錯乱坊

2021.11.06

47回目の訪問

何時ものようにL字ベンチでととのいを迎えながら、ふと、ゴミみたいな思考回路しか持ち合わせていない我が脳みそにあることが浮かんだ。
「折角のホームサウナの投稿。どうせならサ活のトップに載せたい。
そんなしょうもない欲求、あってもいいじゃんね。」
ということで、サウナから帰宅すると同時にノートパソコンを開き、サ活とは関係ないことを永遠と書き殴って文字数を稼ぐという姑息な戦法を使うことにしたのである(勝てば官軍)。
 しかし、本当に実にならないことをつらつらと書き綴ってトップに載った場合、ただの羞恥プレイと化すことに十行も書けていないこの段階で幸運にも気づくことが出来たので早速前言撤回し、実にも毒にもならない薄いけどこのサウナに何とか関係ありそうな文字を書くことにする。

 ワイはこのサウナをホームサウナなどとおこがましく設定して我が物顔で入り始めて、かれこれ半年くらいが立とうとしている。

 ここのサウナの何がいいかというと、まず歴史が長い。
あ、歴史オタクではない。ただ、歴史が長い分の懐の深さみたいなものが、なんかここにはある気がするのだ。
昔ながらの町銭湯なだけあって、本当様々な人たちが湯浴びに来る。その一人一人の生活に静かに根差していて、それを一辺にこの空間に纏める包容力というのだろうか。なんか、暖かい場所である。
創立は何年かは知らないが、ワイのひいじいちゃんも通っていたらしいので、百年近いんだと思う。

 次に、外観である。因みに小生は紛れもない面食いである。それ故、ここには前を通っただけで惚れてしまった。大正モダンというものを地で行く作りになっており、洋館の前に狛犬?がいる和洋折衷ぶりは、異国情緒には何かとうるさい長崎出身のワイのどタイプであった。

 で、肝心のサウナである(そろそろ疲れてきた)。
地下に続く怪しげな階段を下り、古びた鉄製のドアを引くと、スチームが充満したタイル張りのサウナ室が姿を現す。初見さんがビビる無骨さが今では堪らなくなっている。
温度もかなり高温で、ここだけは多分しきじと張る。ここでアチアチになるまで自分と向き合った後に、我々を待ち構えているのは水風呂ではなく、天井からの水シャワーである。
あ!今がっかりしたでしょ!
「んだよ、水風呂ねーのかよ」
そう思ってた時期が、僕にもありました。
ここの水シャワーはマジキンッキンッに冷えている。この時期は特に冷たく、一発でブチととのう。最近は15℃くらいの水風呂ならこっちの方が冷たいとさえ思っている。
そして休憩。内気浴だけど、整わなかった日はない。言うことなし。
 んなことを書いてたら、もうそろ文字数っぽい。

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