福水温泉
銭湯 - 大阪府 大阪市
銭湯 - 大阪府 大阪市
【スタンディング・ウィップ・イン・ディファイアント】
〜魔人檄再び〜
暁を見ながらお父さん弁当を作り、夕べは銭湯へと向かう。
44番の下駄箱に靴を入れる。
なぜいつも44番なのか?
それは四次元だからだ。
今日来たのは福水温泉、昭和の名銭湯だ。
ここ福水温泉は小さいながらもサウナから露天風呂まで備える。
まるでスタートレックに出てくる戦闘能力に特化した戦艦「ディファイアント」を彷彿とさせる。
まずは身体を洗い湯船に入る。
銭湯力に特化したディファイアントにゆったり浸かり予熱は完了、サ室を目指す。
今日はなんか空いてるなぁと、ソロサウナを楽しみ3セット目、事件が起きた。
事件に遭いやすい四次元、別に求めてないのに!
サ室内には下段に座る人。
しばらくするとこの人が立ってドア付近に止まった。
…嫌な予感がする…
手持ち無沙汰で立つ人が、横のストーブの上に手をかざした。
「ポト」
汗が一滴落ちて「チッ」と蒸発した。
⁈
(偶然やんな…)
また手をかざした。
また「チッ」と音が鳴り
(こいつ、確信犯⁈)
四次元のボルテージが上がる…
3回目、腕から垂れた汗を手のひらで握り込んでポトポトとストーブに落とし、ピッピと払いやがった‼︎
完全にアウト!
事もあろうに汗ロウリュをしやがった!
「おい!アンタ!何してんねん!アカンやろ‼︎」と魔人檄を喰らわす。
「あ…すいません…」とこれが不潔な迷惑行為だと言う認識が無いらしい。
世の中の躾けがなってない最高峰みたいな人間が、そそくさと出て行った。
(くっそ〜…気分が台無し)
とにかく最後に熱湯に浸かり銭湯を出る。
そう、この気分を変えるため、「西酒直売所 平蔵」向かうから。
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