なか

2022.02.23

1回目の訪問

要町の住宅街の中にひっそりと佇む山の湯。
番台形式の昔ながらの銭湯だ。

浴室に入ると、中央にひょうたん型の浴槽がある。
手前が中温風呂、奥がジェット有りの高温風呂。高温風呂は熱すぎて入れなかった。44℃はあるのではないか。

無料のスチームサウナも併設されている。
よもぎ漢方スチームサウナで、8種類の薬草の成分により、新陳代謝が活性化されるらしい。
サウナ室にはほんのりシナモンの香りも漂っていた。
水風呂は無いため、カランの冷水や立ちシャワーで代用することになる。


どうやらこの銭湯は5月15日をもって閉店するらしい。

たしかに、タイルのひび割れが目立ち、サウナ室内のタイル絵は塗装が9割方剥がれ落ちるなど、老朽化が目につく。

一方、浴室壁の立山をモチーフにしたと思しきペンキ絵やタイル絵(モチーフ不明)は非常に立派である。
立ちシャワーのタイルにはラクダやピラミッドなど砂漠の情景が描かれており、とってもかわいらしい。
随所でデザインにこだわっているだけあって、なんとも残念。

初訪問の人間があーだこーだ言えた話では無いが、公衆衛生を支えるインフラがまた一つ姿を消してしまうのはなんとも寂しい限りだ。

なかさんの山の湯のサ活写真
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