高温サウナタイマー

2023.02.20

1回目の訪問

ゆるキャン△のミニシリーズ「へやキャン△ サウナとごはんと三輪バイク」のエピソードがあるようにサウナとゆるキャンとの関係性は強い。だからなんだというのかという話ではあるが、ここには主人公志摩リンが跨がる代車の三輪バイクが売店に鎮座している。

 昭島から大体3時間位と距離はあるが中部横断道の開通によってより都心部から近くなった下部温泉。信玄公の隠れ湯との愛称も納得の奥深さ。もはや存在意義が失われつつある身延線の駅の目の前に堂々と構える建物が今日のお宿下部ホテルである。

 おしゃれな身のこなしとキラキラした会話が自分と異なる人生を生きているのであろうと思わせた昭島のモールと違い下部温泉はおじいさんおばあさんと私のようなゆるキャンオタク位しかいないひっそりとした静かな場所である。その中でもひときわ大きいホテル。広々としたロビー、ゆるキャンコーナーも作れる程の広めの売店など、下部の顔であることを伺わせる贅沢な作り。

 そんなことで取り敢えずお風呂に。ここは豊富な湯量が強みということで硫黄の臭いがあるぬるゆとアルカリ性単純温泉の2つが内湯外湯とで楽しめるようになっている。源泉が2つある温泉は偶に見つかるが両方ともにここまで大きい湯船のものはなかなかないのではないか。露天風呂も大きい作りでかなりの人でも捌けるようになってはいるが、今日は平日なので独占できる時間帯もある位であった。

 今回は松ぼっくりの湯という所で入らせてもらったが、サウナは浴室入って右側にぼっちのようにひっそりとドアがあった。足元にサウナマット。最近設置したのだろうか。張り紙には定員2名と記載。

 中に入るとそれがわかる、二人が座れるベンチが上下に並んでいるだけのとてもクラシカルなサウナというか、取り敢えずつけました的な感じだ。最近のサウナは明るく開放的な雰囲気がある。ここのは昭和感がとても色濃く残り、静かで暗くてとてもウェルカムな場所ではない。オジサン達のオアシスであった頃のサウナだ。

 室温は88℃。扉の隣にストーブ。以上、ザ・シンプル。ここでは温まるまで今日の旅路を思い出していた。アニメに登場した風景を訪れるのは幸福感強い気がする。でもそれは全てがそうなのではなく、これは特別、とかでないとなかなかそうはならない。ここでは主にガルパンの事を指す。

 先に話しておくと、ととのいチェアはここは一つだけ。そして水風呂はない。ぬるゆに浸かって椅子に座るだけ。あるだけマシということなのか。ぬるゆは36℃と不感温度の状態になっており程よくカラダを冷やせるようになっている。こういうところも昔のサウナってところなのだろう。

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