阿佐ヶ谷温泉 天徳泉
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
「天徳泉」お寺のような名前のこの銭湯、受付でサウナ利用を伝えると黄色いバスタオルを渡される、サウナ室の中でお尻に敷いて使うものと説明をうけて浴室へ。ちなみに、ハンドタオル、シャンプー、ボディーソープなどは無いので持参した方が良いでしょう。(サイトを確認すると借りれるらしい記述あり)
まずは体を清めて、と思ったけどタオルもなければ、石鹸もないので、重めにシャワーを浴びてサ室へ。
サ室は三角形の形をしていて頂点の部分に入り口がある、中に入ると地面も壁もイスもタイル張り、三角形の1番短い辺にイスがあり、座ると右手側に時計、12分計ではなく、プラスチックの普通の時計つまり、そこまでの、高温にならないのだ、温度は53度と低い。
左手側にはパン工場にでもありそうなアルミの縦長の箱がある、これがサウナストーブだ。
53度のサウナ。
どれだけいてもあたたまらないなと思って座っていると、銀色のサウナストーブがうなりをあげた。水が対流する轟音とともに室内の温度が上がっていく、というより湿度がグングン上がっている。
さっきまで菩薩のような優しい顔で微笑んでいたストーブは今は怒りに身を任せて暴れ回る鬼のような形相をみせている。
汗だか、水蒸気だか、とにかく水浸しで
もうこれはたえられん!
急き立てられるように飛び出して水風呂へ、、、。
ほぅ ▶︎ こりゃいいや
水温は20度くらいだろうか優しい温度。水がまろやかで気持ちいい。
それもそのはず、「波動水」なのだ!
なんだ?それ。波動拳!!
硬度が高い水らしい、確かに普通の水風呂とは明らかに違う水質。思わずなが〜く浸かってしまった。水の中でととのいそうになったのははじめて。
ととのいスポットは「サウナイキタイ」でチェックしています。事前に読んで無かったら気づかなかったであろう、縁側の扉を開けるトイレと小さなお庭がある。お庭は和を基調にしていて、枯山水というにはごちゃついていて、甕が逆さまに置いてあったり、犬のオブジェがあったり、これを雑山水と名付けよう。
丸イスに座り雑山水の庭を眺めていると、京都の崇高なお寺で座禅をしているような感覚に襲われて、禅とサウナ近しい関係にあるんだなとか思いながら、だんだん空に近づいていく。
座る。
そのまま3セットやって本日終了。
ミストサウナ正直バカにしてたけど、ここにきて一気にイメージが変わった、天国と地獄を交互に味わうようなサウナ、波動水は一度体験する価値、大ありの名水。
気分によってこれからも通う事になるであろう素晴らしいサウナでした。
コメントありがとうございます! 近場のサウナがいいサウナ!ですよね、今後ともよろしくお願いします
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