駒川温泉
銭湯 - 大阪府 大阪市
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【スカリー】〜ブラックデーン〜 ②
サ活も今月39を超えたので、またトントゥ無しの投稿の始まり。
浴室のタイルは特徴があり、床にこのタイルを多用するのは植田工務店か福井工務店だ。
何故なら、建築業者的には、下請けタイル屋が被っているのを感じるからだ。
タイル屋さんはタイルの割り付け図がない限り、現場で話し合って「寄り」を決めます。
壁の中心から均等貼りして、余りを左右とも幅を揃えるのか、どこか入隅や出隅を決めて追い回しで貼るなど、タイル屋さんや職人特有のクセがあるのだ。
ここのタイル貼りの場合、洗い場排水溝のタイル貼りとその立ち上がりの貼り方に同じクセがあるのを、おしり探偵は見逃さない。全く異なるタイルを貼ってもクセは出るのです。
洗面器台になるまでの溝から立ち上がりのタイル、この横貼りのクセは隠せない。
同じく、浴槽縁の磨きの石張りも厚みや幅に各社違いが出る。
極めつけの洗い場壁のタイルがハイビスカス柄、これは同じ時期に植田工務店が多用したものだ。
天井を見上げて越屋根や屋根と壁の取り合いを見て、露受けの仕舞は福井工務店のものでは無い。
とすれば、入ればわかるサウナ。
「サウナルーム」と書いてある。
入口のタイル入隅の仕舞いは植田工務店。
中に入ると平一段と二段に分かれ奥にデザインレンガで囲った中に対流式ストーブがある。
このレンガは、やはり70年代中盤〜80年代前半に多用されたもの。
正直、福井工務店はサウナ作りが得意で無いと感じるが、ここは中々熱いし湿度もそこまで低く無い。
しかもストーブはKASTORのバケツ形ストーブでガンガンに熱い。
ストーブ背面の仕上げが木なので焦げてきて今にも燃えそうだ。
ナニワ工務店では絶対やらないセオリー無視はやはり植田工務店だと感じる。
他にも色々有るけれど、植田工務店が改装したと見て間違い無さそうだ。
お一人様でのサ活が始まるのだった。
〜つづく〜
タイルの貼り方に工務店のクセがあるんですね。流石おしり探偵🕵️♂️今度はじっくりと銭湯の建築見てみようかな〜^ ^
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