霧島温泉 旅の湯(旧 野々湯温泉)
ホテル・旅館 - 鹿児島県 霧島市
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全人類よ聞けぇ!!日本一のサウナはここにあった!!!!
言い過ぎ…ってことは無いと思います。少なくとも僕が人生最高のととのいをひしと感じたのは事実です。
九州放浪旅5日目の夜は霧島温泉で過ごしました。インターネットで見つけたここ旅の湯を訪れて、今日は寝ることにしたのですが、ここがまさかのダークホースでした。
入口から龍安寺庭園を思わせる長い縁側を歩いていくと、随分行った先に脱衣所があり、そこからまた少し歩いてやっとの事で浴室が顔を見せます。内湯に足をつけてみるともうびっくり。だいたい5~60℃の源泉がかけ流しになっていて、アツアツもアツアツ、激アツ風呂です。この日は最初貸切状態で、湯屋のご主人さんのおすすめ通りぬるめの露天風呂で体を温めてから、硫黄の香りのする石階段を昇ってサウナ室へと向かいました。
サウナ室は一室だけなのですが、天然の蒸気(そんなの初めて聞きました)が木造の室内に満ちていて、木材の香りが部屋中に充満しています。光源は腰掛けの目の前に一つだけ窓がありそこからオレンジ色のライトが部屋を照らす造りになっていて、雰囲気は抜群です。窓際には(恐らく)3分の砂時計と温度計だけが置いてあって、わかりやすく説明するなら山小屋感のあるフィンランド式スチームサウナ、と言った感じでしょうか?とにかく趣のある建物です。
温度計は約45℃を示していましたが、体感では80℃後半?くらいには感じるのが蒸気風呂のいいところ。じっくり暖まって部屋を出ると、階段を3段下ればこれまた掛け流しの天然露天水風呂が。これも体感ですがだいたい14,5℃でしょうか、大人ひとりが寝転がれる位の広さがあります。この水風呂の気持ちよさたるや、、、
そして露天風呂の奥には木造りのテラスがあって、そこが外気浴にピッタリ。貸切だったので寝転がって暮れの空を見上げながら、山の澄んだ空気で最強のととのいに達しました。
少ししてやってきた地元のお父さんに聞いたところには、内湯の床の真下には源泉が通っていて、五右衛門風呂状態になっているからアツアツなんだそうです。サウナ室の蒸気もこの造りから取り入れているんだとか。
総じて素晴らしいとしか言いようのない温泉施設です。是非1度は訪れて見て欲しいと思います。
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