中島館
銭湯 - 神奈川県 横浜市
銭湯 - 神奈川県 横浜市
はじめましての施設は緊張する。
私はずっと気になっていた施設にやってきた。
横浜市南区弘明寺駅に位置する中島館。
ここ数年週末は妻の実家である弘明寺駅周辺で過ごすことを楽しみにしていた。
理由はひとつだ。
知らないサウナに行けるからだ。
週末になると私は厚木から車を走らせ横浜市南区に移動する。
夜になると「人の家でお風呂に入るのは苦手なんです。」という最強のexcuseを武器に新規開拓をして来た。
しかし中島館だけは勇気が出なかった。
勝手な想像で大変申し訳ないが、少しゲットーな感じの地元民に愛される一見さんお断りなスタイルの施設だと思っていた。
しかし時は来た。
昨晩はおふろの国に行った訳だが、妻は友人の結婚式に出掛け私は妻の実家で息子の子守りをしながら暇を持て余していた。
時刻は11:30。
私は勇気を振り絞り義父に言った。
「ラーメン食べてきて良いですか?」
義父は言った。
「行ってきなー。競馬の時間まで余裕あるからエイジ(息子)は見といて上げるからサウナも行って来て良いよ。」
見透かされていた。
でもありがたかった。
私はラーメンを食べてから、それでも義父に気を使い最寄りのサウナへ行くことにした。
そうそれが中島館だ。
入館すると思いの外、お姉さんが受付だった。
サウナ代は別料金だが破格の計600円を支払い入館した。
お姉さんは言った。
「このバスタオルを持ってサウナに入って下さいね。」
どうやらこのバスタオルがサウナ料金を支払った印らしい。
勝手な印象で申し訳ないがゲットーだと思っていた浴室は限りなく綺麗だった。そして営業開始時間から間もないのにも関わらず浴室は常連だと思われる入れ墨が入ったお爺さん達でごった返していた。
サ室は新しく綺麗。88℃だが丁度良かった。匂いはミントで嗅覚も大満足。
さらにはサ室内のお爺さん達の会話が痛快だった。
①「○○さんはいつ足を洗ったんだっけ?」
②「22歳の時だよ。懲役を終えてシャバに戻ったら皆カタギになっててね。」
サ室で観る「新婚さんいらっしゃい」とリアルな会話のコントラストは異次元の世界観だった。
そしてマイルドな88℃の熱波に耐え12分後にサ室から出るとそこには18℃の黒湯の水風呂が待ち構えていた。
丁度良かった。限りなく丁度良かった。黒湯がとにかく沁みた。
またサ室にバスタオルを持ち込んでいるのは私だけだったので2ターン目からは空気を読むことにした。
文字数制限。
続きは画像で。
男
西湘さん本当にどこでも行かれてますね。リスペクトです。ピクチャーパイセン率は葛の湯とかよりも全然多くてびっくりしましたが綺麗な銭湯でサウナもGoodでした。
入れ墨の方達ってやっぱりそっちの方なんですかね。今度話してみたいです。噂の桜湯。気になってますよー笑笑
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