ヘルシー温泉タテバ
銭湯 - 大阪府 大阪市
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サウナを目的に風呂屋に赴くのはこれが初!
最近サウナ活動に目覚めた相方に手を引かれ
いざ券売!タオルは持ってきたぬかりない!
(分厚いフェイスタオルだったので薄手の物が欲しいと浴中ずっとおもってた)
人生初めてみる謎の形状の鍵を渡され、ここからは相方はいない、1人の戦いがはじまる。
意を決して脱衣!
身体を洗い湯船を尻目にズンズンと奥へ進んでいくと右手にビート板のようなものが。
番台のおねーちゃんが言ってた、今日は塩サウナだから、お尻熱いのでマットレスしいてね。
確信をもってマット片手にサウナへ!
と思ったがドアの開け方がわからない。
意を決して進めた歩を後ろに引いて、挙動不審になりながら、入り口左側にある通称 ととのいスポットとと呼ぶらしいデッキチェアに見を寄せ、先人様達の動きをみる。
ととのいスポットとマットは予備知識があったが、相方よ、この鍵のことは助言してくれていてもいいだろう....
くの字の先端を引っ掛けて開けていく先輩方に習いサウナに侵入。
あつい!
空間も暑いが、マット要求の床が恐ろしくあつい!何故か皆スリッパをはいている!
そりゃそうだという温度。
しかしそのまま出るのもなんか恥ずかしかったですためひとまず一つのビート板に乗り切るように三角座りを試みる。
目の前には24型ほどのテレビ。
室内には既に3名のご婦人たち。
みんなスリッパをはいていた。
ここは彼女たちの舞台だという感じだ
私は文字通りの素っ裸で、装備品が全く無い。
入室後9分ほどで一旦限界!
息の仕方が分からなくて喉がじりじりしてた。
よりにもよって部屋で1番奥に陣取った私。
裸足でドアまでおよそ6歩!
1歩目でこれはスリッパを手に入れてから出ないと攻略出来ないダンジョンだと知った。
暑いとこ→水→休憩
が1セットのルーティーンである事は教えてもらっていた、身体と足の裏の痛みが勢いよく私を水風呂へ誘う。
冷たい!いや痛い!
段差のあるヘリの部分にふくらはぎ中腹くらいまで入水し、ふくらはぎ中腹以下の足はもう今後の人生で使い物にならないのではとタカを括りかけた。
天使の羽衣
相方が力説するサウナ話にそんな言葉が飛び交ったことを思い出す。頭はまだ働いていた。
少し経てばこの刺すような冷たさと自身の間に膜ができる、冷たく感じず気持ちよく浸かれる。
そう聞いたはずだと己を鼓舞しぐっと腹部まで屈んだ瞬間、全身のバネが働き、パチンコ玉みたいに水から跳ね上がった。
アホか、死ぬわ。
ととのいスポットで命を整える。
危なかった
女
サウナデビューしたて頃を思い出し 面白く読ませて頂きました。
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