七福湯
銭湯 - 大阪府 大阪市
銭湯 - 大阪府 大阪市
【ぶらり信兵衛道場破り】〜本田美奈子の〜
西成区で介護施設建設の打合せ。
わりと早めに終わったけど、中途半端な時間だな…
そう言えば、国道26号線の西側ってあんまし来ないよな。
と言う事で地図を見ると、さすが西成区、たくさんの銭湯が出てくる。
(此奴ら…)
誘って誘われて、もう、どっちにする?
で、ので向かったのはここ「七福湯」だ。
見るからにナニワ工務店の建物だ。
中に入るとなんか変。
木札が赤い文字なので女性用??
なんと入口が二つあって男性用女性用に分かれてるのだ。
でも、その機能を全く果たしておらず、誰それ構わず使っている。
改装時にフロント式になったタイプ。
中を見れば1990年頃の改装と思われるが、やはり1989年施工だった。
服を脱ぎ浴室に入ると、使っているタイルが1990年施工のつるが丘温泉と同じな物が多いので、こう言った建物の建築年代は割と分かる。
また、一部、1984年施工の福水温泉と同じタイルが使われていて、時代の変遷を見るのも、建築系温浴探偵としては楽しいのだ。
まずは身体を洗い湯船に浸かる。
ありがたい事に炭酸泉となっているゾ。
炭酸泉に浸かり、坂田の電気風呂に移り予熱完了。
バスタオルを巻きサ室へ向かう。
浴室には結構人がいるのに、サウナ利用者は少ない。
ほぼ全員高齢者だ。
大阪市は高齢者300円で入浴出来るので、西成のこの辺りの地区は年寄りが普段使いで来るから、100円払ってまでサウナには入らないのだろう。
この頃のナニワ工務店お得意の「少し上がった場所」のサウナ「ロイヤルサウナ」に入ると、内装がつるが丘温泉と同じ。
ストーブもKOSTORのバケツ型対流式ストーブにデザインブロックで囲ってあるパターンのヤツ。
ストーブ背面の石張りや50mm換気口、その位置まで、つるが丘と全く同じだ。
一つ違うとすれば「明るさ」
つるが丘はサ室短辺方向からしか明かりが入ってこないが(昼間は露天側から光が入る)ここは長辺方向が全てガラスで浴室に向かっているため明るいのだ。
それ程長細いサ室で10分。
水風呂が18.5℃くらいなので、バランス的には、つるが丘の16.5℃に軍配かな?
などと考えながら2セット。
もう一度炭酸泉に浸かりこれで上がる事にした。
何故って?
ぶらり来た西成で、もう一軒の前通ったんだから、行かない選択肢はない。
七福湯については見切れたので、次の道場破りに、いざ参る!
〜つづく〜
歩いた距離 0.7km
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら