トロピカ

いつだって、人生には余白が欲しいものである。

さてさて、こちらの浴場は、余白がたっぷり。とにかく広い。全体のスケールがとにかくでかい。

贅沢に空間使い、お風呂は広く、数多く。サウナは塩、ミスト、フィンランド×2との充実っぷり。
足湯、露天まである。
更にはヨーロピアンテイストの彫刻やら柱やらがドカンドカンと立ちまくっている。

ここ暫く、労働の奴隷生活を送っておりサウナイキタイを綴る日々はすっかり過去のものとなっていた。お久しぶりです。
なんて挨拶してみたものの、特に誰も私のことを知らないであろうし、銭湯は初対面の人間同士素っ裸で同じ風呂に入る。みんな丸腰。地位も社会的名誉も、関係ない。産まれたままの姿だ。

よく見知った人間の裸も殆ど見たことがないのになかなかクレイジーな行為だ、とおしゃべりなおばさまを横目に考える。

本日は大阪の友人にお子が産まれたということで旅行ついでに初めて大阪サウナに足を運んだのだけれども、
そんなどうだっていいことを、頭を空にして考えられるサウナは良いものだった。

だだっ広い空間で、ヨーロッパだか日本だか大阪なんだか。どこなんだか分からない感(笑)もなかなか良く、日々のあれこれは忘却の彼方へ。

無理矢理休みを作ってきた旅行。時たま余白を作る作業は必要だ。気づいたら過ぎる日々に想い出をプレゼントしないと、あっという間に歳を取ってしまうのである。

ユートピアとは理想郷を差す言葉であるが
同時に、どこにもない場所という意味でもある。

いやしかしよ。
どこにもない場所じゃなかったんだな、コレが。
トマス・モアはこの時代にも生きてない上、豊島区にも来たことがないもんだろうからさ、どこにもない場所と定義しちゃったんだろうけども。健康ランド末広湯だったんだよ、ユートピアは。

ここ最近の私の近況はお風呂にゆっくり入る暇さえない目まぐるしい仕事の充実っぷりを見せており、実に三週間ぶりのサウナだった。
ワクワクするような楽しい仕事なので精神的には高揚していて無理が効くものの、睡眠不足と過労により身体的ダメージは確実に蓄積されている。

久しぶりのサウナに胸がサンバカーニバル。好きな人に会う前って、こんな気持ちだった気がするとしみじみ。足取りが弾む。気持ちがはやる。

今日も変わらない末広湯が嬉しい。
出迎えてくれるでっかい熱帯魚、学校みたいな下足箱、媚びのない自然体の接客。
ここに来るだけで実家のような安心感で心が安らぎ、緊張から解放される。

露天は那須高原の温泉。
更に、ボナサウナはほぼ貸し切り。タイミングを合わせたかの如くいい条件が揃いすぎている。愛が通じた。

サウナに入ればひとたび疲労は熱に散り、汗と共に日々のあれこれも流れる。
熱に水風呂からのぬるーい水風呂で溶けてヘロヘロになったら三階に足を運んで。

ユートピアとか、天国とか、桃源郷とか、そんな言葉がふさわしい程度にはガンギマりした。という訳で本日は過去一の整いを見せた。

世界でいちばん幸せな瞬間をありがとう末広湯。

一週間のはじまり。朝トレを終え、元気になれるサウナと共に幕開けしたい。しばらくサウナにも行ってなかったので、エネルギーがチャージできそうな明るくて活気のある場所がいい。そんな希望と去年着た水着をリュックに詰めて、豊島園に足取り軽く向かう。

まずは身体を清め、湯船に浸かりさくっと水着に着替えてバーデーゾーンへ。コロナの影響でしばらく着ていなかったビキニがいっそうの解放感と緊張感を刺激する。緩みきった身体が絞まる。屋内プールは壁一面が窓になっており、光の反射したキラキラした水場に胸が踊る。

バーデーゾーンは大きな屋内プール、屋外が軟水と温泉ジャグジー、フィンランドサウナで構成されていて、男女関係なく水着で入ることができる。屋外から視界に広がる日本庭園がとても綺麗。夜にはライトアップが施される。

