スパ リブール ヨコハマ
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
孤独のサウナ
誕生日翌日。
私は妻の横浜の実家で特に何もしなかった。
正確には子供をログハウスに連れて行き一家団欒をした訳だが、やはり物足りない。
激辛の坦々麺も食べた。
辛すぎて泣いた。
煮干しラーメンの有名店で食べる坦々麺。
私は正直舐めていた。
辛さを聞かれたので涼しい表情でさも当たり前かの如く「激辛で。」とオーダーしたがAKCのトマトサンラータンメン2辛の2倍は辛くて…
泣いた。
サウナーの悪い癖だがサウナに行かない休日は物足りない。私は夜になると妻の実家から新規開拓の施設を目指し車を走らせた。
みなとみらいを過ぎた辺りから腹痛が私を襲う。都会になればなる程、コンビニには駐車場はない。幾多のコンビニを通り過ぎ私のお腹は最上級に痛さを増していた。
私は車内で叫んだ。
「I need you(トイレ)right now!!」
now ではない。right now(今すぐ)だ。
ケツの穴を締め、とにかくコンビニを探した。ようやくコンビニを見つけると全てを出し尽くした。
新手のデトックスだ。
そんな訳で全てを出し尽くした私はBeast Mode。完全に仕上がった状態で「はじめまして」スパリブールさん。
因みに補足すると私はアイドルなので小便も大便も一切しないファンタジーの世界の人間なのでそこんとこよろしくメカドック。
入館を済ませると脱衣所は2Fにあり浴室は4Fというテンションが上がるスタイル。テルマー湯とかもそうだよね。もう確信した。ここは絶対良い。なんかバリ風だし。
脱衣所が別のフロアーにある施設はリゾートチックなのは明白だ。
シャンプーとリンスもボタニカルでso so good。
サ室は98℃で3段目だけ何故か超広い。
9人は収容可能で気分はインフィニティー。
テレビはなく無音だ。
まさにコスモそのもの。
私はサ室でこれでもかと孤独を感じ不安になった。だから脳内でひたすら「ケチャ」をエンドレスリピート。
ケチャとはバリ島で行われる伝統的な男性合唱。
「ケチャケチャケチャケチャケチャ♫」
サ室でここまでケチャを意識したことがあるだろうか。
当たり前だが「ない」。
「ケチャケチャケチャケチャケチャ♫」
98℃のサ室で感じるケチャは至高だった。
私は10分もすると18℃の水風呂へDiveするのだが、透明な水風呂の水質はヌルヌルしていた。
この水風呂は黙示録によるとナノテクノロジーにより黒湯を透明にしたものとのこと。
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男
激辛食べ過ぎて下痢でしたが、僕はアイドルなので下痢はしません。体内から美味なカレーを放出しただけです。食べれます。多分絶対。
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