kimo

2020.08.12

3回目の訪問

「平成13年宇宙の旅」

平成13年って何年前?と検索して出てきたのが、2001年。21世紀最初の年かと思った瞬間に頭の中に浮かんだのが、かの有名なSF映画の金字塔を公文書で記す場合はこうなるのかな?という妄想。

昭和生まれの自分には平成西暦変換は至難の業ですが、『湯けむり横丁』みはま がOPENしたこの年はNYのツインタワーに飛行機が突っ込んだある意味信じられない光景を目にした、そんな年でした。
それから19年、この施設の歴史も来月、9月6日で終わりを迎えるとの事。

妹からLINEでもらった閉館情報を一人帰省中、母に伝えると「もう一度行きたいねぇ」との事。酷暑の中、老いた母を連れて外をうろうろするのも憚られるので初めてTAXI配車アプリを使い、久しぶりに湯けむり横丁を訪れました。

タクシーを降りて入り口に向かうと、入り口の壁にも閉館案内の張り紙が。
かなり急に閉館決まったようで、理由は施設の老朽化やライバル店のOPEN、色々あるのでしょうが、やはりやつのせいで客足が減ったことによる決断なのでしょう。ほんと憎たらしいやつですね。

午前10時半過ぎに入館。今日は母もおりあまり長湯は出来ないので12時には湯から上がる事にして一旦解散。
浴室で体洗って髭剃ってを終えるとまずは露天にある東屋風の離れに向かいます。この施設ではここの炭酸泉が一番人気だと思っているのですが、私も雰囲気があるこの湯につかって天井を見上げるのが好きでした。
ゆっくり浸かって血流増加を感じつつそろそろ上がろうかと腰を上げると、隣にいたおじいちゃんから声がかかります
「今日は人が少ないねぇ。やっぱりやつのせいかな。料金も500円に安くなってるし。」
との事。おじいちゃんはまだこの施設が閉館する事を認識して無い様でしたので、張り紙が出ている事を説明して上げるとなんとも寂しい顔をしていました。なんかすべてが感傷的になってしまいます。それもこれもすべて憎きやつのせいだ。

今日は最後の訪問となると思いますので、炭酸泉、人工美浜温泉、替り湯、露天の日光浴すべてを楽しんでおきます。

また、最後にしっかりサ室も見ておこうと隅々までチェック。サ室の入り口はうれしいことに扉が二重になっており、出入り多くても室温は安定しています。
5段のタワー型(というかIMAX型)で現状はやつへの対策で半分の座席ですが、通常なら45席は取れそうな大箱。奥の壁面にあるTVをスクリーンに替えればミニIMAXシアターにでもなりそうです。
(続く)

kimoさんの湯快爽快『湯けむり横丁』みはまのサ活写真
kimoさんの湯快爽快『湯けむり横丁』みはまのサ活写真
kimoさんの湯快爽快『湯けむり横丁』みはまのサ活写真
kimoさんの湯快爽快『湯けむり横丁』みはまのサ活写真
kimoさんの湯快爽快『湯けむり横丁』みはまのサ活写真

  • サウナ温度 88℃
  • 水風呂温度 17.6℃
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