スカイスパYOKOHAMA
カプセルホテル - 神奈川県 横浜市
カプセルホテル - 神奈川県 横浜市
エレベーター内で耳に圧を感じながら14階に到着。
鉄の扉が静かに開いた途端、この先にあるであろう至福の泉の香りが感情を昂らせる。
チェックインを済ませ、いざ決戦の地への切符を手に入れ男女別の案内表示を指差し確認、ヨシ!と唱え、熱波が踊る湯殿へ足を踏み入れた。
浴室の半自動扉を開けてまず感じたのは「白!」ということ。無印良品くらい白い。
白基調の内装に飛び込む裸の男たち、横浜の夜景、そして肝心要の風呂の数々。
感動もそこそこに給水機で水分補給を終えるとサウナへと突入。
夜景が一望できる窓際席に着座し、周囲を見回す。なるほど温度計はあるが、いわゆる12分計は見当たらない。
そうなると自分の脳内で時間を数えるしかなさそう、されば是非もなし。
夜景を見ながら刻まれる脳内カウント。
「あのオレンジ色に点滅を繰り返してるのは工業地帯の炎かな」「ベイクォーターのユザワヤで用もないのに手芸用品見てたな…」「あそこのタワマンは手巻き寿司パーティーでもやってるのかな」とか想いを馳せながらも人生で初めて1000秒数え終え、サウナを出て水風呂へ。
容赦なしに身体を冷やされ、急速冷凍される食品の気持ちがよくわかる。
ハヒハヒ言いながら冷やされた身体でととのい椅子へ向かう。
これまた窓際の椅子に陣取らせていただく。
再び眼前に広がる横浜の夜景。おおなんという幸せな時間だろう。形容し難い至福の感情、言葉にならないとはこういう事を言うのだろう。無理に言語化するなら「ヤバい」だろうか。
失われた語彙力。いやもともとか。
2セット目は入り口入ってすぐの上段へ。
ここで初めて15分の砂時計の存在を認識し、ようやくサウナに集中できる。背後のスペースもあるから体制を変えられるのもありがたい。
砂が落ち終わるのを確認し、じっくり15分。
3セット目はサウナストーン真横上段。
さすがにかなり熱い…!しかも店員さんがサウナストーンに水をかけるタイミングとは!
海外のマカロニみたいな見た目のサウナストーンに水がかけられる度にマカロニがジュワーパチパチと音を立てる。
これが本当にマカロニだったら、ふやふやになるだろうに、いやいや俺サウナストーンだからと堂々とした熱気で水を蒸発させていく。
水蒸気が!室温が!!湿度が!!!最高潮!!!!
もう熱い以外何も考えられない!あと終電の時間も気になる!考えてるじゃねえか!
・イオン系ドリンクは事前にフロントで購入、もしくは事前に所持しておく。
・時間計測ができるのは壁際の人の特権。
・夜行く場合は終電時間を頭に入れておく。
またくるぜスカイスパ!
小遣いが出たら!
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