人入りは男性の団体が6割、カップルとお一人様が2割ずつくらい。こんなに広くて青空の下なら度がすぎない多少のワイワイ感はご愛嬌なんじゃないかな。ここは楽しい雰囲気が許される場所のように思う。なんだかギスギスしたこのご時世だけど、他人に迷惑かけない程度に解放感をみんなで味わおうぜ。

まずは昼からプールで一通り遊び外へ。
17時～フィンランドサウナがロウリュウタイムなのでそれに合わせてジャグジーで下茹でする。
フィンランドサウナを使う際はセルフでタオルを敷くようだ。パチパチというストーブの音のみが響く。心が安らぐ。スタッフさんがロウリュウをしてくれて、徐々に上がる湿度がとても心地良い。アウフは休止中だが、満足。

水風呂はないがシャワーは有、外気浴スペースは寝椅子が3脚。普通のが2脚。
庭園に囲まれた雨上がりの空に視界を移せば、晴れ晴れとした気持ちでいっぱい。パンパンに膨れ上がった頭は、いつだってサウナに救われる。

冷えたらジャグジー、ゆだったらプール、また冷えたらサウナの無限ループ。かなりの時間プールで遊んだ。やはり水場はよいな～～！！楽しい！

その後はサ飯をかきこむ。だらだらしてたら残りが一時間に。8時で閉まるようだ。ヤバい、屋内サウナ入ってない。ダッシュで女湯へ向かい、急ピッチで2セット回す。

サウナゾーンは、入ると目に入るたくさんのととの椅子。サ室は間接照明が少しだけ、いい塩梅の暗さ。テレビもなく、静寂に包まれている。湿度はもうすこし高い方が個人的には好みだが温度湿度のバランスもよくもう少し余裕を持って望みたかった。水風呂はまろやかな水質で深め。下段は胸が覆われるくらいまである。とても良い！そして全てが同じゾーンにあるので導線が完璧だ。好き。

庭の湯さん、全体的にクオリティ高い。また行く。

埼玉スポーツセンターという名に相応しく、昨日はトレーニングをこなした後〆に伺った。

さて、こちらに対する情報は友人のホームサウナということとアクセスを調べるため公式HPチラ見した程度だ。
90年代を感じる懐かしい作りのHPから、てっきり街銭湯に毛が生えたようなもの程度だろうと思っていたのだが、とんでもないギャップがあった。

めちゃめちゃスタイリッシュやんけ！
黒を基調とした洗い場と内風呂、ロッカールームから覗く露天は何やら多様な面々が、小洒落た感じかつ綺麗に配置されている。

サウナはというとボナサウナ。
あら、いいじゃない。私ボナサウナ大好き！新しくちっとも痛んでいるところのないピカピカのサ室。人もまばらで居心地は悪くない。ただ、温度計は87度を差しているもののサ室の扉を開閉する度に室温が下がる。
12分計が一周すれども水風呂に入れるコンディションにならないので1セット目は16分。

水風呂は20度、深さがある。恐らく100センチくらいはありそうだ。気持ちいい。整いスペースは特にないが、ベンチがいくつか。内風呂と露天を繋ぐ縁側もある。縁側に腰をかけるも、整わず。まぁ気持ちは良かったのでヨシとする。

整えなかった一因として温度や成分や施設内を綺麗に保つためスタッフさんが常にあれやこれやをしていてややせわしないので、なんとなく自分のポジショニングができなかった。私は色んな面において構われすぎるとしんどく適度にほっとかれたいタイプ故、相性の問題ではある。図太いくせに変なとこナイーブだからソワソワしちゃう。

気分を変えて、２セット目は中段でじわじわ温まることを計る。
と、思いきやそこそこのキャパ的余裕はあるのに私のすぐ上の狭いスペースで寝サウナするおばさま...しかもマットとマットの隙間の何も敷かれてないスペースも存分に使っている、木が痛んじゃうよぉ。
なんだかサウナと向き合えない時間を10分過ごし虚しくなる、もういいやと諦めて温泉を楽しむ方向にシフト。

