水沢石田温泉
ホテル・旅館 - 岩手県 奥州市
だいぶ古びていてさながら廃墟（？）のような趣があるというログが多くて、なんかおもしろそうなので期待に胸ふくらませながら、ようやく訪問です。
下道国道4号線をだらだら南下して奥州市内へ、市内の交差点を西へ曲がって３９７号線をひたすら直進。東北自動車道が頭上を駆け抜けていく盛り土の下をくぐり抜けると、すぐ右手に赤サビいっぱいの正門と看板がみえてきた。ひろびろとした駐車場に駐まっている車両もまばら。静かだなと思ったけど、風にバタバタはためく真っ赤なノボリの並びには、たしかな営業感はある。郷土の勇士アテルイ肖像と桃色ロゴが掲示された玄関をくぐり、券売機でお代を払って、口数の少ない受付ご担当様へ券を手渡して、ようやく施設内へ。たしかにロビーから年季が入った印象がある。
しかしこのウェブでの目的はまずサウナですな。ゴム紐通した貴重品ロッカーキーを腕にまいて前進前進。
ツルツル泉質な温泉で身体をよくあたためてから、ドアの前に並んでたビート板を1枚片手に、ようやくサ室へ。｢テレビ故障中｣と貼り紙が。しかし中に入るとテレビは相撲中継を元気にオンエアーしててて、なんだそりゃ？と意表をつかれた。温度は100度手前の高温を示していて、熱さ自体はガツンとした肌応え感じます。いい汗がどんどんでてきます。しかし2段ある席の板材のあちこち古びて黒ずんで、年季の積まれた光景だ。ちょっと汗くさいけど、予想したほどではなかった。すぐに鼻が慣れて、気にならなくなり、汗流しと相撲中継観戦に専念してました。
水風呂は、サ室すぐ目の前の動線の良さ。水道なのか井戸水なのかはわからないけど、もとをたどれば奥羽山脈の伏流水には違いない。肌にやわらかくて気持ち良かったです。
外気浴は露天風呂（だった）スペースに2つならんだこれもまた古びたガーデンチェア。目の前には張った水と植えたばかりの苗が青々と広がる水田の眺めと、吹いてくる風が想像以上に気持ちいい。ていうか奥州スイデンテラスじゃね？とふとつぶやきたくなる件でした。ちなみに目の前のテラス柵は、角形アングルで固定された腰ぐらいの高さのトタン波板。内側に傾いているので、その分丈が低くなってしまっている。ぶっちゃけ水田で作業している人から丸見えではないかと思います。
3セット繰り返して、ひとまず終了。外気浴は初夏の風がさわやかで深いリラックス感たのしめたし、肌にもほんのり赤いあまみもひろがってて、サウナはしっかり満喫できました。
サウナ：10分 × 3
水風呂：1分 × 3
休憩：５分 × 3
合計：3セット
添付画像はすぐ近くの水田。外気浴で眺めてた光景もおよそこんなイメージ。では。【画像ミスってたので再投稿】
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アプリでサウナ探しが
もっと便利に！
コメありがとうございます。なかなかのものでした。設備に年季が入ってるだけで、サウナの熱さ、温泉のぬくもりなど、スペック自体はナイスなのですよね。四代目ＣＥＯさんによるなんら忖度のない絶賛ぶりは衝撃でした。
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