音・サ・鉄・旅

2019.09.14

1回目の訪問

9月10日。
ふらっと思い付きで東京から西へ向かう。
名古屋から在来線に乗り換えた。
前回の旅の際に伺えなかった念願の大垣サウナへ。

夕方と言うにはまだ少し早い昼下がり。まるで夏が帰って来たようなこの日の東海地方はうだるような暑さだった。

お店に入るなり受付に立っていたのはオーナーのお母さん。マグ万平さんのYoutubeで拝見したままのにこやかで優しそうな雰囲気。

初めての利用だと伝えると、とても丁寧に対応してくれた。

店内設備の説明は従業員のおばちゃま達との連携プレー。代わる代わるお風呂や二階の休憩室の説明をしてくれたのがとても微笑ましかった。

身体を洗いいざサウナ室へ。

120℃に迫ろうかという室内。の割に居心地が良いのは湿度との絶妙なバランスが成せる技か。あっという間にバッシャバシャ発汗出来た。ドライ過ぎないって事なのだろうか。

常連のおじいちゃん達は黙々と大相撲九月場所の中継に見入っている。

カンカンに火照った状態で水風呂へ。
いつもはお湯で掛け湯をするが、この日ばかりは我慢出来ず水風呂の水で頭から一気に掛け水をした。冷たい。そしてなんとも言えないキレがある。早く入りたい。

先客がいたので逸る気持ちを抑えてそーっと入水。

静岡しきじの水をまろやかと表現するならば、大垣サウナの水はキリリとした印象。この水風呂のファンが多いと言うのもなるほど納得。キリッとはしているが刺すような感じじゃないのは天然地下水の特徴なのだろうか。めちゃくちゃ心地良い。

特段休憩スペースがあるわけではないので身体を拭きサウナパンツを履き替えて一旦脱衣所へ。

扇風機の風を浴びながら自販機横の椅子に座る。ぼんやりとまどろんでいるとまた新しいお客さんを相手にお母さんやおばちゃま方が館内の説明をしている声が遠く聞こえる。常連さんにも新顔さんにも優しい素敵なサウナだなぁと、心までリラックス。

3セット目。相変わらず常連さん達は黙々と大相撲を眺めている。結びの一番の少し前にそれは起きた。

まだ白星のない栃ノ心関が時間いっぱいから立会いを2度外してしまう。2度目の立会いを外した瞬間におじさん達が一斉に「無理や〜!」とサウナから出て行った。おそらくこの一番を見てから出ようと考えていたのだろう。

細か過ぎて伝わらない選手権の博多華丸さんのネタそのまんまじゃないか!!

めちゃくちゃ可笑しかったのに、部屋に残ったのは入ったばかりの自分一人。誰とも分かち合えない。もどかしさに一人悶絶。

TVの向こうでは3度目の立会いが上手く行った栃ノ心関が力押しで初白星を勝ち取っていた。

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