平和温泉
銭湯 - 大阪府 大阪市
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【ニューフジバの影】〜タイムストッパー〜 ③
サウナは無理方脱衣場に作ったタイプでD.I.Yなのか?な、物置のような小屋。
物置のアルミドアを開けると、握り玉が熱伝導で熱い。
そりゃそうだ!
板張り全周の低い部屋にL字ベンチ。
木で出来た一升瓶ケースが並ぶような、側板隙間だらけのベンチに腰掛けると
「?」
座面が高い!
通常、座面高さは45センチ前後に設計されるが、50センチ以上ある。
つまり「足がブラブラする」状態となるのだ。
この状況がつづくと、膝下の結構が悪くなり良くない。
ベンチの下を覗くと、小型電気ストーブがある。
(でもあんまし熱くないぞ?)
長辺方向に座ったが、どうやら短辺方向のストーブがガンガンなようだ。
そっちへ座り直すと、まださらに数センチ座面が高く、足ブラブラだ。
しかも熱い!
座面から上がる熱が座面の隙間から上がってくるし、側板もガバガバなのでふくらはぎが熱い!
それどころか、足がブラブラなので足の裏まで熱線が当たるので、室温の高い低いではなく汗がドンドン出る。
尻と脹脛、足裏が我慢出来ないけど、ベンチが浅すぎて、あぐらかくと板張りの隙間で足の甲が痛い。
逃げ場無し、蒸されて浴室に戻るも水風呂は無い。
無理方サウナは水シャワーなのだ。
ドシー恵比寿のトラウマがよぎるが、ええいままよとカランを捻ると、冷たい水がプッシャーと出た♡
これなら水風呂が無くても大丈夫だ。
しっかり身体も冷え、浴槽脇に座り、前栽側の大窓を開けると、ほぼ外気浴…
木造の床がギシギシ鳴る。
その音がサ室の床まで揺れてギシギシ聞こえる。
まるで田舎のおばあちゃんの家の中のようなサウナで3セット。
制御盤の設定を見ると、スイッチとダイヤルが並びひとつだけメーター。
配線辿ると男風呂サウナと女風呂サウナに繋がっている。
ダイヤルは各々90℃設定だが、メーターだけ60℃を指している。
男側の1台は熱くて、もう一台は熱くなかった。60℃なのだろう…
つまり女風呂の方が熱いのか?
まだまだ謎が残る平和温泉を後にして、ラッパーD.O.Iと落ち合うため地下鉄の駅へと向かった。
〜前々回の特番記事へつづく〜
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