の縁で整うことに。暗めかつ、人も少なく静かなのでこれはこれで良さそう。
すべてが緩やかに、穏やかに、時間すらそうなってしまうサウナでした。
もしかしたら、ガッツリ系サウナ好きには、少し物足りさを感じるかもしれません。
余談ですが、ホテル内でサウナセンターのロゴ入マスクをしている方とすれ違う。あー、びっくりした!
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