丸沼高原センターステーション座禅温泉
温浴施設 - 群馬県 利根郡片品村
温浴施設 - 群馬県 利根郡片品村
年末年始のオリオンツアーの年越しバーゲンの中に、丸沼高原スキー場のバスツアーがあった。このご時世で六千円を切る値段で連れてってもらえるとは大変有難い。早速決済を行った。
東池袋のサンシャインシティバスターミナルから出発。大体3時間半位で到着。丸沼高原は関東圏のスキー場としては規模が大きく、ゴンドラリフトや3kmを超えるロングクルージングが魅力だ。
すっかり楽しんだあとは勿論温泉が待っている。たっぷり楽しんだので温泉もサウナも1時間ほどしかいられなかったがそれでも体の疲れが解れていく気がした。
受付でリフト券を返却して600円を支払い、暖簾をくぐる。脱衣場の鍵は貴重品棚(百円有料)しかない。浴室に入ると左手にサウナ、正面に浴槽、右手に洗い場がある。最初に汗を流してから黄土色の温泉に身を沈める。ポカポカしてぬるま湯でも十分なぐらいにあったまる。こういう色は東京だと塩気を感じるがそこは温泉大国群馬県だから白根山の育まれた良質な温泉だと思う。
ではサウナに行こう。コロナの定員を引きずっているのか定員は3名の掲示があるが、L字型の二段の雛壇。中央に柱があるが、それなりに広々しており8名は間違いなく入るサイズである。室温は98℃とあるが、それでは昨日の東武練馬と同じぐらいあるとなり、実体感は85℃位であった。時間の都合上1セットしかないのでこの一回を居心地良く楽しんだ。なお、サウナマットはないので持参するかタオルを尻に敷く形になる。
ちゃんと水風呂もあって嬉しいポイント。水風呂の水温計はなかったが、体感では17℃前後と外の寒さに負けない冷えぶりに普段とは違う冷え方が体感出来た。室内の浴場だと全体的に温かな空気が漂ようが、ここでは外が極寒なのでそれにあわせて浴場内も寒くなる。
一番驚いたのが外気浴ができること。ご丁寧にチェアが5つも並んでいる。その内の一つに腰掛け、深く息を吸込みゆっくりと吐く。丸沼高原の大自然が生み出す極上の乾いた空気が全身に染み渡る。スキー場でするサウナの外気浴ってなんでこんなに素晴らしいんだろうな。他の人は寒そうでそそくさと内に入って行くが、僕はすっかりこの心地いい空気を深呼吸して味わっていた。とはいえ五分ほどで寒くなるので内に戻る。
最後に温泉で身体を再び温める。これでポカポカ、ビキビキとした痛みや疲れも和らいだ。スキー場で、それも日帰り温泉で楽しめる外気浴は珍しいと思われる。是非ご来訪の際にはスキーと共に早めに上がって温泉とサウナも楽しんでもらいたい。
男
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