2021.01.11 登録
[ 北海道 ]
旭川に住むサウナ友達(楽しんごに似ています)のオススメサウナに行って来ました。
細い道を抜けるとそこには大きな温泉マークと緑の光。千と千尋の神隠しを初めて見た時のような感覚になりました。嘘です。
銭湯の名目で外観、内観が美しいところが大好きな僕にとってドストライク、入浴料金も450円とリーズナボォです。
服を脱いで浴室の入り口を開けると、9歳ほどの少年が「こんにちは!エヴァンゲリオンとか好きですか?ぼく好きなんです!」
と声をかけてきたので「こわっ!好きだけど」と言い半無視ながら体を洗いに向かいました。
旭川は人情深い街なイメージがありますが、「新劇場版はさ…」とかいきなりマニアックな話を全裸で始める事は出来ませんでした。後悔してます。
シャンプーは真緑、ボディソープは黄色、謎の少年も相まって、俺は本当に不思議の国へ足を踏み入れたのではないだろうかと息を呑みました。
大まな板のような世界一デカいサウナマットが備え付けのありがたいサウナは、大きな段差で3段あり、最上段は天井が手が届くほど近く、温度計は75度を指していたが体感は90度以上に感じる心地の良いものでした。テレビはありますが時計はありません。
水風呂は15度程でしょうか、ずっと入っていられるが要注意な水温、心なしか水が肌に纏わりつく感じがしたので、これが軟水か…(違ったら恥ずい)と思いつつ外気浴へ。
なんということでしょう。
岩作りのステキ露天風呂に整い椅子が2つ、その奥には雪がこんもり積もってるではありませんか。
「行くしか無い」
そう思った俺は2回目のサウナ後、汗を洗い流して雪山へダイブしました。
なんということでしょう。
こんもりふかふかに見えた雪山は、まるで研ぎ澄まされた千の刃のように僕の全身に襲いかかりました。
皆様フィンランドに行った際も雪質は確認して下さい。
コンクリの硬さの場合があります。
ともあれ素晴らしい温度差にしっかり整い、ジャグジーや檜風呂、座るタイプの深い寝湯も堪能し、無事最高な夜を過ごせました☺️
旭川に訪れる際は是非とも行って頂きたいッ!
[ 北海道 ]
旭川にて営業があった為、とにかく安くてサウナの近い宿を探していたところ発見した興味深い宿 「オスパーコート宮前」
一泊2500円でサウナ、数種類の温泉が楽しめるという恐ろしいコストパフォーマンスに若干の不安を抱きながら辿り着いた。
「オスパー」とハッキリ書かれている入り口の情緒レベルで期待感が高まる。
そう、僕はサウナや水風呂の温度、休憩所の他に「情緒レベル」を重んじる系男子なのである。
※情緒レベルは文章化しにくいのでニュアンスで感じ取ってください。
脱衣所に入って階段を上がると、広々とした休憩スペースや食事処、大量の漫画、仮眠室と言う名の普通にベッドが沢山ある熟睡室もあり、これ部屋取らなくて良かったんじゃね?と思える快適な空間が広がっていました。
そして本番のサウナは温度90度ほどで天井も低く、心地良い熱さ。テレビのポジショニングもgoodで、お風呂場を見渡せる大きな窓はまるで美ら海水族館のようでした。
見られる生き物は汗だくのおじさん達です。
水風呂は底が幻の魚のウロコのようにキラキラと輝いている三角形の浴槽が2つありました。
肩まで浸かり14度くらいかしら?と思うと後からキーンと冷えて来る不思議水風呂。
イスに腰をかけてウットリしつつ、1箇所しか作動していないジェット湯を見つめていると、今まで感じた事のない「水風呂にもう一回入りたい…?」という謎の欲望が生まれました。
ふと気付くと僕は水風呂の中で天井を見つめておりました。
僕はこの現象を「ガスパーの呪い」と呼ぶことにしました。
あの水風呂は神秘的ななにかがあります。
3セット程繰り返し、打たせ湯や温度の変わる足ツボロード、斬新なところにバイブラが発生する寝湯も楽しみ大満足。
部屋に戻り、雪の積もるベランダで感じた極寒の澄んだ空気の美味さは忘れられません。