露天の源泉かけ流しの岩風呂へ。
ぼけーっと10分そこそこ温泉につかる。わ、ここ、肌がちゅるんちゅるんになる！質のよい温泉に細胞が喜んでいる。温度も低からず高からずで、優しくじんわりと暖めてくれる。ありがとう15歳若返った。

この後全ての露天を制覇。
サウナとは本日縁がなかったが温泉はとても良かった。美肌！

昨日のことであった。
帰ったらお風呂だ～！とルンルン気分で仕事を終え、足取り軽く帰宅してみたら浴室の電気が付かない。そういえば、私お風呂の電球変えたことない。変えようとすれども電球に手も足も届かず、何かしらに覆われているため種類さえ分からない...

私はサウナも勿論愛しているが、10キロの業務用バスソルトを米以上にストックしている程自宅のお風呂も愛しているのだ。快適な入浴ができない自宅なんて...と暗がりの中シャワーを浴びた。

そんな冴えない１日を過ごしたので、今日はどうしても銭湯に癒されたい。できればボナサウナでじっくり蒸されたい。水風呂はぬるめがいい。静かで媚のない所がいい。

というわけで大好きなこちらに来た。
作りは全体的に古めで昭和を感じるもののそれが逆に良い。レトロで実家のような安心感に包まれる。コンパクトながら寝湯、白湯、バイブラ、ジェットバス、薬湯と色んな種類のお風呂が規則正しく並んでいて、露天もある。

サウナは87度とそこまで高温ではないが湿度もそこそこありじっくりジワジワと蒸されるのが堪らない。
しかも本日貸し切り。最&高。
こちらはテレビはなくオルゴール音で色んなjpopが流れている。今日はスピードのホワイトラブが流れてたな。懐かしい。世代ドンピシャだぜ。
当初はテレビ派だったけど、こういった自分と向き合うサウナも悪くなく感じてきた。特に最近はテレビを見れどもコロナコロナで明るいトピックが少なく気が滅入るので、こういった優しめな音楽は邪魔にならず良い。

そして、なんといってもこちらは二種類の水風呂があるのだ。17度と30～33度。17度の水風呂は自宅風呂くらいのコンパクトな作り。30度は広めでちょっとした子どもプールくらいはあるかな。

水風呂がふたつあると多様な整い方ができる。私は17度で一旦冷やす→30度の水風呂の中で整うのが好き。これがまたファビュラスなんですわ。
ぬるめの水風呂の中で整うと、水に溶けるような水の仲間になったような、何とも言えない感覚になり、人魚ってこんな気分なのかなぁ、といつも思う。ぼんやりとプカプカ水に浮かぶ、それだけでこんなに気持ち良い。この瞬間だけ私はアリエルになれる。

12分を4セット。
からの薬湯と露天を堪能。ここの薬湯は草加健康センターと似ているので、毎回草加に梯子ワープしたくなる。

今日もいいお風呂だった。
さあ、電球どーしよ。

人に振り回されたり、時間に振り回されたり、自分に振り回されたりと、気分がジェットコースター状態。なんだか眠りも浅いし精神的にヘトヘトである。さて、こんな時は無心で身体を動かすに限る。という訳で朝5時から2時間ほど日課のジムトレを行い、ふと脳裏をよぎる。

毎回ジムの後サウナに入れたら最高だよなぁ～
・・・サウナ付きのジムってどうなんだろ

思い立ったが吉日。既にトレーニングを終えた後であるが、サウナ付きのジムを即効体験予約しこちらに赴いた。

なかなか活気のあるジムだ。
そこら中で井戸端会議が発生しており、恐らく地域の交流の場となっているのであろう。話に花があちこちで咲いており会話がハウステンボス状態。

まだ体力は残っているので、適当にステップミルをして丁度良い時間帯のエクササイズプログラムを受け念願の浴場へ。

バイブラ、人工温泉、露天がありなかなか広い。銭湯さながらだ。
サ室はというとそこそこ広めのドライサウナ。ガス遠赤外線のカラカラ系。サウナにマットは敷いておらず板剥き出し、セルフでサウナマットを敷くらしい。お風呂は割と人がいたがサ室には誰もいなかった。
とりあえず10分蒸し焼きになる。

