香藤湯
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
香藤湯の近くに住んでいた時はサ活荒らしかのごとく私のサ活で埋め尽くしていたけれど引っ越してからはめっきり来れなくなって最後に来たのはいつだろうと調べてみたら2023.10.8だった。一年以上来ていないことになる。
「持つべきものは近所の友達と近所の銭湯」とはよく言ったもので、距離が離れると好きなものでも遠ざかってしまう。
一年ぶりの訪問だけど、相変わらず番台のご主人は無愛想でお風呂から上がると老けていて、息子から親父に変わることを思い出して、あつ湯の暑さに肌を真っ赤にさせてもらった。
紅葉した肌でいよいよサウナ。
匂いや、目を閉じるとうっすらと聞こえるBGMがなつかしい、なにも変わらない日常。
あの頃のように足を組んで空に挑戦していると、轟音が轟く、どうやらサウナから聞こえるようだ、それとともに一気に湿度が上がる。
体からは汗とも、水滴とも取れる玉汗が浮かび上がってくる。
「ボナの咆哮だと?」
こんなこと以前はあっただろうか、そういえば入った時から湿度が高いような気はしていた。なるほど、セッティングを変えて来やがった!
ご主人やるな〜無愛想な感じだけどサウナに工夫をくわえてきた。
よくよく見れば、張り紙も変わっているし、ピカピカに掃除された浴室は毎日の変化の表れだ。
なにもしないと変わっていってしまうから、変わらないように変えている!変えるべきは変えているのだ。見えない努力が隠されている。
久しぶりに訪問したけれど香藤湯がもっと好きになった。
今年はもっとたくさん来よう、こんなに素晴らしい銭湯はなかなかないのだから!
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