Cafe Kuusijärvi
温浴施設 -
7セット
聖地巡礼サ旅（新婚旅行）3箇所目はこちら。
市内からだとバスを乗り継いで片道約1時間。
12時頃に到着し、受付で尋ねると12時半からスモークサウナ込みのチケットを買えるとのことなので待機。チケット発売はぬるっとスタートしたので少し戸惑ったが、無事購入。
電気式は大小2室。まずは大きい方へ入ると、ストーブ真横にはいかにもサウナボスらしき風貌のおじさんが佇んでおり、ひっきりなしにロウリュする。日本だと砂時計が落ちたら柄杓1杯OKなどあるが、訳が違う。当然、「ロウリュしていいですか？」なんて聞かれることもなく、サ室の全員がおじさんに身を委ねる。そして、バケツの水が減ると、サウナを出る人が自主的に補給してくれる。なんという素晴らしい光景。ちなみに、サ室はおじさんのおかげもあって熱帯雨林のような高湿度、個人的にはこれが好み。極限まで温まった後は、いざ氷の張った湖へ。普通に泳いでいる外国人もいたので、意外といけるのかと思ったが、そんな甘くはなかった。10秒で限界。ただ、この温度差と自然と一体になる感覚が堪らない、これぞ本場の"アヴァント"か！すぐさま持参したポンチョと靴下を履き、ベンチで休憩する。目の前には一面の銀世界、これを求めて遥々来たのだと実感する。
続いて、スモークサウナ（小）へ。オープン直後は待ちが発生したが、結構熱いので回転は早め。中に入ると、真っ暗でスモーキーな香りがどっと押し寄せる。スモーキーというより、煙いの方が近いのか（笑）。息をすると口の中に煤が入ってくるのがわかる。身体には良くない気しかしないが、なんとも言えぬ多幸感。ロウリュをすると、一段と広がる煤と水蒸気とともに、急激に温度が上がる。限界を迎え、その足で湖へ。もうすでに整いまくってる。初めてのスモークサウナ、ワイルドさと原始さがすごく、古くからこうやってサウナが親しまれてきたんだなぁとしみじみ。
最後に、スモークサウナ（大）へ。個人的にはここが1番好みだった。小さい方に比べると煤っぽい感じもあまりなく、ロウリュした時の体感温度の上がり方も割と穏やかで心地よい。ストーブが入口付近にあるので、サウナを出入りする人が率先してロウリュをしてくれる。日本だと絶対ない光景。温まった後は、現地の方々は外ですぐにビールを開け、仲間とともに酒盛り外気浴。しかもロング缶。飲んだらすぐにまたサウナへ入る。なんだったら、サウナにビールを持ち込んでる人までいる。これも日本だと絶対ない光景だ（笑）。
サウナも、湖も、そしてまたそこで過ごす人々も、本場のサウナのあり方を存分に感じられた素晴らしきサウナ体験でした！次回はまた夏に！
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