高砂湯
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
19時頃に到着。脱衣して引き戸を開けると今まで訪れた数ある銭湯とは一味違う視覚が広がる。暖かく明るい照明と水色のタイルと壁面、蛇口のハンドルのぱきっとした赤と青。メインの浴槽の中心が赤く光り泡立っている…!一目見渡してわかる清潔感。漂う空気すらも綺麗な感じ。平成生まれだが、幼い頃どこかで触れたような昭和のにおい。
思いのほかガラガラだったが、1セット目が終わる頃にはちらほらと洗い場も浴槽も埋まり始めた。1時間少しの滞在で、サウナを利用している人は10人中3人ぐらいの割合。
サウナの熱さは90度とやや控えめで、ゆっくり居られる。じわじわと汗が出てくるのが心地よい。サウナ初心者の自分は他所でもつい上段を攻めるが、中段や下段の良さってこういうことかも?と気づいたり。なんといっても特徴はリラックスできそうな音楽がサウナ内に流れていること。すべてインスト曲で、70年代の歌謡曲っぽいものだったり、未来少年コナンが大地を駆けているときに流れそうなものだったり、癒しを狙いすぎてないところが興味深かった。(テレビが苦手なので好感もてました)
水風呂はバイブラで19度の表示より体感はしっかり冷たい。露天風呂は写真で見た期待を裏切らない景観で、夜もいいけど晴れた昼に煙突を見上げたいな。外気浴には冬の強風がちょっとつらかった。サウナがさほど高温ではないので、もしかしするとこの季節なら水風呂浸からずにかけ湯だけして外気浴がよかったのかも。露天風呂は熱すぎず無限に入れる感じで好き。
☆結果的には、4セットやったんですがうまく整うことができませんでした。たぶんこう、わかりやすく整う!みたいなタイプの場所ではないのかも。なにせ初心者なので僕の塩梅が下手だったのもあると思います。とにかく、セオリーなんかよりも自分のその日の身体がどうやったら悦ぶかをイメージするのが大事だと気付けました。
サウナどうこうというよりも、ひとつの銭湯としてすごく素敵です。心が静かに休まるので、また時間がたっぷりあるときにじっくりゆっくり堪能しに行きます。
男
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