黄金湯
銭湯 - 東京都 墨田区
サウナ激戦区の錦糸町で戦う銭湯。
黄金湯はメディア露出も多く、ずっと前から気になっていたサウナの一つである。
しかし、「混雑は嫌だな…」という懸念が頭をよぎるたびに他のサウナに行ってしまっていた。
今日はそんな懸念は無視して、「平日の15時なら空いてるはず！」という根拠のない自信を胸に、錦糸町へ旅立った(片道50分弱の旅)。
銭湯は、コンクリートと暖簾が印象的な存在感を表していた。
券売機で「入浴＋サウナ 970円」と「タオル大小 200円」のチケットを買い、靴箱の鍵とともに番台さんに渡す。
非常ににこやかな番台さんで、サウナに入る前から、ここの人気の理由が垣間見える。
更衣室は特記するようなことはないが、昔ながらの体重計があり、なんだか乗りたくなってしまう。
どうやら改装前のものをそのまま使用しているらしい。私が生まれる前のものであるにもかかわらず、どこか懐かしさを感じられた。
浴場に入った瞬間の印象としては「思ったよりも広くないな…」というものだった。しかし、これは自分の無知さによるものだったのである。
髪や体をしっかりと洗い流し、いざサウナへ。サウナはこちらと書かれた扉を開けると、そこには銭湯という名前からかけ離れたモダンな空間が広がっていた。
黄金湯を雑誌とネットという静止画と文字の世界でしか見たことなかった私は、その立体感に数秒間立ち尽くしてしまった。
我を取り戻し、早速サウナへ。
今日はサウナハットデビューなので、慣れない手つきでサウナハットを被りながらサウナに入る。
暑い、しっかり暑い。
オートロウリュの頻度もちょうどいい。
サウナハットすごい、頭全然熱くならない。
サウナを出ると目の前に15℃前後の水風呂。外気浴スペースにはチェアと足置きもある。
なんだこれ…最高じゃないか…
最高に空いてるし、全てがどうでも良くなるコンディション。
これ以上のことを文字に表すのは不可能なので、ぜひ行ってみてほしい。
誰が何と言おうと都内最高の銭湯サウナ。
錦糸町が近かったら週100で通ってたわ。
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