地図からサウナが探せる！

洛陽湯

銭湯 - 京都府京都市

ういろう

2021.05.15

1回目の訪問

実家。土日。夕方。検索ワードのように並んだ言葉。この後に来る言葉はサウナだ。サウナイキタイ。
家近のスーパー銭湯は、緊急事態宣言のため土日は休み。少し遠出でもいいから…と目に止まったのが洛陽湯。写真で見ると休憩スペースの充実感が凄い。ここに決めた。地元の友達に声をかけた。「サウナ行かね？」。「いこかぁ」と割と即レス。久しぶりにハンドルを握る。上京してから車に乗らなくなったなぁと感じながら、エンジンをかける。弟がマフラーをぶつけたらしく、エンジン音がおかしい。止まる度にボッボッボボっと音がする。許さん。ナビを設定し、友達を拾い、途中マクドナルドによる。友達が小腹がすいたと言うので。確かに。自分もベーコンポテトパイを頼む。車の中で食べる飯ってなんか美味しいよな。と何気ない会話をしながら、サウナへ向かう。京都の道路は路上駐車が多い。久しぶりの運転で少しヒヤヒヤする。サウナに着いた。入浴料450円。タオル20円シャンプーは40円で2人で1つ購入。冷水機はない。脱衣場に自販機があるので水を買う。ロッカーで荷物を置き、服を脱ぎ捨て入湯。
外観は少し古そうだったので、心配したがすごく綺麗。シャンプーを友達と半分こし、頭を洗う。まずは熱湯で温まり、お待ちかねのサウナへ。ドアの締まりが悪く、常連客に「しっかり閉めんかいっ」と怒られる。すみません。80度と聞いていたが、温度計の針は80度を下回っている。だが、この温度系潰れてるんじゃないかと思うくらい、身体の芯からアツアツになる。特に3段目は汗が止まらない。3分の砂時計を2往復する。6分で十分動悸が高まる。サウナから出ると、洛陽湯イチオシの水風船へ。京都1番の広さの水風船は、プールになっている。汗を流し、飛び込む。20度と書いてあるが、京都の道路以上にヒヤヒヤする。ヒヤヒヤになった表面と、身体の内部のホクホクを感じながら、外気浴へ。整いスペースが素敵すぎる。フルフラットのチェアに腰をかけ、寝そべる。曇り空の流れの速い雲を見ながら、意識を身体の外に置く。ぁあ。飛んでいく…。雲の流れがより早く見える。外気浴スペースにある観葉植物の葉がカサカサ鳴っている。感覚が研ぎ澄まされる。良いサウナ。良い。

男