不動の湯
銭湯 - 大阪府 大阪市
銭湯 - 大阪府 大阪市
【善行のハテ】〜何のために風呂に入った〜
鴫野の取引先に行き、帰る道すがらサイフを拾う。
免許証やカードが入ってるので、お困りだろうと交番を探すと結構遠い。駅を越えてテクテク歩き、交番で無事処理。
汗かいたしな…良い事したからな…
そんな言い訳を用意して、向かったのはここ「不動の湯」だ。
名店の誉高いこの不動の湯。
鉄筋コンクリート構造の建物の二階へあがった。
打ちっぱなしの質素感ある建物に大阪銭湯らしさがない。
450円に40円足すセットにすると、タオルとバスタオルまで付いてくるではないか!
券売機でセット券を買い、中へ。
建物はどこが建てたのかな?
浴室へ入ると、大量の爺さん連中がいる。
今日は高齢者割引の日らしいが、多すぎるやろ?
シャンプー類もあり、手ぶらOK。
まずはしっかり身体を洗う。
全てが天然温泉の浴槽。
まずは電気風呂からいただく。
そして、源泉が管から出てる真ん中の浴槽は常連じいじで固定されて空いていない。
泡風呂、寝風呂もだ。
入る隙間がないので真ん中の浴槽の端に入り、かなりぬるい温泉で長めに座る。
さすが温泉なので、それでも芯まで熱が入っているようだ。
とにかく混んでるな…まあ、安いし、キレイし、大阪市内で天然温泉なら仕方ないよ。
と、サウナに向かった。
ガラス越しに中を見ると、何にも持たない人達が座ってるので、kimo氏サウナマットを持って上段に座る。
遠赤外線式のストーブが炎を上げて熱を発していて、95℃だけどもっと熱く感じる。
…なんか違和感。
時間帯のせいか、常連達のせいか、なんか荒れた感じ。
その時、体格のいい常連のオッさんが2人入ってきて、裁判で金を分けるだの、誰が死んだだの、アイツはキ○ガイだの、立ったまま物凄い大声で話をしている。
頭の悪い人間に多い、威嚇的マウント取りたいで大人になった、下町の人間だ。
60前後の大人が情け無い…
「お兄さんがた、すみません、いいですか?申し訳ない…」といいながら、サ室に貼ってある「黙浴」と書いた紙を指差し、手を合わせお願いする。
すると、「ハァ〜、なんや、お前、俺らに黙れってか?ああ?」
「はい、すみません」ともう一度張り紙を指さすと、
「あーあ、俺何か調子悪いわー」とさらに大声で言いながら
「コロナ二回目かかったんかなー」と言って出て行った。
最低の人間だ。
こんなバカな大人が情け無い。
そして隣に座った若者が座席でタオルを絞りだした!
〜つづく〜
歩いた距離 2.2km
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら