武蔵関駅の改札を抜ける。
申し訳ないのだけど「なんもなさそう…」というのが正直な感想。
ただ当然なにかがあるからこの地にやって来たのだ。
そう、ご機嫌な街銭湯“松乃湯”が。

#道中
事前に情報を調べすぎると訪れた時の感動が薄れるので風呂やサウナに関しての情報は控える。
地元住人だけでなく遠方からの客も多いのだろう、当施設に寄せられたサ活レビューの数がこの施設の満足度を物語っている。
ただし定休日が月曜・火曜に加え営業時間も14時〜21時と超ショート、これはもうRPGでいうとこの隠しダンジョンの域。

#風呂
銭湯ではレアなうたせ湯を発見し、凝ってもいない首や肩に湯を打ち付ける。
それっぽいので修行僧みたいに目を閉じ瞑想なんぞしてみるが音速で飽きが生じ、うたせ湯から出ようと目を開けた瞬間、物珍しそうにこっちの様子を伺う爺様とバッチリ目が合う。
そんなに修行僧ごっこが珍しいのか、爺様よ。

#遠赤外線
サ室の温度計は90℃と表示されているがいつも入ってる90℃と比べ凄く熱い。
室内テレビではコント番組「オチを聞くまで…」そう思いながらのサウナ。
肝心のオチはイマイチだったがサウナは超あちかった。

#ロッキー
室内は60℃、物足りないので座らず立ったままでのサウナ。
数分が経った頃熱源付近から謎の作動音が聞こえてくる。
よく見ると天井には噴射口があり「サウナが2つもあるのに更にオートロウリュかよ!」っと感激しつついよいよ噴射の頃合い。
「…チョロチョロ…シュー…」
…え?
今ちょろっと水出たけどコレがオートロウリュ?
…結局しばらく観察を続けてみたが以降は特に何も起こらず、室温は相変わらずの60℃で体感は現状維持のまま。
超微弱なオートロウリュに期待して全裸待機の中年のその様は激烈シュール。

#休憩
ライオンの口から冷水が流れるイカした水風呂でコスモ(小宇宙)を感じ、以降は炭酸泉前の段差にへたり込みヘロイン中毒者みたいな顔になる。

#圧、限りなく
退館前にもうワンセットと思いサウナへ。
すると館内全体にホタルの光が流れ出し、その後暫くして今度はテレビの電源が落ちた。
「空気読んで帰れ…」そう言われた気がしたのでサ室を出て水風呂に行くと、今度は松乃湯のおやっさんがこれみよがしにカランの椅子を片し始めた。
空気読めどころか「マジ帰れ…」そう言われた気がしたので水風呂を諦めシャワーで汗を流し脱衣所に行くと今度は松乃湯の女将さんからの帰れ圧を感じ急ぎ退館。
今回の来館でわかったこと、それは松乃湯が最高の施設であり閉店時間が正味20:30だということ。

ではでは

とめどなく五十六(再登板)さんの松乃湯のサ活写真
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