水風呂は15度。なんかめちゃめちゃ気持ち良かった。全然冷たく感じず長めにいた気がする。循環はナシだけどそんなにサウナに入ってる人もいないしそこまで気にはならない。疲れた身体にじわじわと水が染みる。ベンチが内風呂に1脚、外気浴スペースに2脚。外でぐるぐると重めに整う。
その後8分8分の計3セット。

なんか非常に丁度良いサウナであった。

こちらのジム、スタッフさんも丁寧でハートフルな対応をしてくれるしコミュニティとしての機能も果たしているしでとても素敵な所であると思う。

一方、私のいつも行っているジムは対極に位置しておりトレーナーが誰一人見当たらず最低限のマシンが無機質に並んでいるだけ、客層としては地域のコミュニティなんていらねぇと言わんばかりに各々が己とのみ向き合いトレーニングをしていて、交流の気配なく殺伐とした空気が流れている。
そして、他所にいくことによりそんな空気を私はめちゃめちゃ気に入っていることに気づいた。

ジムはジム、サウナはサウナでいいかなぁと確認できた有益な１日であった。

今日はこちら竹取の湯付近で運動をする予定があり、真冬にも関わらず汗だくでヘトヘト。動きに動きまくって、体力ゲージは赤く点滅している状態。
サウナにべホイミかけられたい...ｯ！
そんな訳で、本日の〆はここ！と決めていた。

受付を済ませるとレトロなゲームセンターが右手に。岩盤浴が左手に。正面は吹き抜けになっており広々としている。これぞスパ銭。

とりあえず汗だくの身を清め、岩盤浴2セット。汗だくに汗だくを重ねがけしていくぅ。
しかし本日は同行者もいるため控えめに。高温に慣れきってる私の強靭な、いや、バグりきった身体に付き合わせると、人一人倒せてしまう。

そしてお待ちかね、本格的に浴場へ。
嗚呼、なんという空間の贅沢使い！

元々のベースが広いのもあるが、最近は広くとも色んな種類のお風呂を所狭しと敷き詰めている銭湯が多い中、広々とした空間に丸い炭酸泉と水風呂がポツンとあり、奥にバイブラや寝湯、ジェットバス。
余白が多く美しい。なにもない空間が解放感を胸いっぱいに味わわせてくれる。

サウナ脇には寝れるタイプととの椅子が3脚。ここで整うと絶対に気持ちいいという確信が沸く。

サ室も広々としており、下段には寝サウナできるスペースもある。心惹かれる部分もあるがそこは最上段のトロピカ、やはり最上段を陣取る。あまり温度が高くなくカラカラ気味だったので、いつものルーティン12分を過ごしたもののこりゃ長めにいないと整いそうにないなと思い延長3分、初手は15分。
からの水風呂、あまり温度は低く設定しておらず丁度いい塩梅。いい感じのととの椅子を陣取り、モワモワとした湯気の中でやさしい水の音が心地良くふわふわと整う。

そして次セット目は12分。3手目、12分たった頃にそろそろ出るかと思いきや光るストーン付近。
これはロウリュウか...?!いや、何もない。期待させるだけさせておいて、おいおい思わせ振りな女かよぉぉ...
と、思いきや前方にいた常連らしきおばさま方の会話に耳を傾けるとなにやらスタッフがロウリュウをするとの情報が。
程無くしてアロマ水の入ったバケツを持ったスタッフさん登場。思いがけぬラッキーに遭遇したので居座る。計17分。
案の定のぼせたのでそっこー水風呂、３手目は外気浴で整うことに。つめたい夜風に包まれる。

