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シーパの湯

温浴施設 - 愛媛県松山市

藤井　凪

2022.06.02

2回目の訪問

船で松山に戻りあまりにも晴れた空を見てふと思う。
『今日のシーパ、最高なんじゃね？』
会社戻って仕事終わらせて定時であがって
シーパまで約30分。18:30か…
釣りアプリで日の入り確認すると19:14。
きたこれ、サウナチャンス(本日2回目)。
しかも私にはシーパに行かねばならない
大切な使命があるのだ…

18:35に到着し、体流してサ室INが18:45。
海側にある窓からはほぼ平行にオレンジ色の
日が差し、ライトグレーの古いサ室は
なんとも言えないノスタルジー。
まずは軽めに7分半で出て水風呂へ。
ここでも広い窓から夕日が差し込む。
そんなに冷たくはないが広い水風呂は
とても居心地がいい。
そして露天エリアへ。
はぁ、なんだこれ。何回も来てるけど最高かよ。
リクライニングできるデッキチェアもあるが
ここはあえての白いととのえイスに。
砂浜の向こうに広がる広い海と鹿島の堤防。
その向こうを行き交う漁船たち。
その全てを包み込む夕焼け。
もちろん裸の男たちも包み込んでくれる。
ずっとこのまま長居したいところだが、
日の入りに合わせて19時に2セット目スタート。
水風呂も終えて19:10に再び露天へ。
さっきまではしゃいでいた幼稚園位の男の子も、
岩の上に立って静かに夕日が沈んでいくのを
じっと眺めている。フル〇ンで。
そうやって大人になっていくんだよ、少年。
気づけばかくれんぼしてしまったお天道様、
また明日もよろしくねと挨拶し3セット目へ。
サンセットからの3セット。
サウナで温められ、水風呂で冷やされ、
夕日で暖められ、潮風に撫でられた体で
3セット目は夢見心地の15分。
すると今度は西の空に三日月様がご登場。
みんなかくれんぼ好きなんだから。
暗くなっていく空をデッキチェアから
眺めていると真上には北斗七星。
北斗七星がロウリュのラドルに見えてきたら
あなたも立派なサウナーよ。
リンの声で｢右よ、左よ、サウナーよ｣と
幻聴まで聞こえてくる始末。
脳の判断能力がなくなってしまう前に
大切な使命を果たさなければと4セット目へ。
そう、それは水風呂のサイズ計測。
以前のMUSHIUSさんの投稿にあった、
シーパと北欧の水風呂談義。
その為に私は体定規を使って計測してきたのだ。
結果は縦横ともに約30cm(肩から肘)だけ
シーパの方が北欧の水風呂より広く、
深さは膝小僧分くらい約10cmほど、
北欧の方がシーパより深いという結果に。
愛媛のサウナーさん、ぜひ東京に行く際は
まずはシーパに寄ってから北欧へ。