延命湯
銭湯 - 大阪府 大阪市
銭湯 - 大阪府 大阪市
【ダブルスタンダード】〜オギーブン〜
あかん!行った施設に対してサ活が追いついてないという7月最後の日。
昨日、汗だくでたどり着いたのはここ「延命湯」だ。
オシャレな飲食店立ち並ぶ福島駅からすぐの好立地。
狭い道を通るとはね出し看板が見える。
コンクリート打ちっ放しのモダンな建物に入り、400円。
建築家が建てた銭湯という事だそうです、知らんけど。
アール曲線をたくさん使った設計、家具はバブルの頃を感じさせますね。
あの頃、三角やら円形やら組み合わせて、ビビッドな色の部品を差すの流行ってましたから、正にそんな建物。
番台上の建築士会の表彰を見ると昭和59年なのでドンピシャ、バブルの走りでした。
あの頃を思い出すなぁ。
当時はみんな財布に何故か札束入ってる人が多かった。
僕は単なる貧乏人だと思って生きてたけど「相対性」
この札束持ち達との相対性で超貧乏人の位置へスライド。
※画像参照
金持ちヒエラルキーから普通の人にヒエラルキーが降りるたびに数が減るので、逆ピラミッドのヒエラルキーの最底辺となったツライ時代だ。
車、金、持ち物に至るまでバブリー。
これらが最低限装備されてないと人として見てもらえない。
金無し、車無し、着た切りスズメでいつもおんなじの服の僕なんかは、女性から見れば透明人間だったようで、話しかけてもよく無視された。
それでも楽しかったよ。
お金があっても無くても、自分が好きな事を一生懸命やれば、それこそ「お金では買えない価値」を自分の中に作る事ができる。
しかし、全然モテなかったよなー…
という記憶がこう言った建物見ると蘇る。
そう言う「思い出が有る」ことが幸せだと、今は知っている。
アール状の脱衣ロッカーに服を入れ、浴室へ入る。
中はかなりコンパクトな銭湯だけれど、やはり設計が生きているので広々とした感じを受ける。
これまたアール曲線を多用した浴槽が複合して並び、かなりモダンだ。
この時代、バリアフリーとか全然考えないので、浴室は結構細かい段差、アップダウンがあり気をつけなければならないです。
しっかりと身体を洗う。
そして熱目のお湯の浴槽でじっくりと浸かり、お湯を楽しむ。
こう言った建築家のデザインは流行り廃り関係なく「光」ここを考えて設計するので、何処にいても心地良いのです。
しっかり温まった所で、サウナに向かった。
〜つづく〜
歩いた距離 0.5km
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