TAOYA秋保
ホテル・旅館 - 宮城県 仙台市 宿泊者限定
ホテル・旅館 - 宮城県 仙台市 宿泊者限定
昨年を持って終わりを告げた全国旅行支援。しかし、まだ完全に終わってはいなかった!「仙台トク旅キャンペーン」。条件は旅行支援と同等、しかし仙台か…。去年も行ったしなぁと見送ろうとしたが、一軒是非是非行ってみたいお宿があったのだ。それこそがこのTAOYA秋保である。通常であれば泊まることはなかろうが、こういうキャンペーンを見逃さずに泊まることはない。ならば今行くしかない。
日光霧降、那須塩原に続き3軒目となったが、見事大江戸温泉の術中にまんまとどハマリしてしまう。美味しいご飯にご当地グルメ、そしてワンランク上の美味しいお酒が私を待っている。雪の降る宮城を駆け上がった。
館内は広々した空間が広がり、リノベ前のホテルの威厳というか荘厳さを色濃く残している。徒然と書いているが正直サウナはフッツーなのでなんとかここの良さをなんとかサウナ以外で書き残している。
タオル使い放題のなかなかな贅沢感を感じながら大浴場の暖簾をくぐる。清潔な脱衣場では理路整然とダイソンのドライヤーが並ぶ。浴場内に入るとカランと湯槽が対面で並び、柱は木製のオシャレなテンションの上がる浴室。秋保温泉あんまし好みじゃないんだけどここの温泉に入ると外の寒さも相まってこれまでの感覚を覆す途轍もないポカポカ感に包まれる。秋保を知らないのは私だったのだ。スイマセン。
露天風呂はやや狭いが途中に川を橋で渡るこれまたテンションをアゲるような作りで嬉しい。せせらぎを聞きながら雪景色の露天風呂を満喫する。これぞ旅行の醍醐味ではないか。しかし、残念ながらベンチらしいものは露天風呂入口の石のベンチ位でめっちゃ冷たい。
ではようやくサウナへ。キレイな浴室とは対照的な昭和感のある良くあるオマケサウナ。室温84℃の温め、仄暗い室内、L字型の上下二段の雛壇にサウナストーブを挟んで一段のベンチ。定員は8人位だろうか。ハッキリ行ってサウナそのものの魅力はあまり感じられない。日光のような明るくしっかりあったまるわけでもなく那須塩原の低温高湿サウナというような特徴もない。普通のどこにでもあるサウナだ。
但し、サウナは普通だが水風呂は違う。サウナ室の対岸には水風呂がある。汗を流してイザ水風呂に体を預ける。…冷たっ!まるで外の川の水をダイレクトに放り込んだかのようなキンキンさ。水温は我慢が出来ないレベルだったので体感ではあるがまず10℃代前半であると確信している。深呼吸を3回行えば既に体はヒエヒエだ。
外気浴は腰掛けるところもヒエヒエなので温泉の縁に腰を落として外の景色を見つめる。外気浴やサウナが感想がないだけにただ水風呂の冷たさが色濃く印象に残るサウナであった。
男
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