桜館
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
先日のサ活で自分が銭湯マニアであることは述べたが、現在の銭湯は主に3つのタイプに分けることができる。
1つ目は時代の流れに身を任せ、静かに終わりを待つタイプ。
2つ目は古き良き銭湯文化を守り、次世代につなぐタイプ。
北区の稲荷湯や足立区の大黒湯などが代表である。
3つ目は伝統を守りつつも時代に即した新しい銭湯を目指すタイプである。
そんなわけで今回は3つ目にあたる桜館である。
ただし、建替からすでに40年近く経過しているので最近のスパ銭というよりは健康ランドの雰囲気である。
月2回の入替式で今回は壱ノ湯。
#サウナ
追加料金100円は自分の知っている銭湯の中で2番目に安い。
(サウナ無料銭湯を除く)
それでいて本格的+広い+テレビ付きなので恐れ入る。
現在はコロナ対策のため、人数制限+マスク着用での入室となる。
室温は90℃と低めでサ室も広いので長居できる。
場所によって温度が結構違うので好きなところを選べるのがうれしい。
壱ノ湯はスチームサウナ付きでこちらは無料。
中2階にあるので上から浴室をのぞき込んで入室できる。
あんまり人が入っているの見たことがないので独り占めしやすい。
#水風呂
少し細長い形の水風呂で3名程度の入浴が可能。
手前が浅くなっているのでそこも含めると4名程度いける。
適度に心地よく冷えた水が常時ドバドバ流れているのがありがたい。
一度扉を開けて外に出る必要があるのでちょっと導線が悪い。
#浴槽
壱ノ湯の売りは展望風呂。
何せ段差のついた大きな黒湯温泉浴槽がデーンと構えている。
かけ流しで屋外と言う事もあり、ぬるめのお湯となっているうえにテレビも存在しているのでいくらでも長湯できそうな雰囲気である。
「展望」の名前の通り、晴れた日には空を見上げて入ることもできる。
都内でこれだけのスペースを持つ露天風呂銭湯は中々ないので必見である。
ただし、入浴できる曜日が決まっているので入りたい場合は要事前確認。
その他、屋内の黒湯温泉、各種ジェットバスに電気風呂等、一般的な銭湯のお風呂も当然完備。
#休憩スペース
1階には特にない。
浴槽とかに腰を掛ける人がいるのか注意書きがあるのでやめておこう。
展望風呂には長いベンチが一つ。
温泉パークを謳うだけあり、その他2階の休憩室や別館として独立している飲食店など桜館を中心にまるでここだけ温泉地のようである。
現在はコロナで色々と縮小している様子だが、地域の憩いの場としてにぎわっているようだ。
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