2019.05.27 登録
[ 東京都 ]
東京ミッドタウンの向かいにあるビルの地下への入り口をくぐると、ホテルと見紛う暗い回廊が続く。予約したAQUAの部屋は、全面タイル貼りの壁に幾何学模様があしらわれ、サウナ、水風呂、温浴槽が鎮座する。サ室はモニターで110℃まで温度調整が可能だが、実際は90℃前後。用意されたアイスキューブのフレーバーを楽しみながら、コールマンのインフィニティチェアでととのって4セット。
共用
帰省の勢いで、念願の訪問。サウナ室はストーブが中央に鎮座するタイプで90℃、水風呂は体感で14℃、最深部は120センチあり立ったまま入ることができるなど、モダンなつくりながら、動線含めサウナーの痒いところに手が届く緻密な設計となっている。しかし、真髄はととのいスペースにある。浴室を出るとそこにあるのは、スノーピークのキャンプチェアがずらりと並んだ外気浴スペース。眼下には鮮やかな新緑と、田植えが始まったばかりの田んぼが織りなす里山の風景が広がり、座ってととのっていると時折、粟ヶ岳の峰々の間からやってくる風が、やさしく肌を撫で下ろしてくれる。木々と生き物たちが活気づく初夏の香りと、耕した土の匂い。ゆっくりと息を吸い込むと、自分は結局、自然の一部なのだと感じられた。
[ 東京都 ]
ニフティ温泉の記事をボーッと眺めていたら見つけ、出来たての施設と知り訪問。広々とした浴場の中には、「左室(サ室)」、「右室(ウ室)」、「ナ室」の3つのサウナ室があり、左室と右室は黙浴オンリーの集中部屋で、ナ室は会話可能。左右室内の土壁と鏡は高温に熱されているので、迂闊に触ると大火傷をお見舞いされる。注意が必要。
水風呂は12度台と15度台の2種類という、サウナフリークの細かなニーズに応えた絶妙な設定となっているだけでなく、特筆すべきは、動線の素晴らしさ。いずれのサ室からも、水風呂までは15歩以内、さらに、水風呂からととのいスペースも15歩以内。サウナ→水風呂→ととのいが一直線上に配置され、無駄がない。
また、料金にはドリンクバーが含まれており、デトックスウォーターやデカビタに加え、ノンアルコールビールもあり、ささやかな新体験を味わうことができる。
男
[ 北海道 ]
植物性の有機物を多く含む褐色の源泉、「モール温泉」が名物のこの施設。ロウリュウにも、このモール温泉を使っていて、ここではそれを「モーリュ」と呼んでいる。温度計上の室温は90℃だが、絶えず誰かがモーリュしているので湿度は高く、体感はそれよりずっと熱い。室内には時計の類が一切ないので、頼りになるのは自らの感覚のみ。壁に貼られた白樺の木の断面にお湯をかける「ウォーリュ」なども楽しみながら、身体の声を聞き退出のタイミングを探る。
水風呂にも余念がない。使用しているのは、国交省の水質調査で過去8回、日本一に輝いたことがあるという、十勝川水系・札内川の伏流水。サウナ学会の基準に基づき、水温は16℃〜18℃に保たれている。今日は17.4℃だった。
男
[ 北海道 ]
ミストサウナは源泉を気化させたもので、案内板表示には60℃とあるものの、体感はそれよりずっと熱い。水風呂に温度計はないが、この季節、おそらく体感で15〜16℃くらいか。ととのい時間は、露天風呂に設置されたお馴染みのプラスチックの白い椅子。まだ雪が残り肌寒い、早春のトムラウシ山の空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。