日常も、抱えたモノも、欲も、過去も、未来もぜーんぶどうでも良くなって、ただの地球の一部になれるこの瞬間が堪らなく好きだ。

本日も良いサウナに入れて幸せ。

朝のトレーニングを終え一息、時刻はまだ朝の9時を指していて一日が始まるのはこれからだ。そして本日予定が特にない、故に絶好のサウナ日和である。

という訳で、世界で一番愛している銭湯、スパジアムジャポンへ。
ここの施設はサウナーからの賛否両論が激しくはあるが、私はあんまりカップルが多いのも団体が多いのも気にならない。

二段ベッドゾーンでどちゃくそイチャついてるカップル見るとまぁビビるけど。笑
そこを除いては幸せが充満している空間なのでむしろ好き寄りだ。スッピンで汗だくになって、さしたる会話もせずのんびりと同じ時間と空間を過ごせる相手がいるなんて、素敵なことだよなぁ。
と、アラサーの独身女は思うのである。

そんなことはさておき、時刻は午後イチ。
ちゃちゃっと身を清めてまずはご飯。ここのタイカレー大好き！ココナッツの味が濃いちょっとドロッとしたタイカレー。

そして岩盤浴。ここは岩盤浴もつければ漫画も読み放題、更には岩盤浴ゾーンに持ち込みもできる。いくつもの岩盤浴の種類があって、どんなタイプが好きか己を知るにもピッタリだ。私は湿度高め、石じゃらじゃらの岩盤浴が好き。

そしてそして今回お目当てのグラウナ！グランピングサウナで、外にテントが張ってありセルフロウリュウができる。
新しくできたこれ、とっても試してみたかった。運良くここは空いてたので一人で1テント貸し切り状態だった。

入った感じそんなに温度は高くない。石はたくさんある訳ではないけど、アロマ水をかけて熱波師ごっこをする。外で空きテント探しをしているカップルと目が合う。

一人テント内でタオルをぶん回す気の狂った奇妙な女に映っただろう。すまんな。

気恥ずかしさと共にだんだん体感温度が上がってくる。定期的にアロマ水をかけタオルで空気を循環させると、なかなか熱い。
気づいたら汗だく。

水風呂はなくそのまま外気浴でクールダウンする設計。外にあるハンモックでゆらゆら。
芯から火照った身体に冬の風が心地よい。都会の喧騒から離れた大好きな銭湯で、目の前に広がる青空を独り占め。
なんという贅沢だろう。幸せを噛み締める。来て良かった。ここに来るといつも元気になる。

そして漫画よんだりダラダラしサウナへ。
ここの温度湿度のバランスとても好き。10分刻みでロウリュウあるのも良き。
水もしゃきっとしていて大好き。

何よりここは畳に寝っ転がって整うことができる。
しかもサウナーが少ないから畳は貸し切り状態で最の高。露天から見上げた長方形の夜空を見上げつつ整う。

サウナはいつも通り3セット。

夕方より大宮にて所用があるため、本日のお昼はutataneに行くと前々から予定していた。サウナチャンスは逃さない。

緊急事態宣言下ではあるが公衆浴場は自粛の対象ではないため、私は行くと決めている。
色んな意見があるとは思う。行かないという選択の方が恐らく正しい。しかし、本当の正解は各々が見つけるしかないのだ。皆、それぞれの事情の中で生きている。

かくいう私もコロナの煽りを受けている職業だ。こんな状況下なのでお客さんがいなくとも仕方がない。私一人でどうにかできる問題ではない。けど、そんな中来てくれるお客さんにはとても感謝している。なので、行く。勿論誰とも話さないし、対策は取る。
自粛という言葉が宙を舞っている。しかしその言葉の裏には人々の生活があり、仕事がある。私にとって銭湯は生きる上で必要な場所だ。なくなって欲しくない。だから大事な場所にはお金を落とさなければならない。今行けない人達へバトンを繋ぐためにも。と、思っている次第である。

◎サウナ
コタサウナとストーンサウナの二種がある。お目当てはコタサウナ。セルフロウリュウができる。一回目のコタサウナは、貸し切りだった。10分蒸し豚になり水風呂へ。
外気浴で露天に囲まれた四角い空を見上げながらこの冬の時期に全裸で気持ちよくなれるのなんて銭湯くらいだな、とキまった頭でぼんやり考えながら自然と一体化した。

