四次元⇆三次元

2021.06.18

8回目の訪問

【輝く星の】
〜ダブルサンターナ〜 ②

「サウナルーム」
このサ室には、そう書いてある。
なのでサ室ではなく「サウナルーム」なのです。

ドアを開けると誰もいない。
ボナ1段の真ん中に座る。
完全なる演歌が流れる中、ノスタルジックな気持ちで蒸される。
正に蒸されるという表現が正しい湿度。

素敵な時間を過ごして…っと、サウナの謎の調査を忘れる所だった!
危ない、あぶない。
温度低め、湿度高めの設定がまったりとさせるのだろう。

サウナルームの構造は前投稿にもあるように、ボナサームのヒーター位置が床より下にあり、驚いた事に、その床は2重床となっているのだ!

つまり、僕が今立っている床の下15センチ下にもう一つ床があって、その間空洞なのです。
図にある通り、図所建設はボナの空気循環を
「床に空いた穴」
から冷たい空気を吸うと言うことを考えたらしい。
これによって、床下に空気が回り、オンドルのように床が温められるという考えだ。

しかし、おしり探偵は見逃さなかった
「それはヒーターがオン、もしくはオフの時に発生する事象で、そうでない時はどうなるのか?」
なのです。

このボナサウナも建築年代からすると換気口無しの構造。
つまり、大幅に温度の低い室外気が入ってくるのはドアの開閉しかないため、現代の一般的なサウナ室と全く異なる空気の還流を行います。

セオリーを外すと極端に性能が落ち、結果評価を落とします。
我がホーム錦船温泉がその例かも知れません(でも、出来の悪い子ほどかわいいので、立派に更生させてます)

セオリーを外した時、奇跡的なシナジーを生み出す事がある。
そう言うサウナをたくさん見てきました。

このパール温泉が奇跡のサウナルームなのか?
その真贋をこの目で見極める、おしり探偵にはその使命があるのです。
大袈裟過ぎて、あくびが出そうですか?(笑)

果たして、その真贋は!

〜つづく〜

四次元⇆三次元さんのパール温泉のサ活写真
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