ナンカ･イー

川中島温泉といい10代後半～20代のグループがとても多い。川中島と違って常連のサウナ内お喋り族はいないが若めの方々の露天風呂での会話がすさまじく修学旅行か？と思うほどの人数。
まずアナウンスで更衣室～サウナ、浴室での会話は慎んで下さいとのことなので静かに入っていただきたい。
また寝湯の頭をのせるところ付近で長時間座って喋るのも他の利用者の妨げになるので譲り合って欲しい。そこは寝ながら湯に浸かる場所ですし、、、。

ローカルルールでなく施設内で提唱されていることですし、至極当然なことであるので施設側の名ばかりでない行動に期待したい。

「ほーいいじゃないか　こういうのでいいんだよ　こういうので」(cv:松重豊)

アマプラで配信されていたサ道を視聴してからサウナに通うようになり、早1年4ヶ月程。その頃にはcovid19の関係で都心への訪問は難しく、スカイスパで夜景を見ながら蒸されたいなぁと思っていたところ長野にも夜景が見えるサウナがあるとのことであけびの湯にいって参りました。

長くなりそうなので一言感想から。道すがら立ち寄った食◯ログに名前はあるが写真も口コミもほとんどないような食堂に入ったら素朴ながらもとても満足のいく定食を頂いたような感じ。


年期の入った100円ロッカーに鍵をかけて、いざ出陣。鍵が剥き出しになっているのでサウナでは熱せられて焼きごてのようになるので注意が必要だ。

浴場へ入ると強い硫黄の香りが鼻腔に突き抜けていく。pH8.4とのことで弱塩基性ながらもしっかりとぬるぬる感があり、香りもそうだが泉質が私好みである。

7分程湯に浸かり深部体温も上昇したところで水風呂に入り末梢温を下げる。ここの水風呂は最近設置されたものらしく、恐らく立ちシャワーのあったであろう場所に湯船が設置され、蛇口から水道水が注がれている。湯船はワンルーム賃貸の狭い風呂場にあるような
足も伸ばせない湯船。水温は19.20度くらいに感じたが十分末梢を冷せる温度であった。

ビート板を拝借し、いざサ室へ、感染対策としてよく目にするオレンジ色マットが5枚ﾃﾞｨｽﾀﾝｽ配置。温度は88度～95度。室内には浴場に漂う硫黄の香りが入ってくるのかほんのり感じられる。ライトは暖色で優しく抑えられた光量、退屈なバラエティーや展開の遅いスポーツ中継が流れるTVも小気味のよい音楽もない室内は心落ち着かせ瞑想する場所そのものであった。
また中には12分計もなく5分砂時計があった。
いつもはまだ6分かぁ12分は入らないとなぁ～などと時間にとらわれてしまっていたが、ここでは自分の身体に問いかけながら調節できた。
眼下には100万ドルの夜景、、、ではなく住宅街の暗がりに規則正しく設置された常夜灯、テンポよく移り変わる信号機、コンビニの看板。
そんな景色は優越感を抱かせることもなく普遍的な生活と地続きであることを仄めかしているように感じられた。　

サウナ、水風呂、外気浴とどれも突出しているものはないのだがこの普遍さはデ◯ーズのようなスーパー銭湯にはない安心感がある。是非、近場の方はふらっと立ち寄ってみては如何でしょうか。

サウナ:2段6名定員とのことだが上段は狭く、下段の人が寄りかかってくるとさらに狭くなる。マット交換の頻度はわからなかったが、マットに大量の水分が染み込んでいた。ビート板があっのがせめてもの救い。

水風呂:22.3度、これはさすがに温すぎる、、、全く末梢血管が締まる感じもなく長くいても身体全体が冷えていくだけで私的に水風呂の意味をなしていないように思う。私は整う気配すら感じなかった。

外気欲:椅子は古い木材の長椅子とアルミ？の長椅子。名前は忘れてしまいましたが寝ての背中にちょろちょろとお湯が流れるものがありましたが、結構暖かいので強制的にリセットされている感じでイマイチ。冬場の寒さが厳しいときにはありなのかも？

サウナ目的で行かれるかたはあまり期待はしない方がよいかもしれません。
ここまで批判的なことを書いてしまいましたが、私がおすすめするポイントとは大きな岩に囲まれて入る内湯。岩風呂の概念を打ち破るほどの圧倒的スケールで童心にかえれました。温泉も硫黄の香りがしっかりと感じられ、まるで秘湯に来ているような感じで楽しむことができるかもしれません。

サウナ：10分×3　12分×2
水風呂：1分×5
休憩：10分×5
合計：5セット

一言：サウナは20分に一回オートロウリュがあるからかマイルドではなく、発汗までの時間は早かった。
上段に座ると12分もいれませんでした。普段はマイルドなサウナを好みますが、この日はすべてのセットで整い、湿度高めのサウナも良いなぁと改めて思いました。
他の方の投稿で　常連さんがうるさいとのことでしたが私が入っている間は静かでTV無しのインストJpopに癒されながら蒸されることができてよかったです。
外気欲のクオリティは決して高くなく、床に散らばった植物や体毛が足につきまとうのが気になりました。外気欲スペースが整備されればとても総合点の高い施設になるなぁと

5セット終了後、ローマ風呂で肩まで浸かり癒されていると、墨の入った方々が大勢入ってこられてまる親子で来た小学生のように騒ぎだす始末。見た目は反社、中身は少年、、、困ったものです。

サウナ：12分 × 3
水風呂：1分 × 3
休憩：10分 × 3
合計：3セット

一言：
GWも終盤、コロナが蔓延するなかサウナはそんな状況も微塵も感じさせない程の混雑な状況であった。

こちらの施設の露天エリアに設置されている畳、これは私が外気欲で体を休めるときにとても重宝している。体を横にすることで椅子に座るよりも右心系への血液還流が増え、水風呂で末梢血管が締まった身体に潤沢な血液を押し出してくれる。

サ室に関して5.6段？であり上部で90.株で70くらいの温度だろうか。30分に一回くるオートロウリュ(アロマ水ではない)は水量も十分であり場所によってはファン？のおかげで熱波を浴びることもできる。
その日の体調や気分によって座る場所を細かく選べるのもこのサウナの良いところである。

そんなサウナ、水風呂、外気欲の平均点が高い施設が最寄りにあることはとても幸せなことであるがひとつ不満なことがある。
ここの施設に限ったことではないが
常連の50～70台のおじさんや大学生の集団がサ室で喋る声がとても大きいことだ。感染症などない平常時であれば注意書などなければ小声で話すことは構わないと思う。しかし今、注意書もあり常識的に雑談をすることはリスクがある。それを我が身関せず、平然と大声で会話をする方々がとても多く感じる。
施設としても張り紙をしている以上しっかりと対応していただきたいが、この施設の感染対策は人数制限をしない等も含めとりあえずやっている程度であり、期待はしていない。