コタ10分→ストーン12分×2→コタ10分の4セット。ストーンの方は14時にロウリュウがあるのでしっかり合わせた。

お風呂から上がってハンモックでゆらゆら。
このまま帰って寝たい。

今日はどうするかなと悩むも妙法湯へ。
今年初。

緊急事態宣言とのことで客入りはどうだろうと思ったがいつもとさして変わらず。

炭酸泉で10分余熱し、
12分蒸し焼き豚になる。
ここカラカラすぎて蒸しというよりは蒸し焼き。

12分3セットを華麗にこなし
炭酸泉フィニッシュ。

今日はなんだか水風呂がいつもより気持ち良かった。
帰り道に缶チューハイ決め込む。

大人の醍醐味。

サウナーになる前に行ったことがあるラクーア。あんまり覚えてない。
なので実質初めてと行っても過言ではない気がする。

岩盤浴は全体的に温度が低く一生いられる感じ。あんまり熱くないので寝ることもできそう。
ここなら私、住めるわ。エアコンつけてない夏程度でした。
可もなく不可もなく。

さてメインのお風呂へ。

ざっとみた感じ全ての導線が悪そうだ。
床がめっちゃ滑るので、ここで凶悪なモンスターが出たら走って逃げても死ぬし、
逃げない選択肢を取っても死ぬしどっちにしろ死ぬなと思いつつ
(そんなことはない)

サ室の扉をオープン。
ここは4種サウナがあるようだがとりあえず無難そうな水風呂横のタワーサウナへ。
80度と温度低め、湿度まぁまぁ。
可もなく不可もなく。

15分蒸し豚になり水風呂へ。ぬるい。
もはやプールなので泳ぎたい、
さて整うかと思うものの椅子遠っ。

次はセルフロウリュウのできるフィンランドサウナへ。
これは.....！！！いいサウナだ
温度は低めだが湿度が暴れている。
それもそのはず、皆扉をオープンする度にバッシャバッシャとセルフロウリュウに勤しんでいる。
例に漏れず私もやった。

そこそこ湿度があってもやりたいよな、超分かる。
ボタンがあったら押したいし、そこに山があったら登りたいし、
セルフでロウリュウができたら、水かけたいよな。

6分で蒸し豚、水風呂に直行するものの遠っ。
水風呂で冷しゃぶになったので、整いに外へ。いや遠っっ

この日はフィンランドサウナが気に入りすぎて、高い料金の元をとるべくあと4セットおかわりした。

あと２つのサウナの扉は閉じたままだ。
何故なら次回の楽しみにとっておきたいからだ。

なんてのは嘘で、正直フィンランドが気に入りすぎて忘れていた。

自宅からかなり遠いため、ようやく念願叶ってラッコに上陸できた
平日だし人も少なくてにじゅうまる。

まずは炭酸泉で身体を清め
サ室の扉をオープン。
これはなかなかの湿度高めアチアチ暴れ馬サウナ...！

身体がバグってるのか？ってくらい汗だくになる。
人間の6割は水分というけれど、体感その半分くらい出た。私の身体の水分3割なう。
俺は人間を辞めるぞ！ジョジョ。

中段あたりで蒸し豚になること6分。
水風呂に勢いよく入る。

え、この水風呂15度なん？？？余裕なんだけども？！
気持ち良すぎる～～
冷たいのに、冷たくなかったー！
夢だけど、夢じゃなかったー！

まぁ～～ガンギマリした。
草加健康センターは夢の国でした。
空を仰ぎつつ整う。草加と完全に一体化した。悟りが開けたわ。

その後6分、8分、6分、8分と合計5セットを華麗に決め込み露天草津フィニッシュ。

クソザコアラサー女だけど、サスケの呪印状態2みたいなあまみが全身に出てきた。
強そうだ。
今なら昔勤めていた会社のセクハラ上司だって黒歴史を刻んでくれた元カレ達だってミミズだってオケラだって倒せる気がする。

帰りはハイボール片手に至福の時を過ごせた。