アーバンスパ
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
家族がいない夜。
私の妻は2才の息子を連れて頻繁に横浜の実家へ帰る。
そう私にはサウナチャンスが頻繁に訪れるのだ。
恐らくあと1年でこの生活は終わるだろう。
息子が週5で幼稚園に行き始めたら妻は実家へは帰れない。
私はこの誰にでも味わえる訳ではない特別な時間をいつも楽しみにしていた。
しかし幾許かの孤独を感じる時もある。
妻は週末の妻の家族との旅行の為、金曜日に帰省すると言っていた。しかし息子の週2回のプリスクールも春休みに入り、1日中息子と向き合っている妻は言った。
「暇だ!!」
妻はそう言い残し、まだ水曜日だというのに前倒しで帰省した。考えてみれば先週も帰省していた。さらに深く考えてみれば月の半分は帰省している。
私は仕事を終え誰もいない自宅で夕食を食べた。
寂しかった。
そんな訳で今宵はおセンチサウナ。
私がこの壮大なセンチメンタルジャーニーの場所に選んだのはアーバンスパだ。
102℃のドライサウナで10分「孤独」を噛み締めてやった。
そして16℃の何故だか冷た過ぎる淡麗な水風呂に入ると50代のおじさんと目が合った。
彼は最近私がAKCに行ってもアーバンに行ってもほぼ毎回偶然する方だ。これだけ頻繁に顔を合わせればお互い気になっていたのだろう。2人は自然と会釈をした。
そして彼は私に話をかけてきた。
「毎回会いますね。私ね元々厚木出身なんですけど半年前に20年振りに帰ってきたんですよ。」
正直もっと色々話したかったのだが水風呂での会話だったので2分が限界だった。
身体は完全に冷え切ったが、おセンチな私の心は温まった。
ありがとう。
そしてサ室では「夜もヒッパレ」が流れていた。
小学生の頃に観ていた懐かしの映像達が私をまたセンチメンタルな世界へ誘った。
小学生のSPEEDが歌っていた。
彼女達ももう40代手前。
もはやもう私にとってお姉さんではなくなっている。
幼かった私には「夜もヒッパレ」なんてものは有名人達がヒット曲を歌う意味の分からない番組だったが今観るとすごく沁みた。
若かりし柴崎コウがfragileを歌っていた。
若かりし仲間由紀恵が不機嫌に浜崎あゆみのSEASONSを歌っていた。
私はそれを観て「夜もヒッパレ」の現代バージョンも観たいと思うと共に、なんかとても寂しくなりセンチメンタルになった。
そして孤独が私に襲いかかり、サ室を出ては水風呂に浸かった。
どうやら私は情緒不安定の様だ。
時の流れは早く誰もが抗えない。
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男
ありがトントゥです!!ニコーリフレ行きたいです!!因みに北海道は行ったことがありません。
愛してます!!1人でも読んでくれる人がいるならば私は書き続けます笑笑
結婚して子供がいて1人の時間があるなんて最高です!!でもたまに寂しいです。
YoungBoyTsuyopon様 ご結婚されてもなお、趣味を通じて知り合いや友人が増えていくなんて、すごい事だと思います。
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