TAOYA 日光霧降
ホテル・旅館 - 栃木県 日光市 宿泊者限定
ホテル・旅館 - 栃木県 日光市 宿泊者限定
こういう状況の中で行くかどうしようか迷っていたが、まぁホテルでおとなしくしていようかということで当てを決めて来訪。
取り敢えずまずサウナから先に話しておきたい。現在の定員は2名まで。つめれば5人座れそうな二段のベンチとストーンが置かれたシンプルなサウナ。高温用サウナタイマーが置かれているのはいいが温度計はないのが珍しい。体感では85℃~95℃の間ぐらいだろうか。あとはいたって普通のサウナだ。
水風呂がキチンと用意されている。これもなかなかいいポイントだ。これでキッチリ暖めて冷やすことができるわけだ。温度計はないが、体感でざっくり17℃前後と予想。銭湯の水風呂より若干低めのような気がする。
外気浴。日光の粉雪舞う空気が気持ちいい。寒い。ととのう前に寒いがくる。最近いつもこうだな。でもこれもまた夏には味わえない快感なんだ、多分。チェア的なものはないので、露天の縁に座って楽しむことになる。
お風呂は勿論気持ちよく、ここはよいとこなのだが、最大のポイントはサウナ後の充実ぶりなのだ。まずお風呂から出てラウンジに行くと湯上がりドリンクが揃って置いてある。その中にはなんと、ビール(スーパードライ)、レモンチューハイ、ハイボール(ニッカ)のサーバー(伊東園とかに置いてあるやつと同じタイプ)がドン!とある。
看板を見てみるとなんとご自由にお飲み下さいの文字。コップは小さいが何回でもおかわりすりゃいいのでアルコールを胃に流し込む。なんてカラダに悪い水分補給だろうか。でもこれこそが贅沢の極みではないだろうか。サーバーの横にはアイスキャンデーまで常備する至れり尽くせり感。ずっと居すわっていたいぐらいだ。
レストランに行ったあと、一階のラウンジを覗くとマッサージ機「あんま王」がある。よくスパ銭で一回二、三百円で体験できる定番のマッサージ機だ。こちらの看板を読むとまたもや後日にお使い下さいの文字。驚愕した。ここまでアフターサービスの聞いたサウナは見たことがない。調子に乗って「リラックス」だの「ストレッチ」だのを思う存分体験してみた。(いつもは「無重力」モードしかしない)これもなかなかよい。特に「リラックス」はこまめに無重力モードに入ってカラダに心地よさを与えてくれる。
サウナで汗をかき、温泉でカラダを清める。ラウンジでアルコールの余韻に浸り、マッサージ機に体を預ける。これぞ至高の空間そのものではないか。旅行というのはこういう普段あり得ないような非日常感を存分に楽しむものなのだ。
すっかりファンになってしまった。これで一万円を下回るお値段というのだから恐れ多い。さあ、次はまたいつこようか。
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