ナンカ・イー

2021.05.08

1回目の訪問

「ほーいいじゃないか こういうのでいいんだよ こういうので」(cv:松重豊)

アマプラで配信されていたサ道を視聴してからサウナに通うようになり、早1年4ヶ月程。その頃にはcovid19の関係で都心への訪問は難しく、スカイスパで夜景を見ながら蒸されたいなぁと思っていたところ長野にも夜景が見えるサウナがあるとのことであけびの湯にいって参りました。

長くなりそうなので一言感想から。道すがら立ち寄った食◯ログに名前はあるが写真も口コミもほとんどないような食堂に入ったら素朴ながらもとても満足のいく定食を頂いたような感じ。


年期の入った100円ロッカーに鍵をかけて、いざ出陣。鍵が剥き出しになっているのでサウナでは熱せられて焼きごてのようになるので注意が必要だ。

浴場へ入ると強い硫黄の香りが鼻腔に突き抜けていく。pH8.4とのことで弱塩基性ながらもしっかりとぬるぬる感があり、香りもそうだが泉質が私好みである。

7分程湯に浸かり深部体温も上昇したところで水風呂に入り末梢温を下げる。ここの水風呂は最近設置されたものらしく、恐らく立ちシャワーのあったであろう場所に湯船が設置され、蛇口から水道水が注がれている。湯船はワンルーム賃貸の狭い風呂場にあるような
足も伸ばせない湯船。水温は19.20度くらいに感じたが十分末梢を冷せる温度であった。

ビート板を拝借し、いざサ室へ、感染対策としてよく目にするオレンジ色マットが5枚ディスタンス配置。温度は88度~95度。室内には浴場に漂う硫黄の香りが入ってくるのかほんのり感じられる。ライトは暖色で優しく抑えられた光量、退屈なバラエティーや展開の遅いスポーツ中継が流れるTVも小気味のよい音楽もない室内は心落ち着かせ瞑想する場所そのものであった。
また中には12分計もなく5分砂時計があった。
いつもはまだ6分かぁ12分は入らないとなぁ~などと時間にとらわれてしまっていたが、ここでは自分の身体に問いかけながら調節できた。
眼下には100万ドルの夜景、、、ではなく住宅街の暗がりに規則正しく設置された常夜灯、テンポよく移り変わる信号機、コンビニの看板。
そんな景色は優越感を抱かせることもなく普遍的な生活と地続きであることを仄めかしているように感じられた。 

サウナ、水風呂、外気浴とどれも突出しているものはないのだがこの普遍さはデ◯ーズのようなスーパー銭湯にはない安心感がある。是非、近場の方はふらっと立ち寄ってみては如何でしょうか。

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