余市川温泉 うちゅうの湯
温浴施設 - 北海道 余市郡余市町
温浴施設 - 北海道 余市郡余市町
ノリと勢だけでやってきた北海道。
函館から、いくつかの街を彷徨ってやってきたのが積丹半島の付け根にある、余市町。
宇宙飛行士 毛利さん誕生日の地ということもあり、宇宙を観光の目玉にしている。(あとウィスキーも有名)
余市のことを調べるとなんと毛利さんの実家が温泉らしいのだ。現在は毛利一族は経営を退いて他の方が経営されているらしいが、紛れもなく毛利さんの産湯はこちららしい。
「宇宙の湯」ロマンがあるじゃない。
屋根にはスペースシャトルが乗っていて、看板には「宇宙の湯 余市川温泉」その下に「宇宙飛行士 毛利衛氏の生まれた温泉」と書かれている。
〜ふつふつと沸き立つ温泉より、光り輝く赤子誕生せり、幼少の頃より神童と謳われ、この街の危機を救った、その人こそ毛利衛であった〜
温泉から毛利さんが誕生したかのような文章に妄想が膨らむ。
レトロと言えば聞こえはいいが、古めかしいとも言える。
備え付けのシャンプーで頭を洗おうとボトルをプッシュするが何も出てこない、ならばと蓋を回して逆さまにするとしゃばしゃばの液体が出てくる。誰かのいたずらかと諦めて、ボディソープのボトルをプッシュするとまたしてもしゃばしゃばの液体、、、。
薄めてる!?
真相は分からないけれど、ほぼ水が出てくるのでお湯を長めに浴びることにした。
とにかく、サウナ。
まず、サウナ。
それでも、サウナ。
サウナ室は若干鼻につく臭いがあり、黒く変色したボロボロの木が物悲しい雰囲気を感じさせる。
水風呂の前には蛇口から繋がったホースがあり、園芸用のノズルが取り付けてある。
汗を流して水に浸かる。
露天スペースを横目にチェックしていたので向かうと、よもぎの湯なる、緑色した湯船があり、その横にはイスがあり休憩できるのだけど、ここがまたお世辞にもキレイとは言えない。
よもぎの緑なのかカビなのか、とにかくびっしりと緑色したモノが蔓延っている。
それでも座ってみるが落ち着かない、、、。
2階には食堂があり、また、古めかしい雰囲気が漂っている。料理は美味しそうだったけれどお休みだった。
今思えば毛利さんが宇宙に行ったのは何十年も昔の事なのだ。
できた当初は夢と希望の宇宙だったはずで、あの栄光の日々は遥か彼方に、今やスペースシャトルも廃棄物と化している。
スペースデブリが溜まった宇宙の湯もそろそろイーロンマスクに買い取ってもらう時期が来ているのかも知れない。
しかし個人的には日本人が宇宙に行く高揚感、を思い出す事ができたし、お客さんはたくさん来ていたので、地元の人たちにはずっと愛されてきた素敵な温泉に違いないと思った。
よもぎだと思いたいですが、、、😞ヨネロさん、お近くに寄った際は確認してきて下さいー楽しめることは確かです笑 余市は海鮮美味しいし、観光名所もたくさんあるのでオススメです!
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