スパリゾート オアシス御殿場
温浴施設 - 静岡県 御殿場市
温浴施設 - 静岡県 御殿場市
【The サウナ屋で休養。イキタイ欲解消。】
「サウナを愛でる」という感情が少しわかったかもしれない。
いつものようにYCAT→御殿場ICのサウナへの特急券。10分歩けば見えてくるよ、そのオアシスが。
初夏の御殿場。騒がしい横浜に比べて、平穏な御殿場の大通り。
いい。幼き頃祖父母の家に遊びに行った頃のようだ。
妻は東京のホテルでアフタヌーンティー?をしてるらしい。私は同じくらいコストで御殿場に出向き、モーニングサウナをここオアシスで決めることにした。
アディダスみたいな看板。漂ってくる。サウナ屋独特の香りが。
10時にイン。オルゴールが落ち着きを与え、レトロ気味な施設にどこか懐かしさを覚える。
そうだ、あれは学生時代の合宿施設だ。
なぜか昭和体育会系だった部活の合宿。「号令!」とOBから怒号がかかると、
最下級生だった私はオアシス御殿場のような短い踏み場の急階段(コミックルームへの階段)を何度も高速で登り、絨毯の上で正座をさせられていた。
あの時は謎の一段ずつルールだったけど、今では2段飛ばしでも怒られない。人生進んでるよ、俺。
何故か懐かしい気持ちを添えて、先にある輝く浴室に向かうのである。
最上段が広い床で紳士が己と向き合っている。
私は中段からスタート。
ストーブからの香り、天井から吊るされたチェーン。愛でる。
ニューシティーもこんなんだったなぁ。
じわりじわりと汗が噴き出る。TVの時間で頃合いを見出し、水風呂へ。
床が砂利式コンクリートで愛でる。若者は慣れてないからヒリヒリするよな。でもそれが脳に刺激されていいんだよ。もう私も28歳だが。
水質、水温、水深、3拍子揃ってますね。参りました。
キンキンではないので長居入れる感じも醸しつつ、しっかり冷えてる奴。
人はそれを絶妙と喩えるのです。
外気浴で初夏の空を見上げて…
仕事でいっぱいいっぱいだったけどこれがあるから頑張れるのだよ。
という感情を3回、即ち3セットして退散。
食事どころでカツオうめぇ。最近ドリンクを頼める紳士になってきました。マンゴースムージー。
帰り際に富士宮焼きそばをテイクオーダー。懐疑的な沼川は無視しておこう。
どうやら「一日外出録ハンチョウ」が効いている。しかしその企ては7時間後、見事に花開くのである。
その後休憩所で六大学野球観ながらゴロゴロ。
服がはだけながら爆睡するおにいさん、何度も無呼吸症候群から帰還するおっちゃん。
まさにサウナ屋。愛でない理由こそ、ないではないか。完
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