2019.03.28 登録
[ 静岡県 ]
伊豆山稜線歩道を歩いた帰りに立ち寄り。温泉なおかつサウナって、カレーに海老フライが乗っている嬉しさですよね。
まず冷泉(単純アルカリ泉)かけ流しの水風呂、肌ざわりが柔らかくとても優しい。最高。ひとりサイズだけどね。源泉25℃くらいと書いてあったが、季節なのかもう少し体感は冷たかった。
もうひとつの推しは、狩野川のせせらぎに面した露天風呂スペースでの外気浴。そよ風最高。今日は特に紅葉も眺められたので気持ち良かった。外気浴椅子などはないので、風呂の縁に座るか風呂椅子に座るか。
サ飯はシカの黒カレー。市営温泉なのでお安く、それでいて充実してました。
[ 青森県 ]
みちのく潮風トレイル帰り、夜の新幹線までの待ち時間に八戸でお風呂イキタイと探してたら発見。サウナイキタイの書き込みを読んで面白そう〜と思いこちらの温泉銭湯へ。本八戸駅から徒歩15分くらい、運動公園の裏手。
実際かなりユニークだった。壁も床もカランも浴槽も全面板張り、木造で木の香りに満ちてる(青森と言えばヒバ?)。経年で浴室が全体に焦げ茶っぽい色あい、よくあるタイル張りの明るい銭湯とは対極的な薄暗さ、酸ヶ湯などの山奥の渋い温泉に来たかのような気分。これは落ち着く…。あとカランは40個、各浴槽もやたら広いのも驚き。
一方、フィンランドサ室内は新しい、白い木材(ヒノキ?)。ここのリョウリュウ(と書いてある)はサウナストーンではなく壁に水をかけて湿度を上げるフィンランド式だ(と書いてある)。ちょうどスタッフのおばちゃんが手動ポンプ噴霧器(農薬とか撒くアレ)を持ってきて、熱くなってる石タイル壁にチュッチュと丁寧に水を散布していく。ああ、たしかに湿度上がった…。室温80℃表示だったけど、たやすく発汗した。
水風呂も当然木の香り、下から湧き出るかたちでかけ流し。ととのいスペースは入口脇に畳の寝そべりスペースあり。まあ広いので、浴槽の脇とかにぼんやり座ってととのってても邪魔にならないと思う。
塩サウナのほうは、低温のミストサウナ。入浴前に番台で塩を買って持ち込むルールとのこと、今回は買い忘れた(惜しい)。
総合的に、銭湯価格なのにすごく面白かった。ヘタなスーパー銭湯よりも「非日常感」が味わえる。ここを日常的に使ってる地元の方はちょっとうらやましい。
ちなみになぜか下駄箱や脱衣所には、不動産屋の賃貸物件の貼り紙が大量に貼ってある。それもまた、非日常なのか日常なのかよくわかんなくてクラクラさせる。また八戸に行ったら寄りたいです。
[ 岩手県 ]
みちのく潮風トレイルのついでにサウナイキタイ。というか泊まりタイ。というわけで2泊。
サ室はテレビあり3段のオールドスクールな仕様、マットはウレタン穴あきシートの上に6枚(今はややソーシャル間隔を開けている?)で、時々交換されてるよう。温度計は88-90℃、だけど温度の割に発汗が良い気がする。水風呂は体感19-20℃、あーずっと浸かってられる……。
そしてやはり外気浴スペースがうれしい。前面がどーんと海に開けたオーシャンビュー。日暮れ頃のほんのりとした夕焼けから、星空へ……。秋なので虫の声、遠くから潮騒。ベンチ1つというのが残念(スペースは広いのでととのい椅子入れてほしいな)。
全般にマイルドなセッティングだけども、ゆったりとした時間の中でゆったり堪能しようよ、というサウナでした。