2021.02.03 登録
[ 大阪府 ]
前職場の仲間と来店。
延羽は最近、サウナに注力しているそうな。
2ヶ月ぶりに訪れたのだが、
確かにびっくりする程熱くなっていた。
リニューアルによる休館前日だったが比較的空いていた。
私と仲間は1時間ぐらい露天辺りで
長風呂していたが、サウナ室はほぼずっと満室。
20時半のロウリュウ直前にサウナ室にIN。
一番奥の角、最上段が空いていたので座る。
私と連れで満室になる。
ロウリュウが始まるまでに何人も門前払いを食らっていた。
若い男性スタッフ2名が担当だった。
短めの口上の後、スタッフがアロマ水にかける。
その瞬間!耐え難い熱が全身に纏わりつく。
「あッ!めっちゃ熱いッッ!!!」
そばに座っていた私を含めた数人が
あまりの熱さに顔を顰めた。
温度計は確か90℃辺りを指していたが、
体感温度はもっと高い。
アロマの蒸気がひと通り循環すると、
スタッフに大きな団扇でひとりずつ扇ぎ始める。
私の番がくる。
若いスタッフが目の前で容赦なく熱波を送り続ける。
全身の表皮がひりつき、乳頭に通電されたような感覚が走る。
気がつくと汗でずぶ濡れになっていた。
スタッフが全員を扇ぎ終えると、
数人が一目散に退室。
2度目のアロマ水がかけられる。
アロマ水のかけ方も変わっていることに気づく。
柄杓から少しずつ溢すような感じで回しかけていた。
ものの数秒で先程より強烈な熱気が
サウナ室内に充満する。
こッ、これはあかんッッ!!!
手を組んで項垂れるような姿勢になる。
横に目をやると、この期に及んでバンザイの体勢で熱波を浴びる者もいた。
もう一度、団扇で扇がれる。
側から見た私は、恐らく桃色に発光していたのではないかと思う。
スタッフが〆の挨拶をすると拍手が起きる。
そして一斉に皆が退室。水風呂に飛び込む。
半ば本能的に冷たさを欲していたのだろう。
浸かってすぐ、ととのいに近い感覚がやってくる。
1分ぐらい経ったとき、先程私に熱波を送ってくれたスタッフが
今度はさも当然のごとく氷を水風呂に投入し始めた。
氷塊が漂う水風呂はとてつもなく冷たく、
思わず猫のような声を発してしまった。
側から見た私はあずきバーのように固くなっていたに違いない。
水風呂を飛び出てベンチに腰かけると、
すぐさまととのった。
もう1S行きたかったが終始満室。でも満足。
リニューアルを心待ちにして、
7月中の再訪を仲間と誓った。
男