マジック温泉 昭和浴場
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
キーキキー!
(何やら1匹のチンパンジーが話を聞いて欲しいようでコチラを向き吠えていますよ)
キーキーキキ!
(なるほど、1日で散々バカなことをして人間からチンパンに降格になったと)
キッキ、キ〜キキ!
(ふむふむ、んでそれは〝昭和浴場〟とは何ら関係ないので最下部に放り込んでおきましたと)
…というわけで諸々ありまして中野の地からのスターツとなります、キーキーうるさいので猿語を翻訳しました以下以降。
#和平
脱衣所で挨拶した常連の爺様が入れ違いで全裸になった浴槽エリアでブチキレていた。
他人事なので普通にカランに座り泡まみれになるチンパン、その過程で他の常連に事の顛末を説明する爺様の声を耳にする。
なにやら先程までいた若者らが備え付きのボデシャンのボトルを元に戻さないことで憤怒したとのこと。
その行為自体は完全に若者に非があるとして…
「普段浴槽エリアで筋トレ始める貴方も大概やけどね☆」
…と心のツッコミを入れ、湯船に浸かろうとカランを立ったその瞬間、コチラを振り向き「なぁ、そう思うだろう!?」とチンパンに同調を促してくる爺様。
「いや、まずなんで知ってる前提なの?」…という不可思議は置いといて、銭湯ではなるべく目立つことなくモブっていきたいチンパンにとってこの手の会話は答えに困る。
あまり考え込むのもよくないと、とりあえず自分的万能ワード「ウィッス!」を決め込む。
それ以上でも以下でもない「ウィッス」を繰り出された日にはもぅ「お、おぅ…」と返す他ない爺様。
そうなのだ、この世界はウィッスで万事休すのだ。
…とかアホなこと思いながら湯に浸かる。
壁面のプレートには『本日の薬用健康湯は「備長炭風呂」』とあるがラベンダー湯などのイベント湯以外でソレは替わるわけもなく。
#それでも、どちらでも
サウナ室の板材貼り替えが完了して数週間、まだまだ木の色合いが調子いい。
貼り替え前は腐った座面がシーソーみたいに浮き上がり自分の中でこの状態を〝世紀末サウナ〟と名付けそのいつ崩壊するやもしれんスリルを楽しんでいた。
「ふふ…もう2人座る時にギィ〜と鳴るあの不安な音も暫く聞けなくなるのか…」
…とか感傷に耽るわけない、俄然綺麗な板材の方がいいに決まっている。
ちな板材の貼り替えは1年半の周期で行われることが判明。
デッカい水風呂は正義だし
その水は地下水で飲めっし。
これで520円とは素敵だし。
違う、月曜日は10円菓子が貰えるから510円だし。
それはそれでより素敵やし。
それでは以降は『#新人類になる前に』『#西城悲劇』『#悲劇観劇』の順でお楽しみ下さい。
ではでは
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