【閉店】大江戸温泉物語 浦安万華郷
温浴施設 - 千葉県 浦安市
温浴施設 - 千葉県 浦安市
万華鏡を覗き込むと、そこには鮮やかな世界が広がっていた。
幼少期の頃、私は万華鏡を覗き込み回してみては変わりゆく色彩に、どこか異世界を意識しては恐怖を感じたものだ。
そんな私は本日は浦安にある万華郷を訪れた。
入館するや否や、
幾千の紅白提灯のお出迎えに圧倒された。
妻は言った。
「あとでゆっくりサウナに入って良いからね。」
私は本日は箱根ユネッサンに来る様な感覚で来てるので正直サウナは意識していなかった。
「温泉プールを家族で楽しむ。」これが本日の目的でありコンセプトだ。
しかし、気を使ってくれた妻の一言が私を惑わした。
それ以来、私は頭の片隅にサウナを整理するもしっかりとサウナを意識しながら家族で温泉プールを楽しんだ。
水着で入れる露天風呂スパニワは家族向けのエリアだ。
洞窟風呂があったり子供用滑り台から温泉にダイブ出来たり息子は大満足。
1時間程楽しむと食欲旺盛な3歳の息子はお腹が空いたと言うので昼食へ。
昼食を終えると気を使った妻はサウナに行ってくれば?っと言ってくれた。
日頃からサウナにばっかり行ってる私に気を使う必要などない訳だ。怒られたって仕方がないとさえ思っている。しかし妻はいつだって快く私をサウナへ送り出してくれる。
私は感謝の気持ちを胸にしっかりと刻みながら温泉エリアへ向かった。
岩塩黄土サウナは隣接する薬湯の影響からかとても良い匂いに包まれていた。88℃のサ室は湿度もしっかりあり本格的だ。
ファミリー向けの施設だけに浴室は喧騒としているがサ室は静寂の極みで、このコントラストが堪らなかった。
サ室の大きな窓からは浴室が見える。
そこには子供達や若者達が楽しそうにはしゃいでいる姿が見えた。
水風呂は15℃。
外気浴では賑やかな露天スペースに寝っ転がり目を閉じた。
そこには様々な音が木霊する。
子供達の声、若者の恋愛トーク、英語、中国語、もはや何語かも分からない言語。
私は目を少しだけ開き、この万華鏡を覗き込んだ。
目の前に広がる世界はコロナ禍において忘れ去られてしまった古き良き温泉文化があった。
ここでは何も気にならない。
人々の話し声も素敵なBGM。
忙しなく移り変わる目の前の登場人物も、ここは万華鏡。私の景色を色鮮やかに演出してくれた。
意図せず訪れたサウナチャンスだったが、サウナのクオリティも極めて高く7セットもしてしまった。
家族を待たせ申し訳ない気持ちで妻と息子の元へ戻ると休憩所で妻と息子は寝ていた。
ありがとう。文字数制限。
男
浦安最高!!浦安鉄筋家族の大ファンだから浦安富士にも行ったよ笑笑
ありがトントゥです。浦安に行った際には是非笑笑
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