風の湯
温浴施設 - 静岡県 富士宮市
温浴施設 - 静岡県 富士宮市
本日は、富士山の麓にある田貫湖でキャンプをしに静岡に来ていた。キャンプ場から一足伸ばして、あさぎり温泉「風の湯」へ。
昼過ぎにキャンプ場につき、テントを立て、コーヒーを飲みながら自然を全身で感じ、小腹を満たすためにBBQをした。汗をかき、炭の灰を被り、温泉に行きたくて仕方がなかった。
真っ暗な中、車を15分ほど走らせ、風の湯についた。昔ながらのこじんまりとした佇まいで、懐かしい気分になった。そして、お財布に優しい入浴料。昼と夜では値段が変わっていて、ありがたかった。
入口や受付、脱衣所も銭湯という感じではあるものの、清潔感がとてもあり、従業員の方の銭湯への気概を感じた。
浴室には露天風呂も含め3つ湯船があり、そのうちの一つは炭酸泉。個人的には気泡のつき方から、川崎のゆいるにも劣らない濃度の炭酸泉なのではと感じた。
サウナ自体は75℃とかなり低めの設定で、ロウリュなしの遠赤外線型ストーブを備えたドライサウナ。正直、この温度でロウリュなしはととのえないかなと思っていた。なんとか工夫してできないかと思い、まずはかなり長めの時間、40℃前後の湯船に浸かり、内部から体を温めた。そして、水通しをしてからサウナへ。すると、サウナに入ってから3分くらい経った時、いつも通りとはならないもののそこそこじわじわ汗が出てきて、今までにはないくらいストーブだけのサウナで汗をかくことが出来た。サウナの条件やあんまり時間がなかったことを考慮し、2セットでととのうために考えながらサウナを楽しんだ。
水風呂はおそらくチラーを使わず、蛇口から直接出しっぱなしにしているだけなのだが、山特有の気温の低さもあり、体感18℃くらいと冷たかった。ただ、水風呂の出入りするところに蛇口があり、せっかくオバーフローが勿体なく感じた。
特に外気浴のためのスペースや椅子はなく、露天風呂の階段に座り、柱にもられるのがベストな体勢だと推測。実際そうしてると、湯船を人が出入りする度に、温かいお湯が背中やお尻を掠めて、寝湯のような気持ちよさを感じた。さらに、かなり心地よい風が吹き込んできて、本当にととのいに近い感覚が押し寄せてきた。
残念ながら、ととのうことは出来なかったが、自分に不向きだと思っていたサウナでも工夫次第ではかなりととのいに近い感覚が得られるといい勉強になった。これからは遠赤外線型ストーブのドライサウナに入るのが楽しみになりそうだ。
【本日のサウナ】
2セット(8分、13分)
※湯通し、水通しあり
男
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